オジサンはブラックソックス
大リーグのレッドソックスvsインディアンスの試合を、原稿をそっちのけで、朝9時から茶の間に居座り、ウッシと観戦していたのだが、どうも試合に熱中できない。
今日の松坂は、確かに懸命だった。
息を呑んで一球一球を眺めるシーンもあったのだが、ヤンキースの松井・およびヤンキース自体を見ているときとは何かが違うし、ダービーや天皇賞を見るときとは程遠い。
オレは松坂を嫌いなんだろうかとも思ったりするが、心当たりはない。
社会人として晩年に入りつつある、“白い靴下は、もう似合わない”(作詞・松任谷由実 唄アグネス・チャン)、レッドソックスも合わない、臭いブラックソックスのオレ。
しかし、同じようにジャイアンツにいたときの松井に対しては、醒めた感覚だったのを思い出す。
我ながら、人の心持ちって不思議だ。
その結論は、ワールドシリーズのロッキーズの松井稼と松阪の対戦を見てから、改めて考えようと思っているが、松坂のヨメさんと、十年近く前の有馬記念で、実物を見たのと関係があるのかね?
なんて、今週は意外に仕事が少ないことに気づき、そう思うと朝の目覚めもスッキリ。
大リーグ観戦の合間に、何気に冷蔵庫を開けたら、鶏モモ肉が4枚鎮座していた。
先週夕方のニュース放送の合間の料理教室もどきで、鶏肉の竜田揚げの作り方云々をやっていたので、レッドソックスが7回で勝負を決めた頃合いを見計らってチャレンジ。
醤油を入れすぎ、かたくり粉が足りず、べトッとした竜田揚げとなったが、ビールとともに、とりあえず腹の中には入った。
菊花賞はロックドゥカンブからの馬単流しで惨敗。
UHFブースの隣りで、フライデー・チームと観戦していたが、くらたまも酒井一圭サンも不発。
来週のフライデーは、情けない顔をした丹下日出夫の写真が掲載されるに違いない。
隣にいた、爆笑問題の田中サンも不発だったけどさ(笑)。
夜の府中で、なんだか中途半端な味の酒を飲む。
“風来坊”という、いい店をみつけ、ジュリーの「サムライ」だけは、しっかり歌ったらしいが(記憶なし)
しかし今週の天皇賞は違うぞ。
なんたって、本命はカンパニーだからな。
週刊誌やメディア等々、気合を入れて原稿を書きまくったが、出来映えにウットリ。
なんか、当たるような。大もうけするような気がするんですがね…。