「投票できないよ」
暇人というのも結構大変なものである。
オリンピックが終わり、日本人選手のイライラ活躍が終わったと思ったら、今度は福田首相の退陣騒ぎだ。
これでテレビは朝から晩まで自民党の総裁選をぶん流している。
ああ、またイライラする期間が続くのか。
だが今回のマスコミどもの動きはいつもと違うらしい。
いろんなところで、郵政選挙のときのように、刺客や対決といった劇場型選挙を演出してしまったことを反省し、冷静に追っていくようなことを言っていた。
そんなこといつも言っているような気がするのだが。
やはり同じだった。
本命麻生の対抗馬は誰なんで。
裏で暗躍しているのは、大穴が立候補する……。
全然冷静じゃないだろう。
総裁選を伝えるなら、立候補が出揃ってから、それぞれどんな政策を持ち、これからの日本をどうしようとしているのか、それを我々に伝えてくれればいい。
何も、誰と誰がくっついたとか、あの派閥 が割れているとか、そんなことは我々には関係の無いことである。
そういったことをいちいち伝えてストーリーにするから、国民が勘違いを起こし、面白いとか見栄えがいいとか、わけの分からない理由で選挙時に投票をしてしまうのだ。
今日も某競馬の好きなスポーツ紙を見ると、「派手な総裁選となりそう」、「本命もウカウカしていられない」など、すでにお祭り状態だ。
さらに「民主党は国民からますますおもしろくない政党と思われるかも」ととんでもないことを書いている。
おもしろいとか、おもしろくないとか、政党とはそんなものではないだろう。
でもこれにはわけあって、なんと民主党議員自身が「民主はおもしろくない」、「民主にはああいう人(キャラが立っている)人がいない」と不安になっているという。
ここの議員も大丈夫なのか?
近いうちに解散総選挙が行われると噂されているが、この状況でいったい誰に、どの政党に入れろというのか。
その点、競馬は楽なものだ。
新潟2歳Sには私のPOG馬ダイワバーガンディ、カヴァリエの2頭が出るが、馬券を買うとなると少し人気先行のイメージ。
といっても他の有力馬は他の人にPOGで持たれているから、馬券を買うのは憚られる。
今回は投票しない(馬券を買わない)つもりだ(といいながら、当日になるとセイウン、バンガロールから買うと思うが)。
選挙も投票したいヤツがいないということで、該当者無しのような項目をつくってくれれば楽なんだけどねえ。