丹下倶楽部

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働きマン ごくろうさまでした

 夏から初秋にかけて、栗岩太郎クンとスイスのマッターホルンを見に行ったり、白馬連峰の別荘で休暇をとったこともあって(ホントかよ)、9月の中山は全休。

 皐月賞から朝日杯まで、半年以上中山を訪れていなかったことになるが、とりあえず毎日新聞という新しい席もあり、毎日の競馬編集局の松沢キャップや、朝日の有吉サンと、普通にベタベタしながら競馬。

 久しぶりとはいっても、いつも通り、競馬場は噂話で賑やか。

 こうした噂好きは、芸能界には負けるだろうが、果たして競馬の世界だけなのか。それともプロ野球やサッカーの世界も、話好きな人がいっぱいいるのか。

 ワタシには、よくわからん世界だが、おお。パドックを見て、何気に5Rで三頭を選んで買ったら、アドマイヤジェットの単勝と3連複が当たってしまった(980円と4560円)。

 3連単は、あと1点買っていれば当たったのだが(2点買い)、オレって天才。

 3レースに2回くらいは、馬が見えるときもある。

 お昼休みは、ちょいと写真撮影。

 人気のないソファーでニコパチやっていたら、ひょっこりと鈴木淑子サン。

 5レースの馬券を見せびらかそうと、傍にニジリ寄ったら、

 「そんなこと言ってる場合じゃないのよ。フジの競馬中継の構成作家の笠野さんが、土曜日に競馬場で倒れて、意識不明の重体なのよ」。

 ええ〜。笠野サンが!

 競馬マスコミ外の方は、ほとんど馴染みがないのでしょうが、笠野さんは十年近く前から、フジの構成作家であるとともに、あらゆるデータを、マスコミ各社に作成・配信。

 競馬週には、その週達成されるだろう、騎手や種牡馬・生産界の記録やデータ——競馬当日も、どの種牡馬の仔が初勝利を挙げた云々、1レースごとに、新しい記録が生まれるや否や、文書に起こし、即テレビ局や新聞社等々のマスコミに、自身の足で配って歩いていた人でした。

 過去より現実より未来が大事な、アナログの競馬予想家であるワタシにとっては、彼のデータとリンクすることは、あまりありませんでしたが、ア・ラ・カルト的なその膨大な知識は、マスコミに重用され、時には彼の作成するデータを、自分が調べたかのように、データ作戦や消去法的に、あちこちで流用・転用する、知ったかぶりがいたりもしたっけなぁ(井崎センセとは、またデータの質が異なるので関係ないけど)。

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 なんて、いつもいつも競馬場を走り回る彼に会うたび、

 「仕事しすぎちゃダメですよ」と言うと、

 「丹下サンこそ、原稿書きすぎ。仕事しすぎ」と笑っていたが、年も同じ50歳。

 福島や新潟の帰りの新幹線のホーム内や社内で何度か、二人だけで「お疲れさん」と、地ビールで乾杯したり、車中お酒を飲みながらアレコレを語ったこともありましたが、マジメすぎる人で、ホントに働きすぎだよ。

 訃報の傍らの新聞記事をふと見ると、世の中には、いざ法廷に立つと、自分のやった罪さえ認めず、事実や調書とまったく逆の証言をしたりする、モラルのない人間もあふれているが、彼は清潔な人だったなぁ。

 心から、ご冥福をお祈りいたします。

 競馬を終えた日曜日。千葉系の競馬場周辺の凶悪飲み屋オヤジたちから、

 「丹下、競馬場にいるって聞いたぞ。帰りに顔を出せ」

 と、メールや電話がワンサカ来たが、久しぶりの中山詣で、なんか疲れた。

 何故か一茶庵のカモ鍋が無性に食べたくなり、1時間少しほど蕎麦屋サンに寄り、あとは真っ直ぐ帰宅。

 最近、何か美味しいもの食べたいなと、そればっかり思っているが、PRCの同い年のSサンも、「オレもそう」だって。

 水・木と打ち合わせ。

 週末の金曜日は、前回告知した通りエクウスのイベントもある。

 前倒しで、月曜日の午前中から原稿書きまくり。

 あっ。グリーンチャンネルの、来年上半期の中継出演の日取りがファックスで送られてきました。

 GⅠじゃない、あまり人の見ない日曜日に、月一回くらいでソッと出演する予定ですが、先週のGCを見てくれた井崎センセ。

 「よかったよ。素晴らしい。毎週出なさい」だって。

 面と向かって褒めてくれたのは、センセだけだったりするが(笑)、師匠のヨイショは、ホント天下一品。

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