シャカシャカ歩きになりますように
気温が下がるに連れて、脚も突っ張る。
チクチクではなく、ズーンと骨身に染みるような痛さが襲ってきたが、人間の身体って、思った以上に季節に敏感なんだなぁ。
これもニ三日すれば、気温に適応するようになるだろうが、週半ばからアチコチ走り回っていたので、さすがに土曜日の朝は疲れがどっと出てしまった。
しかし、午後から競馬場内でインタビューが二本ある。
会社に行って、競馬場までトンボ返りとなると、倒れてしまうかも(笑)。
風呂でも入って、温めてから競馬場に直行するしかないのか。
三田祭で、田中勝春ジョッキーも、冬は腰が痛くて嫌だなぁと言っていたが、あの後、調整ルームでストレッチでもしたんでしょうか。
働くお父さんは大変だ(笑)。
なんて、馬券が当たると、急に動きがシャカシャカと速くなったりするのも人間だが、土曜日は、JCダートは普通にヴァーミリアンで大丈夫。
23日放送のテレビの“明日の丹券”で、
「当たったら、みんなでヴァーミヤンで祝勝会じゃ!」
というギャグもカマしてきたことだし、勝ってもらわんと困る。
その前に、5レースのコスモコンテンダーで、コッソリと大穴狙い。
最終のポンテペルレで、ズンといきますか(レゴラスも頑張れ)。
というワケで、日曜日のJCのアレコレは、続きをクリックしてね。
【ジャパンC】
昨秋のJC・有馬記念は、尻すぼみに終わったメイショウサムソン。
原因は、3分3秒4という、菊花賞史上でも3本の指に入る、熾烈な乱ペースを勝ちに行った、その反動にあったように思う。
立ち直りを図った今春。天皇賞で改めて素材の在り処を見せ付けたが、それでも当時は、坂路調教では、脚をバタつかせたりしてフットワークに乱れもあった。
しかし、今季は苦手?の坂路でも、一糸乱れぬ脚捌きで回転もスムーズ。
他馬の多くがアクシデントに泣いた天皇賞でも、瞬時に前を捌き、余裕の楽勝。
鞍上の視野の広さも、もちろんあるだろうが、パワーと同時に瞬発力も手に入れた。
レースに余裕のあったぶん、磨耗もストレスもない。
一番いい状態で、次のJCへとステップも踏めたし、元より2000mよりは2400mの底力勝負型のミドルディスタント・ホース。
力勝負の追い比べも望むところ。
GⅠ連覇へ驀進あるのみ。
対抗一番手はポップロック。
前走の天皇賞は、道中細かなロスもあって、位置取りもポジショニングも後手後手となったが、大勢が決着したあととはいえ、ゴール前の伸び脚は距離延長のJCでこそを思い描かせた。
グレードが上がれば上がるほど、燃えるペリエ。
混戦の二着争いを割ってグイと浮上。
アドマイヤムーンは、やはり2400mが微妙だ。
パーフェクトに乗っても、さてサムソンを交わし切ることができるか。
惑星として、ヴィクトリーにもう一度拘ってみたい。
同タイプのコスモバルクを、二枚腰で二着に持ってきたこともあるルメール。
全能力を発揮しさえすれば、ウオッカとも遜色ない素質ありと睨んでいた馬だけに、たとえウオッカが完調でも、連下上位におくつもりだった。
インティライミは、ブリンカーとディープと同様の、接着蹄鉄を使用して今季充実。
ただ、ダラダラ坂の東京で、長い脚を使えるかどうか。
前二走の瞬発力は認めるが、ゴール前詰めがフワリと甘くなるシーンも考えられる。
一か八かで、ビッシリと追ったウオッカ。
故障箇所をみると、右回りの伸びがもう一つの理由付けができたし、左回りはダービーの33秒フラットの脚で適性を証明済み。
しかし、あくまで一か八か。
連下以上には置けない。
アルティストロワイヤルは、サラファンとのコンビで有名な、腕利きのドライスデールが管理。
先週のマイルCSを走った帯同馬まで用意して、かなり戦略を練ってJCに出走。
一発あるぞ。
◎メイショウサムソン
○ポップロック
▲アドマイヤムーン
☆ヴィクトリー
△インティライミ
ウオッカ
アルティストロワイヤル
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