ただいま、山田乗男さまよりご紹介にあがりました栗岩です。
その日は錦糸町で「決起集会」をやりました。
冒頭、店のバイト君が敷居につまづいてジュースをぶち撒き、管理人Hのズボンがびしょ濡れになりました。
彼は、「ちょっと失礼」と言ってズボンを脱ぎました。
上半身はビシッとしたシャツにネクタイにスーツの上着。
対して、下半身は柄パンに裸足。
こういうユニークな格好で、Hは乾杯の発声をしたわけです。
女性も参加しているというのに不潔さを感じさせないところが、彼の育ちの良さでしょう。
乾杯の後、ものの数秒で、丹下は「あわび、見っけ」と言って、電光石火の速さで箸を伸ばしました。
数少ないあわびを、一番の先輩格である丹下が食った。
しかも、あわびの肝さえも彼の胃袋に早々と納まりました。
みんな、あわびには気づいていたのですが、まさか肝が用意されているとは知らなかった。
私は見ていました。
乾杯前にあわただしくしているときに、丹下はそーっと、しその葉で隠していたのを。
数々の修羅場を生き抜くということは、こういうことを言うのでしょう。
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