丹下倶楽部

丹下日出夫が監修するPOG(ペーパーオーナーゲーム)最強情報サイト

facebook RSS2.0

丹下の懺悔

おいっちに~

野川沿いの、武蔵野公園を歩いてみる。

 

コロナ騒動云々ではなくて、

かなりの筋力不足。少し歩かないとまずい。

 

子供時代に見た、おじいさんたちの

気持ちや肉体がよくわかる。

 

ワタシより、ちょっとだけ上のような気もするが、

同じような、じいさん、ばあさん。

それもカップルが、いつもの倍以上に、

公園を歩いている。

 

子供もたくさん。きゃっきゃきゃっきゃ。

 

緊急事態宣言は出ていますが、

広い野っぱらの公園、

みんな意識し、離れているから大丈夫。

 

50人にひとりくらい、

ラジオを聴きながら歩いている人に出くわす。

なるほど、ラジオかぁ…。

 

先週の10日、今週17日と、

「鈴木淑子の地球は競馬で回っている」に

出演予定ですが(夜20:30~)、

ラジオも電話収録。

でも、番組は、こうと決めれば。

新しく機材など整え考えなおせば、

いろんなやり方もあるのではないか。

 

テレビだって、そうだろう。

もう、コロナ前の撮影や番組造りはできない。

後戻りは、一年たっても、たぶんない。

 

技術的要素を見直し構築し、

新しい手法を展開するしかない。

 

競馬は、パドックの輪の中に、

何本か柱を立て360度カメラを設置、

好きなように馬を見せる、

視聴者も見ることができる。

騎手のヘルメットに

超小型のカメラを埋め込み、レースを見せる。

コースのラチ沿いに、

何台もどんどこテレビカメラを設置する。

 

いくらでもできる。

 

無料のオンデマンドもぜひ。

テレビと音声でどんどん交流する時代になる。

 

多くの方がコロナで入院など余儀なくされています。

 

手術のあと、大きな病気のとき。

相撲、競馬、高校野球、プロ野球、大リーグ。

 

ふと、目にするテレビで、

何かしら明日や明後日を考える。

 

競馬は意外と、かなり、

病気の人たちの役に立っていると思います。

 

ジョッキー、関係者のみなさん。

よろしくお願いします。

 

《現在の人気ランキング順位は?》
04.17.2020

見聞きし そして忘れず

テレビニュースを、1時間以上見た。

 

漏れがないよう、こんな時間、

ニュースを見聞きするのは、

生まれて初めてかもしれない。

 

新型コロナを、しっかりと理解しないと。

 

普通の人にも変な人がいるように、

医者にも変なおじさんがいるかもしれない。

でも、医者は立派だね。

医療に従事するひとたちには、

ホントーに頭が下がる。

人は、世のため人のために生まれてこないと。

 

桜花賞の開催は発表されているが、

油断できない日々が続く。

 

しかし今年のメンバーは、強く、楽しい。

というか、毎年強い牝馬が、

数を多くしながら現れるけど(牡馬も)。

その子供たちがまた、

さらに強くなって競馬場にやってくる。

5年先、10年先の未来を

同時進行で毎週のように考える、

この連続性が競馬だと思う。

 

丹下厩舎は、レシステンシア、サンクテュエール、

リアアメリアの3頭出し。

何年かたってまた、

この牝馬の仔たちをPOGで指名できたらいいね。

 

本日10日、金曜日夜。20:30分から、

ラジオNIKKEの「鈴木淑子の地球は競馬で回ってる」に、

電話出演予定。

 

台本に、「丹下さんの牝馬の第一位候補は

リアアメリアとあります」と書いてあった。

 

桜花賞の本命じゃないって、どういうこと?

――淑子さんに突っ込まれそうですね。

 

昨年を振り返って、丹下P太郎に、

「丹下の懺悔」を3回にわたってまとめてもらいましたが、

2歳世代も、おもったよりしっかりと、

8割方いろんなものが見えてきました。

 

台本は完成。丹下倶楽部を中心に、

もうすぐアレコレ展開しようと思います。

 

《現在の人気ランキング順位は?》
04.10.2020

あのGⅠ馬の指名理由は!? 「丹下のザンゲ」(21〜30位編)

P太郎 昨年丹下師匠が推奨した30頭の成績を振り返る「丹下のザンゲ」。最終回は21位から30位までを見ていきます。(成績は3月23日現在)

丹下 はい、よろしくお願いします。

 

 
P太郎 まず21位はダイワメジャー産駒のシーズアメジャー、ここまで未出走です。

丹下 ものすごい自信あったんだよ。去年、この30頭の原稿を書いていた時期はすごく状態は良かった。でもその後ノドに疾患発生、手術。それを乗り越えて、デビュー目指して時計も出ていたんだけど、それもまた延びてしまった。下の2歳馬も1歳時に、ちょっとしたトラブルがあったみたいですが、ぜひ乗り越えて欲しいもんです。

P太郎 程度にもよると思いますが、アクシデントがあった馬の指名は悩みます。

丹下 まさにそれが当てはまるのが、22位のレシステンシア。1歳時のキャロットツアーでみんなに「オークス勝てる!」と吹きまくったら、稀代のスピード馬になっちゃって(笑)。

P太郎 GⅠを勝ったんだからどっちでもいいじゃないですか。

丹下 自信はあったんだけど、ドラフト前に骨片除去手術をしたと聞いて、本当は10位ぐらいに押し込む予定を、「POG期間に間に合わないかも」と思い、この順位に下げちゃった。シーズアメジャーと似たような経緯だけど、明暗が微妙に分かれちゃったね。

P太郎 レシステンシアの血統は上のミッキーブラックに続いて、2年連続推奨していますね。

丹下 母のマラコスタムブラダは新しい血統で、比較的情報が出回ってなかったので、あちこちで無事指名できた(笑)。各POGで現在どこでもトップ、まさに天使。桜花賞も頑張ってほしいなあ。2歳馬はセレクトセールで2億4840万円、1歳馬は1億7280万円で落札されていて、当然これら2頭も注目です。

P太郎 ドラフトで奪い合い必至ですね。続いて23位はロードカナロア産駒、ブライドグルームです。

丹下 実は30頭のうち、カナロア産駒はこの1頭だけなんだよ。初年度、2年目が走ったので、カナロア産駒はドラフトでも人気だったようだが、次の世代は若干駒落ちが見えていたんだよね。それで気に入った馬を1頭だけ指名しましたが、すみません、まだ勝てていません。

P太郎 去年のこの「ザンゲ」の収録で師匠が「ロードカナロア産駒の次(現3歳)の世代は、アーモンドアイやサートゥルほどの馬は出てこないかも」って言われたのが印象に残っています。

丹下 言ってた!? それ書いといて(笑)。

P太郎 昨年は紙幅の関係で、残念ながらその部分が掲載できなかったんです。今年からはWEB公開なので、ノーカットでお伝えできるのも嬉しいですね。カナロア産駒は2歳世代はどうですか。

丹下 ぼちぼち(笑)。その下の1歳世代からロードカナロアのブレイクが始まると思う。

P太郎 肝に銘じておきます。続いて24位はギルデッドミラー。既に2勝しています。

丹下 芝1600mのデビュー戦を差し切った時は「おっしゃ、桜花賞だ!」と思ったけど、まさかオルフェーヴル産駒の短距離馬になるとは(笑)。よく考えたら半兄にミラアイトーンがいるんだよね。とりあえず2勝してくれてホッとしました。葵Sあたりでさらにポイントを稼いてくれれば言うことなし!

P太郎 タイタンクイーンは毎年話題になる血統ですね。

丹下 現1歳馬(ディープインパクト産駒)にものすごいのがいるよ。1年先だけど、お楽しみに!

P太郎 今年じゃなく来年のドラフトのためにも覚えておくことがいっぱいですね。25位はつい先日、初勝利したフアナです。

丹下 デビュー戦はアドマイヤビルゴの2着だった。「〇〇に負けたから、この馬も強い」という言い方はあまり好きじゃないけど、この馬に関して言えば、それが当てはまるんじゃないかな。この血統はお母さんも一族そのものが好き(笑)。毎年指名しているので、今年も1頭入れようと思っています。

P太郎 師匠のグレースアドマイヤ系への愛情が伝わってきます。続いて26位は、こちらも良血ダブルアンコールです。

丹下 ドナブリーニも好きです(笑)。この馬はちょっと小さいけど、ドナブリーニやジェンティルドンナは、サイズが大きい仔のほうが走る気がします。

P太郎 この辺りの順位は師匠の愛があふれています。27位はデビュー勝ちを収めたアルテフィーチェ。

丹下 アルテリテの仔もひとめぼれ(笑)。デビュー戦でチークピーシーズをつけていたのを見て「あれれ?」と思ったけど、勝っちゃった。しかもフォーリーで勝ったってことは相当強いかもしれない(笑)。

P太郎 続いて28位はヴィルシーナの仔、レヴィオーサ。ここまで未勝利です。

丹下 今年の2歳馬は走るらしいよ。早期デビューという話もある。佐々木オーナーはいつもファンのためにわかりやすいコメントをしてくださる。レヴィオーサの時は「すぐ勝てる」というようなコメントはなかったけど、2歳馬は早期活躍の可能性を示すコメントをしていらっしゃる。ドラフトでも人気になりそうだが、われわれも応援しています。

P太郎 29位はファンディーナの半弟、レヴドゥギャルソン。

丹下 ファンディーナを皐月賞で本命にしたワタクシとしては、一発勝負は打ちたい。今デビューに向けて移動しているので、期間中に勝ってくれたらうれしいね。ちなみにディープ産駒の2歳の弟も一緒に移動しており、こちらも注目です。

P太郎 最後の30位はアルディエンテでした。

丹下 30位にちょうどいいでしょ? 2200mの長い距離を使って2着、2着で4月5日に初勝利。秋にはライスシャワー、ソングオブウインドになっているかな? 指名したのはツアーで目が合ったから(笑)。

P太郎 最後の最後でその理由ですか!?(笑)

丹下 30頭の中で5頭ぐらいは、趣味とか、目が合ったとか、入ってたりするんだよ(笑)。

P太郎 衝撃発言も飛び出しましたが、一気に30頭を振り返りました。

丹下 反省材料はあります。牡馬ではコントレイル、サリオス、マイラプソディが入っていなかった。それをそのままにしてはいけないね。今年は6月の最初に出てくるステルヴィオやサリオスのような馬は、逃さずに紹介したいもんです。

P太郎 POGファンにとっては、デビューが早くて勝てる馬は最高なので、その情報は楽しみです。

丹下 今年はアレとコレとソレかな(笑)。モーリスやドゥラメンテの仔でも早期稼働型がかなりいますよ。

P太郎 振り返って牝馬はどうですか?

丹下 レシステンシアとリアアメリアは入れていたけど、マルターズディオサとミヤマザクラが入っていなかったのが反省点。「一家に一台、ミスパスカリ」だね(笑)。桜花賞も本命だぁ~! 皐月賞とダービーはコントレイルかも(笑)。

P太郎 指名馬じゃなくていいんですか?(笑) では最後に来年に向けての抱負を。

丹下 振り返りの途中で、来年に向けてのポイントもいくつかご紹介しましたので、そちらも参考にしてください。今年の3歳はポイントを稼いでくれる堅実な「秀才、努力型」が多かったかな。来年は活躍馬をさらに上位で推奨できるよう、天才を見つけ出して頑張ります!

■「丹下のザンゲ」(1〜10位編)
■「丹下のザンゲ」(11〜20位編)

《現在の人気ランキング順位は?》
04.09.2020

クラシックを目指す「あの馬」が登場 「丹下のザンゲ」(11〜20位編)

P太郎 昨年丹下師匠が推奨した30頭の成績を振り返る「丹下のザンゲ」。今回は11位から20位までを見ていきます。

<前回の「1〜10位編」はこちら!>

丹下 よろしくお願いします。
 

 
P太郎 まずは11位のヴァンタブラックですが、ここまでダートで1勝です。

丹下 早期デビューの予定がなかなか前に進まず、「あれっ?」と思ってたら、実はダート馬でしたか(笑)。最初はそうは思わなかったんだけどなあ。この前の沈丁花賞も惜しい2着だったし、期間中にもう1つぐらい勝ってくれそうだね。一発狙ってスケベ心出して、順位を上の方にしたのは、ちょっと申し訳なかったね。

P太郎 12位はスパングルドスター。3戦目で初勝利を挙げました。

丹下 ソウルスターリングの夢の続きをみたくてつい(笑)。目がキョロキョロしてるから、まだ子どもかも。

P太郎 13位はデゼル。先日デビュー戦を快勝しました。

丹下 12位、13位と社台Fの次期主力基礎牝馬が並んだね。デゼルは骨折してクラブで再募集かけた馬なので、デビューが遅くなるのはわかっていたけど、いや強かった。トライアル勝って、オークスに行けたりして。

P太郎 14位はアブソルティスモ。2勝を挙げています。

丹下 ドラフトで関東馬なら1位、全体でも2位以内で消えるような馬だと思うけど、ダイワメジャー産駒なのでこの順位に。マイルで堅実に稼いで、NHKマイルCで3着ぐらいに入ってくれるといいね。2歳の弟はキンカメに戻ったけど、レイデオロやレイエンダと比較して…。おっと、ここから先はまだ言えないな(笑)。

P太郎 続きは丹下倶楽部の2歳馬情報でチェックしていただくということで(笑)。15位はサトノフウジン。こちらも現在2勝です。

丹下 プリンシパルSに出てくるんだっけ? この馬はすごいよ。マイル仕様に見えて距離が持たないディープだと思っていたんだけど、意外にも成長が早かったなあ。

P太郎 2歳に全妹がもいますね。

丹下 今後も指名しなければいけない血統だと、改めて思います。今年はディープ産駒には驚かされることが多かったね。現2歳が実質最終世代に近いと思うが、その経験を生かしたいもんです。

P太郎 16位は現在1勝のダノングロワールです。

丹下 セレクトセールで見た時に筋肉がムキムキでボディービルダーみたいな馬体だったんだよ。距離や瞬発力、どう成長するかが全くわからない謎のハーツクライ産駒(笑)。兄のサトノエターナルが小さかったのに、弟がすごい馬体になっていたので興味が湧いて指名しました。2400mで勝ち上がったから、菊花賞とかに出て来るかもしれない(笑)。

P太郎 17位はアルジャンナ。重賞でも好走しています。

丹下 この馬はダノングロワールと対照的に意外とホネホネ系(笑)。思ったより成長がゆっくりでした。東スポ杯(2着)もこの馬なりに成長していたと思うけど、相手に1頭、全然違うレベルの馬がいたのが残念だったね。

P太郎 勝ったコントレイルは別格でした。

丹下 淑子さんと東スポ杯を見に行った時に、コントレイルも良かったんだけど、セールやクラブで見てきたアルジャンナのほうに親しみがあったから、「こっちのほうがいいんじゃない?」って言ってたら、すごいレースを見せられて。終わった後で淑子さんと「来年ももっと勉強しよう」と誓い合いました(笑)。

P太郎 続いて18位は、弥生賞ディープインパクト記念を制して3連勝で皐月賞に乗り込みます。サトノフラッグ。

丹下 なんでこんな順位にしちゃったんだろう(笑)。3位ぐらいにしなきゃいけなかったのに。この馬はディープ産駒の中でもムチムチ系で、そういうタイプの馬で活躍した馬があまりいなかった気がしたので、この順位に。デビュー戦で負けたときは時間がかかりそうだと思ったし、2戦目もヨロヨロしながら勝った印象だけど、弥生賞でドカ〜ンと来た。ディープの再来って言われてるけど、ムチムチ感とか。サトノダイヤモンドみたいな感じがする。

P太郎 初勝利、2勝目、弥生賞と、レースをするたびに競馬が上手くなっている感じですね。

丹下 ダービーを勝つ馬というのは、東スポ杯を勝つような場合は別だけど、2月ぐらいのある時期に一気に成長する感じがあるよね。この馬にもそんな雰囲気があります。POGで指名できなかったけど、皐月賞、ダービーのご健闘を祈ります(笑)。

P太郎 活躍馬が続きます。19位はオーソリティ。

丹下 みんなオルフェーヴルの仔はあまり走らないと言っていたけど、個人的にはこの世代は走ると思って指名しました。なかなか頑張ってくれたんじゃないかな。

P太郎 師匠が推奨したオルフェ産駒2頭(もう1頭はギルデッドミラー)は、どちらも活躍していますね。

丹下 センスいいだろ(笑)。次の2歳世代は、う〜ん。どうかな。

P太郎 こちらもまた丹下倶楽部の2歳馬情報でチェックしてください(笑)。20位はキングインパクトでした。

丹下 この馬について「隠し玉」と何度言ったことか(笑)。言いすぎて「ボール持ってます」って宣言してるほどでした。デビュー戦は負けたけど、期間中に勝ってくれたら嬉しいなあ。
(21〜30位編に続く)

《現在の人気ランキング順位は?》
04.08.2020

昨年の指名馬30頭の結果は? 「丹下のザンゲ」(1〜10位編)

P太郎 昨年丹下師匠が推奨した30頭の成績を振り返る、毎年恒例「丹下のザンゲ」ですが、今年からはなんと、丹下倶楽部のWEBでの公開となりました。3回に分けてアップするので、師匠にもたっぷりとしゃべっていただきます。

丹下 内容は例年と一緒だったりして(笑)。

P太郎 そんなことないと思いますよ。ここまでの成績ですが、今年は例年より1週早い桜花賞2週前(3月23日収録)時点で、去年(30勝)、一昨年(25勝)、3年前(23勝)を超える32勝を挙げています。

丹下 去年は最終的に35勝だったので、それを上回ることは確実だね。精度が上がるということは嬉しいね。選び方が上手くなったのかな(笑)。
 

 
P太郎 その選りすぐりの30頭について、1頭ずつ見ていきましょう。1位はディアスティマでした。

丹下 ディープインパクトの革命的な仔が生まれると聞いて、「これだ!」と思って、ホームランを狙いにいきました。初打席で派手な2塁打を打って、その後打てなくなった阪神の4番・外国人みたいな感じですが(笑)。デビュー戦の時計(芝1800m、1分47秒7)はコントレイルよりも上だったけど、ラップを見たら意外とジリ脚だった。腰が良くなればもっと良くなりそうけど。

P太郎 下の2歳馬はどうですか?

丹下 少し小さめかもしれないので、サイズを確認したほうがいいかもしれない。いい繁殖牝馬は2年連続でいい馬が出る。こういう新しい血統は、指名する時に1歳や当歳のきょうだいの評価や感触を調べておくといいかも。ノーザンF系は毎年10頭くらい新しい繁殖がディープと配合しているので、そういう研究のしかたも大事だと思う。

P太郎 2位のリアアメリアがまさにそうですよね。

丹下 母の産駒2頭目で上よりも下がいい感じなので指名しました。阪神JFも「もらった!」と思ったけどね。牝馬でトップの2位で指名したので、桜花賞はよろしくお願いします! 他にも勝ってほしい馬はいるんだけど(笑)。

P太郎 3位のブルトガングは。

丹下 この馬の一口を持っていらっしゃる会員さんの嘆きや悲しみは本当に大きいと思います。どこのPOGでもドラフト1位はこの馬をジャンケンで奪い合っていましたね。ワタクシも3カ所でやっているPOGのうち、1カ所で指名できたんだけど…。

P太郎 デビュー戦も強かったんですが…。続いて4位のシルヴェリオは現在1勝です。

丹下 ブルトガングを1位で指名せずに、この馬を指名した人も多かったことでしょう。見た目はシルヴァースカヤの仔の中で一番、1勝した時は本物だと思ったけど。ハーツ産駒なのでこれから激変することもあるのかな。

P太郎 5位はフラワーC2着でした、レッドルレーヴ。

丹下 あのレース、指名した方は「勝てよ!」と思ったでしょうね。強いことはわかったけど。オークス前にトライアルを使うと、本番で燃え尽きるかもしれないなぁ…。

P太郎 6位はヴァーダイト。

丹下 デビュー戦を勝った時は「芝のクリソベリル」だと思い、マリアライト以上になりそうだと万歳したけど、2戦目の梅花賞はテレビ解説の日で、自信満々に推奨したら大恥かきましたよ(笑)。その日の京都コースは内が全く伸びない馬場だったこともあるのかな。

P太郎 7位はOP勝ち含め2勝しましたラインベック。こちらも良血です。

丹下 微妙な位置だよね(笑)。20位ぐらいにしようと思ったけど、鈴木淑子さんがこの馬を「愛してる」というのでここにしました。アパパネの仔は長男もジナンボーも少しふざけたところがあるけど、この馬はすごく真面目で一生懸命。持っている自分の力を発揮するタイプだね。

P太郎 8位のモーソンピークは未勝利、9位のルナシオンは1勝。ともにシルクの馬です。

丹下 2頭とも「こんなキレイな仔はいない!」と思って推奨したんだけどなあ。

P太郎 どちらも下がいますね。

丹下 モシーンもピラミマもちょっと体質の弱さがある血統なのかもしれないと心がけたほうがいいかも。上が走っているとつい指名しがちだけど、走る血統というのは3打数1安打ではなく3打数2安打。この1安打と2安打が勝負の分かれ目になる。今年2歳のモシーンとピラミマの仔もそういうテーマになると思う。

P太郎 10位は京成杯2着のスカイグルーヴです。

丹下 この馬は当たりかもしれない。京成杯も「勝ったぁ~~」と思う内容だった。そういえばフラワーCも京成杯もエアグルーヴ一族がキズナに負けたレースだった。これはもしかしたら何かの予兆かもしれない。

P太郎 えっ!?(笑)

丹下 今年、ドゥラメンテ産駒がデビューするけど、やはりキズナ産駒に負けてしまうのか、それともレッドルレーヴとスカイグルーヴの仇を討つのか、楽しみだね。キズナ産駒は2歳世代も楽しみな馬が多く、A級の馬を複数頭リストアップしています。それはまた後日、紹介しますので、楽しみにしてください。

11〜20位編に続く)

《現在の人気ランキング順位は?》
04.07.2020

【告知】昨年の推奨馬を振り返る「丹下のザンゲ」間もなく公開

丹下日出夫師匠が昨年、自信を持ってオススメしたPOG推奨馬30頭。
その成績はどうだったのか。
3歳春のGⅠ戦線開幕を前に、現時点の成績について3回に分けて振り返ります。
「ザンゲ」だけでなく、馬の見方や指名の際のポイント、
2歳世代の指名のヒントなども見つかるかも。

間もなく公開「丹下のザンゲ」お楽しみに!

《現在の人気ランキング順位は?》
04.07.2020

てれてれワーク

火曜日、午前中で仕事終了。

もう何もしないでいい。暇ができた。

長女の1歳半の娘でもいたぶりながら、

あそこんちで競馬中継をみるのもいいね。

ドアを開けたら、アルコール消毒、シューシュー。

俺はバイキンマンか。

 

かみさんと娘たちは、

ケータイでお互い画像を映しながら話をしているが、

ワタクシは使ったことがありません。

 

テレワークとは、あんな感じなんですかね。

 

netkeibaの動画収録は、今週はお休み。

来週から、アレコレ考えながら、

製作しようと話し合っています。

 

週刊競馬ブックの原稿入稿。

珍しく、書きたいことがいくつかあったが、

テーマひとつで終わる。

 

土日の予想など、ルーティンワークも半分終了。

 

金曜朝、久しぶりの晴天、散歩。

武蔵野公園の桜は、まだスミゾメが咲いている。

山桜、野川沿いの枝垂れ桜は、これからですね。

 

散歩人に年配が多いという指摘などありますが、

そうかなとも思う。

年寄りは、人生の経験者は、

いま生きていることの大切さを体感している。

 

丹下厩舎は、今週は未勝利にアルディエンテ出走。

最後の駒グレイトオーサー、ゲート試験に受かりました。

 

桜花賞、一週前追い切り活発。

サンクテュエールはルメールJ、

レシステンシアは武豊J、

リアアメリアは川田Jでアタックだぁ~。

 

皐月賞の追い切りも熱を帯びてきた。

 

競馬が無事、開催されることを祈る。

《現在の人気ランキング順位は?》
04.03.2020

嵐の航海、桜が散る。

毎日の決まりごとが、くるくる変わる。

見て、考え、備えなくてはいけない。

 

東京の、日本の、世界の一人一人。

どんな気持ちで過ごしているのだろう。

 

JRA主催の競馬は、今週も開催される。

奇跡が続いている。

 

いつもと同じ気持ちで、

高松宮記念、毎日杯、日経賞など、

予想は打ち終わりました。

 

グランアレグリア、雨はどうかな?

絶対スピードと才能で、

なんとかしてくれんもんか。

 

丹下厩舎は、大寒桜賞にディアスティマ。

阪神の未勝利戦にキングインパクトが登場。

 

最後の未出走、グレイトオーサーも

デビューが見えてきた。

 

28日、土曜日はBS11出演予定(12:00~)。

明日は朝から雨かなぁ…。

 

《現在の人気ランキング順位は?》
03.27.2020

思い出ボロボロ

あれやこれや、何を書けばいいのか。

考えていたら、二週間がすぎてしまった。

 

もしかしたら双子の兄だったかも

――尊敬していた人の訃報を知る。

 

少ししかないけれど、あれやこれや、

思い出してボロボロ。

 

無観客でも競馬は継続。

施行者、そして競馬サークルにいる人たち、

そしてファンの、強い意志を感じる。

 

日本の競馬は、

やっぱりアメリカや欧州とは違う。

わたしたちの、わたしたちのための

競馬のようにも思う。

 

競馬政府の発言にピリっとはするが、

ひとつひとつ手を打とうよ。

 

合間に、丹下倶楽部の、

丹下デルオ、丹下P太郎と打ち合わせ。

 

今年のPOGは、雑誌等、紙媒体の仕事は、1月の段階で、お断りしました

(コロナだからとか、そういう理由ではありません)。

 

去年くらいから、

昔のように、ある程度の頭数を、

牧場取材などで見たりすることができなくなり、

推量が多くなると申し訳ない。

 

すべてを見たり知ったりすることはできないけれど、

足りない部分が多くなり、それでは仕事の精度としてどうか。

 

まあ、そういうワケで、今年から控えめに。

 

ただ、去年を振り返って、

「丹下の懺悔」などは、

この丹下倶楽部内で、4月初旬にアップします。

 

来年の展望も、知る限りのものなら、

原稿掲載できるようにと思っています

(プレミアムコースになるところもありますが)。

 

丹下デルオ、P太郎と、

よし、やるぞ――ちょっとだけ乾杯。

 

でも、カラオケ行かないで、一次会で解散。

 

丹下厩舎は今週、

フラワーⅭにレッドルレーヴ(ポレンティアも頑張れ)。

若駒Sにオールザワールド。

近しい友人の個人所有の馬など、

ぼちぼち出走。

 

祝勝会、ネット電話で、酔っ払いながらやったりして。

 

でも、それはちょっとさみしいか。

 

《現在の人気ランキング順位は?》
03.20.2020

君の瞳に恋してる

春3月。

弥生賞ディープインパクト記念はオーソリティ。

チューリップ賞はレシステンシア。

未勝利のピクチャーポーズには、

鞍上にヒューイットソンですか。

そしてアルデンテ、1勝クラスはギルデッドミラー。

 

丹下厩舎は無観客でもワッセワッセ。

 

来週はデゼル、キングインパクトが

デビューするかもしれない。

レッドルレーヴも、山桜賞に向け(たぶん)、順調です。

 

皐月賞のサリオスには、レーンが騎乗予定とか。

 

残る未出走馬は、あと一頭(骨折)。

 

君たちの瞳に恋してる。

今年の3歳は、愛おしいなという馬が多い世代だった。

 

ダービーまでの直線は長いが、まずまずの年だったかなと思います。

 

2歳馬の下調べ、終わりました。

これからは味付け。今年も、いつでもいいよ(笑)。

 

チカラが有り余っているので、

丹下デルオやP太郎とも話し合って、

真面目にコンテンツを作り、

4月に出そうかな(プレミアム用)。

 

《現在の人気ランキング順位は?》
03.06.2020