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あのGⅠ馬の指名理由は!? 「丹下のザンゲ」(21〜30位編)

P太郎 昨年丹下師匠が推奨した30頭の成績を振り返る「丹下のザンゲ」。最終回は21位から30位までを見ていきます。(成績は3月23日現在)

丹下 はい、よろしくお願いします。

 

 
P太郎 まず21位はダイワメジャー産駒のシーズアメジャー、ここまで未出走です。

丹下 ものすごい自信あったんだよ。去年、この30頭の原稿を書いていた時期はすごく状態は良かった。でもその後ノドに疾患発生、手術。それを乗り越えて、デビュー目指して時計も出ていたんだけど、それもまた延びてしまった。下の2歳馬も1歳時に、ちょっとしたトラブルがあったみたいですが、ぜひ乗り越えて欲しいもんです。

P太郎 程度にもよると思いますが、アクシデントがあった馬の指名は悩みます。

丹下 まさにそれが当てはまるのが、22位のレシステンシア。1歳時のキャロットツアーでみんなに「オークス勝てる!」と吹きまくったら、稀代のスピード馬になっちゃって(笑)。

P太郎 GⅠを勝ったんだからどっちでもいいじゃないですか。

丹下 自信はあったんだけど、ドラフト前に骨片除去手術をしたと聞いて、本当は10位ぐらいに押し込む予定を、「POG期間に間に合わないかも」と思い、この順位に下げちゃった。シーズアメジャーと似たような経緯だけど、明暗が微妙に分かれちゃったね。

P太郎 レシステンシアの血統は上のミッキーブラックに続いて、2年連続推奨していますね。

丹下 母のマラコスタムブラダは新しい血統で、比較的情報が出回ってなかったので、あちこちで無事指名できた(笑)。各POGで現在どこでもトップ、まさに天使。桜花賞も頑張ってほしいなあ。2歳馬はセレクトセールで2億4840万円、1歳馬は1億7280万円で落札されていて、当然これら2頭も注目です。

P太郎 ドラフトで奪い合い必至ですね。続いて23位はロードカナロア産駒、ブライドグルームです。

丹下 実は30頭のうち、カナロア産駒はこの1頭だけなんだよ。初年度、2年目が走ったので、カナロア産駒はドラフトでも人気だったようだが、次の世代は若干駒落ちが見えていたんだよね。それで気に入った馬を1頭だけ指名しましたが、すみません、まだ勝てていません。

P太郎 去年のこの「ザンゲ」の収録で師匠が「ロードカナロア産駒の次(現3歳)の世代は、アーモンドアイやサートゥルほどの馬は出てこないかも」って言われたのが印象に残っています。

丹下 言ってた!? それ書いといて(笑)。

P太郎 昨年は紙幅の関係で、残念ながらその部分が掲載できなかったんです。今年からはWEB公開なので、ノーカットでお伝えできるのも嬉しいですね。カナロア産駒は2歳世代はどうですか。

丹下 ぼちぼち(笑)。その下の1歳世代からロードカナロアのブレイクが始まると思う。

P太郎 肝に銘じておきます。続いて24位はギルデッドミラー。既に2勝しています。

丹下 芝1600mのデビュー戦を差し切った時は「おっしゃ、桜花賞だ!」と思ったけど、まさかオルフェーヴル産駒の短距離馬になるとは(笑)。よく考えたら半兄にミラアイトーンがいるんだよね。とりあえず2勝してくれてホッとしました。葵Sあたりでさらにポイントを稼いてくれれば言うことなし!

P太郎 タイタンクイーンは毎年話題になる血統ですね。

丹下 現1歳馬(ディープインパクト産駒)にものすごいのがいるよ。1年先だけど、お楽しみに!

P太郎 今年じゃなく来年のドラフトのためにも覚えておくことがいっぱいですね。25位はつい先日、初勝利したフアナです。

丹下 デビュー戦はアドマイヤビルゴの2着だった。「〇〇に負けたから、この馬も強い」という言い方はあまり好きじゃないけど、この馬に関して言えば、それが当てはまるんじゃないかな。この血統はお母さんも一族そのものが好き(笑)。毎年指名しているので、今年も1頭入れようと思っています。

P太郎 師匠のグレースアドマイヤ系への愛情が伝わってきます。続いて26位は、こちらも良血ダブルアンコールです。

丹下 ドナブリーニも好きです(笑)。この馬はちょっと小さいけど、ドナブリーニやジェンティルドンナは、サイズが大きい仔のほうが走る気がします。

P太郎 この辺りの順位は師匠の愛があふれています。27位はデビュー勝ちを収めたアルテフィーチェ。

丹下 アルテリテの仔もひとめぼれ(笑)。デビュー戦でチークピーシーズをつけていたのを見て「あれれ?」と思ったけど、勝っちゃった。しかもフォーリーで勝ったってことは相当強いかもしれない(笑)。

P太郎 続いて28位はヴィルシーナの仔、レヴィオーサ。ここまで未勝利です。

丹下 今年の2歳馬は走るらしいよ。早期デビューという話もある。佐々木オーナーはいつもファンのためにわかりやすいコメントをしてくださる。レヴィオーサの時は「すぐ勝てる」というようなコメントはなかったけど、2歳馬は早期活躍の可能性を示すコメントをしていらっしゃる。ドラフトでも人気になりそうだが、われわれも応援しています。

P太郎 29位はファンディーナの半弟、レヴドゥギャルソン。

丹下 ファンディーナを皐月賞で本命にしたワタクシとしては、一発勝負は打ちたい。今デビューに向けて移動しているので、期間中に勝ってくれたらうれしいね。ちなみにディープ産駒の2歳の弟も一緒に移動しており、こちらも注目です。

P太郎 最後の30位はアルディエンテでした。

丹下 30位にちょうどいいでしょ? 2200mの長い距離を使って2着、2着で4月5日に初勝利。秋にはライスシャワー、ソングオブウインドになっているかな? 指名したのはツアーで目が合ったから(笑)。

P太郎 最後の最後でその理由ですか!?(笑)

丹下 30頭の中で5頭ぐらいは、趣味とか、目が合ったとか、入ってたりするんだよ(笑)。

P太郎 衝撃発言も飛び出しましたが、一気に30頭を振り返りました。

丹下 反省材料はあります。牡馬ではコントレイル、サリオス、マイラプソディが入っていなかった。それをそのままにしてはいけないね。今年は6月の最初に出てくるステルヴィオやサリオスのような馬は、逃さずに紹介したいもんです。

P太郎 POGファンにとっては、デビューが早くて勝てる馬は最高なので、その情報は楽しみです。

丹下 今年はアレとコレとソレかな(笑)。モーリスやドゥラメンテの仔でも早期稼働型がかなりいますよ。

P太郎 振り返って牝馬はどうですか?

丹下 レシステンシアとリアアメリアは入れていたけど、マルターズディオサとミヤマザクラが入っていなかったのが反省点。「一家に一台、ミスパスカリ」だね(笑)。桜花賞も本命だぁ~! 皐月賞とダービーはコントレイルかも(笑)。

P太郎 指名馬じゃなくていいんですか?(笑) では最後に来年に向けての抱負を。

丹下 振り返りの途中で、来年に向けてのポイントもいくつかご紹介しましたので、そちらも参考にしてください。今年の3歳はポイントを稼いでくれる堅実な「秀才、努力型」が多かったかな。来年は活躍馬をさらに上位で推奨できるよう、天才を見つけ出して頑張ります!

■「丹下のザンゲ」(1〜10位編)
■「丹下のザンゲ」(11〜20位編)

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