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グレインアート初時計(ゲートでチクタク)。タケもばんざ〜い

 7月20日、木曜日。

 函館で、グレインアートが、ゲートから初時計を出しました。

 ● 15秒3—15秒2

 青本の取材で3月に社台Fに行った時も、動きのよさでは、かなりスタッフの評価も高かった馬ですが、その後、戸田厩舎キストゥーヘヴンが桜花賞を勝ち、お兄ちゃんがNHKマイルを2着。

 ありゃま、こりゃまで、社台Fのスタッフはもちろん。照哉サンまで気分がよくなり噂が噂をアレコレし(笑)、追い風に乗ってで関東限定のPOGでは、ジャンケンの嵐となってしまった馬ですが、現実に時計が出た。

 「ファンの皆様、おめでとうございます

 ヤクルトの若松監督の優勝インタビューを、つい使ってしまうワタシですが

 (武クンも、ディープの菊花賞だかなんだかで使ったよな)、

グレインの始球式があったら、ぜひワタシにも投げさせてください。

 20060722-060721-2125.jpg

 

 さて、グレインの話題もいいが、ワタシの一つ年上の従兄の高校時代の友人が

 (何故か鹿児島ラサール。とりあえず従兄たちは優秀)、

一生懸命に勉学に励み、日本医大を卒業して呼吸器系の開業医となり、めでたく一昨年に馬主申請にパスして、社台のオーナーズやら何やらで、シャカシャカ馬を買っていたりしていらっしゃいましたが、去年の暮れに、 

シンボリルドルフの明け2歳は、最後の産駒で4頭しかいないみたいですよね。なんか寂しいので、ついルドルフの仔を買ってしまいました

とポツリ。

 そう。昭和30年前半の生まれのワタシたちは、ミスターシービーとルドルフが競馬の起点(ベイシティー・ローラーズとジュリーが好きだった、鈴木よしこを含む)。

 遅い青春というな

 48歳デコボコの世代は、若い頃はいろんなことに慎重だったんだよ。

 で、そのルドルフの仔ですが、母はレディクラシック・祖母はタケバンザイ(母の父はブライアンズタイム)。

 母は、モゴモゴとした500万クラスの馬でしたが(POGでは、それなりに人気があった)、祖母のタケバンザイは、タケホープの妹で、ルドルフと前後して、確かオークスTRで勝ち負けだったような気がしますが、いわゆるルドルフと同世代。

 

 衝動買いで、4〜5人連記の馬主とはいえ、裕次郎が“錆びたナイフ”を拾ったように、青春の蹉跌を拾いに行く——ルドルフにビゼンニシキ。

 あの頃の競馬への情熱が残り火となって、今も胸にくすぶっているから、オレたち何度も競馬に向かおうとしているんだよなぁ…。

 

 何を言っているのか、わからなくなりましたが(笑)、さてコンプリートラン(馬名)。

 確か、浦河の産地馬体検査でチラリと見たな。

 配合的に、オットリとした中長距離系の、脚長でスリムで、首差しがマズマズの馬だったように記憶していますが

(産地馬体の時は、彼の馬だったかどうか半信半疑だった)、

そのコンプリートランが、7月19日の水曜日。

 美浦の南Wで、古馬シャンパーニュを0秒4追走して、馬場の二分どころをゴール前は仕掛け。

 ● 65秒4—38秒1—12秒7

 いやあ、立派なもんだ。

 たぶん、来週の新潟の、1800Mの新馬を使うんでしょうね

(今週の新馬のマイルは除外馬9頭。優先権のある馬が多いため、除外にならないことを祈る)。 

 グレインアートもいいけど、ルドルフ世代の競馬ファンというか。従兄の友人は、また友達というか。

 いろんな縁もあることだし、コンプリートランにも頑張って欲しいですね。

 その新馬戦には、丹下厩舎ニシノコンドコソも出走しそうなんですが、どっちを応援するかは内緒(笑)。

 

 私的感情で原稿を起こしてしまいましたが、夏の新潟に行く車中は、照れくさい若い昔のことを、シミジミ思い出し、チクタクと古時計(たいがい一人で酔ってるし)。

 

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