小さな幸せと不幸
先週の土日の競馬専門紙ランキングで、ついにビリを引いてしまった。
土曜日の朝から、なかなかいい◎を打ったなと思ったレースでは、ヒモが抜け。
日曜日も、○—▲や○—△で決まるケースが多く、経験上、対抗の印の馬が勝つ日は、予想の組み立てが微妙にズレていて、結果が伴わないケースが多いが、やっぱりねぇ…。
でも、「おとなの馬券学」(ミディアム出版社の月刊誌)に、栗岩太郎クンがゲスト出演するというので、これはと推奨した、日曜日6レースのニードルポイントだけは、シャカシャカ勝ってくれた。
しかもニードルポイントは、赤坂の“砂場”夫妻の友人が、キャロットクラブで一口持っている馬で、無事口取りにも参加できたようだ(砂場夫妻のジュレップは金蹄Sで8着に沈没だけど)。
ついでに、メインの共同通信杯では、ダイレクトキャッチが2着に急追。
フサイチホウオーを、ヒヤリとさせるまで追い込んだが、クラシックへの賞金権利を加算することができて、まずは目出たし。
「ホウオーにあれだけ迫ったんだから、横綱審議会を開かなきゃいけないよね」
と、会員サンから欲深いメールがきていたが(笑)、次走は東京コース一本に絞って、NHKマイルか青葉賞か。
来る春が、待ち遠しいことでしょうね。
なんて、フサイチホウオーは、若干腹回りに余裕があったし、トモの送りも浅く感じた。
降雪の影響で、木曜日から金曜にかけて、運動ができなかったといっていたが、となるとまだ上がり目はあるし、とりあえず真っ直ぐ走っていた。
皐月賞をブッツケというのが、どう出るかだが、先々の課題を一つ一つクリアしつつある。
馬券のほうは、なんか嫌な予感がしたので、日曜日は買い控えをしたために、あまり大怪我はしなかったし、帰りは府中駅前の中華料理店で、ミディアム出版のOシャチョーと栗キントン。そして、“本の雑誌”でも御馴染みの、目黒孝二サンと競馬談義。
目黒サンとの会話は、競馬はもちろん。文学や出版の話に至るまで途切れがなく、楽しい酒になる。
年若いワタシを、競馬予想家として立ててくれるのが、妙にこそばゆいが(笑)、なるほど椎名誠サンも、目黒サンとならドンドコ怪しい探検隊で世に漕ぎ出していくワケだ。
二次会は、共同通信杯もバッチリ当てたという栗ちゃんの首を絞め、きなせやに突入。
ところが、「2月いっぱいで、この店を閉めることになったんです」と、女将。
ワタシが名もない予想家の時分から15年近く。
なにくれとなく優しさを示してくれた店主と女将の顔を、もうすぐ見ることができなくなる。
きなせやにゆかりのある諸君。
カッパ頭の女将の顔を焼き付けるために、この開催中に、店を訪れるように。
ワタクシ丹下も、あと二週、通うつもりでおります。 さて、今週はきさらぎ賞。
丹下厩舎は、アサクサキングスとサムライタイガース(他にも500万特別に登録あり)の二頭出しで挑むが、うう。
オーシャンエイプスって、ディープの再来に近い馬だもんなぁ…。
でも、ダービーまで、何があるかわからない。
ホウオーとオーシャンエイプスの二強時代がいずれ訪れるとしても、キングコブラとマングースの睨み合い。
両者動くに動けず、間隙を突いてアサクサ君がまんまの逃げ切り。
殿様キングスに君臨したりするケースも考えられる。
ちなみに今週は、小倉のあすなろ賞に、コッソリとゴーストライター。
未勝利では、サーブユアセルフとホリデイオンアイスもスタンバイ。
にぎやかな週末になりそうです。
気分転換に、近所の鍼灸院でササ針を打つ。
さて、出直しじゃ。