きみ〜。マズいなぁ〜
あと一歩。
ほんの一瞬のタッチの差で、天皇賞のカンパニーの馬券が融けてしまった。
カンパニーは6番人気。競馬新聞の予想も各社印が薄かったが、ワタシは間違っていなかったんだよね?
しかし、ハナ差だろうが大差だろうが、3着は3着。
馬単のどこにも、メイショウサムソンとアグネスアークの馬券はないし、そもそもアークは、毎日王冠を3着した際に、
「馬体がギリギリ。次の天皇賞では馬体を維持するのが精一杯」
と、早々に見切ってしまった馬です。
だが、予想の組み立てとしては納得できる。
ワタシは正しかったのか、やっぱり間違っていたのか。
一杯目の酒は正しくて、二杯目の酒は苦い。
府中の居酒屋を何軒かハシゴして、お米屋サンの二階のスポーツバーで、日本シリーズを見たり地元のヤング夫婦と語らったり、後ろの席のチーム・ラフィアンとも話した記憶はある。
しかし、まだ諦めきれないのか。夜10時前に帰宅してからも、家族を相手に「カンパニーが、カンパニーが」と繰り言。
なんて、天皇賞当日は、社台のクラブ会員サンと、“神田川”で会食。
みなさん、ポチポチながらも馬が活動しているみたいで、少しホッとする。
7レース前に、チーム・アドマイヤとすれ違いましたが、近藤英子オーナーに、
「カンパニーに本命を打った粗忽モノです」
と挨拶したら、
「馬と祐一クンに、よ〜くいっておきます」
と返答され恐縮。
新馬戦のニシノエモーションは、長い叩き合いの末2着。
西山牧場のオーナーと、「うーん、2着」と、少し微笑みながら会釈。
手塚調教師(大学の後輩。とりあえずワタシが年上なので、ちょと強気ラインかも)、唇を噛んでいるんだろうなぁ…。
そのあと、ノーザンFの林厩舎長とバッタリ。
スパークキャンドルや2歳馬のアレコレを少し話したが、彼らと合う時間は、何事にも増して愛しい。
同じノーザンFの、牡馬厩舎を担当している横手サン。どうしてる?
牧場に行く、来春までが長いなぁ…。
牧場に限らず、相沢サンに宮調教師。
馬に真摯な現場の人と話をすると、時間がいくらあっても足りない気がするし、ワタシにとっては、ホントに充実したひと時なんですけどね。
ほとんど酔っ払っているけど(笑)。
月曜朝、仕事を二発ばかりイテこまし、大リーグを観戦。
レッドソックスの4連勝はいいんですが、ホームのフェンウェイ・パークの試合で、いつもバックネット裏のド真ん中に陣取っているあの人は、映画インディージョーンズの、あのハリソン・フォードなのか?(ちょっと、太めだけど)。
試合よりも、気になる気になる——そう思いながら一年がすぎてしまった(笑)。
なんて、午後から運動会の代休で家でトグロをまいていた、子フグ2号と駅近くの「オーケー」に買い物にいったが、小金井までの急坂に心臓がバクバク。
太っちょながらも、スイスイと自転車を濃いでいく、娘の背中に複雑な思いを抱きながら、なんとかオデンを完成。
スケート・アメリカは、安藤がキミー・マイズナーに敗れた。
「きみ〜、マズイなぁ〜」というギャグを、どこで使おうかと、鈍い頭で考えるワタシ。
また、来週だな…。