「私の◎の価値は」
最近、やたら予想の調子がいい。
巷では、ラップとか、血統とか、馬体とかが流行ってるが、私はどれもチンプンカンプン。
素人レベルで、それらの要素も考慮するが、基本的にはレースの見た目を中心に予想を組み立てる。
それが結果的に良かったのか。
京王杯のアポロドルチェとドリームシグナルの万馬券や、阪神JFトールポピー、エイムアットビップ、レーヴダムールなど、ほぼ本線で大穴が取れてしまった。
他の2歳戦も好調で、この秋は周囲に自慢しまくり。
それもあってか、朝日杯直前に、6人から予想を聞かれました。
こんなことは未だかつてなし。
さて私の予想はというと「ゴスホークケン」。
そうです、勝ち馬ですよ。
しかも「相手は、スズジュピターとアポロドルチェだが、内目の先行馬も恐い」と伝えたんですな。
さてレース後。
私はレッゴーキリシマをはずしたため、馬券ははずれ。
でも周囲には「内めの先行馬が恐い」と伝えてあるから、当たっている人が多いかも。
どれどれ、感謝、俺の電話がどれだけ来ることやら。
……、ない。全く電話が来ない。
ハテ、どうしたのか。
図々しくも、予想を聞いてきた何人かに電話する。
「おい、当たったやろ」 その答えはというと。
「ああ、最後は自分の予想で買った」、
「(ゴスホークケンが)案外人気だったからやめた」、
「本当にお前の予想が当たるとは思わなかった」
いったい、なんのために予想を聞いてきたのか!
とくに最後の「お前の予想が当たるとは思わなかった」って、最近の結果を知って電話してきたんじゃないのか。
結局、私の◎なんて、こんな扱いなのかね?