雰囲気のあるモンテ
とあるスポーツ紙によると、ヤクルトに入団した”泣き虫王子”こと佐藤クンの、今年のオミクジは、ワタシと一緒で「末吉」とか。
妙な因縁を感じる今日この頃だが、157キロの剛速球を投げる佐藤クンばりの、猛烈な末脚を駆使したのが、先週のジュニアCのスマートファルコンですか。
上がり34秒1は、昨年の朝日杯の覇者ドリームジャーニーの34秒0に、わずかコンマ1秒差。
混戦のクラシックに、記録的に裏付けのある馬が、ようやく現れた。
ただ、開催が異なるとはいえ、朝日杯の1分33秒5と比較すると、1分34秒1は若干見劣る。
クラシックに近い位置にはいるし、古馬ともなれば、いずれマイル重賞の一つや二つは取れる馬ですが(アサクサデンエンに似ている)、淡々とした流れなら、総合力とスピードはゴスホークケンが少し上回っているのかもしれない。
福寿草のブラックシェルは、勝ちっぷりこそ鮮やかだったが、根がクロフネ。
平坦の京都ならともかく、坂のあるコースは一枚割り引きが必要かも。
でもって、ファリダットは、懸念していた通り、やはり体型はマイラー。
新馬戦より、もっと寸が詰まってきたように見えたし、ビリーヴの仔ですから。背中が長くなることは、あり得ない?(笑)。
武クンも、乗り方に苦労しそうですが、2着のキングスエンブレムも、なんかゴール前の走り方がバタバタ。
うーん。
個人的には、未勝利を勝ったばかりですが、アインラクスの方が将来性は上と見ているのだが(1800mと2000mの違いはあるが、アインラクスの未勝利と福寿草のラスト3Fのラップは、凄く似ている)。
ちなみに葉牡丹賞のアイティトップ。
デビュー戦の時計が1分37秒7と遅く、鞍上も丹内クンだったため、ノーマークでしたが、新馬戦の返し馬は、他とはちょっとモノが違った。
あまりにスケールが大きいため、操縦し切れず引っ掛かっての勝利。
自分の目を素直に信じていれば◎が打てたのになぁ(とりあえず☆で誤魔化しといたけど)。 さて、今週はガイディングスターが京都もマイルでデビュー。
先週除外をくらったが、今度は優先権あり。
ライバルのモンテクリスエス(シンボリクリスエス×ケイウーマン)もいないことだし、確勝じゃ!−−と思ったら、あれれ。乗り役が上村クンになってる。
武クンはどうした?
慌てて栗東の津田TMに電話をしたら、
「陣営も走るのか走らないのか。半信半疑」だって。
あとで松田国厩舎に取材に行くらしいが、ダイワスカーレットのアレコレ、おめでとうと伝えておいて。
ついでに、モンテクリスエスは、ダービー馬かどうかも調査ヨロピク(目立った時計は出ていないが、坂路は必ず12秒前半で上がってくる。雰囲気のある馬なんだよね)。
なんて、ギャロップに橋口サンのコメントがポロりと出ていたが、マンボパートナーの名前は出たけど、ガイディングスターには触れていなかったしなぁ…。
なんか不安。
さて、もう一頭の横綱候補のサイレントフォース。
暮れのどさくさに紛れ、結局ホースニュースのPOGでは登録できなかったが、先週・今週と順調に攻め馬を消化。
上手くいけば、来週の2000mの新馬に出そうだし、カジノドライヴも元気。
シャンパンスコールも、満を持して来週出走。
ポコポコと勝ち星を伸ばしてくれそうです。