洗濯考
北海道から帰ってみたら、机の上の梅の小枝の花は枯れ、武蔵の公園の桜の蕾が、薄っすらと紅に色づいている。
いそいそと愚妻は保護者会に行き、子フグ1号は犬と遊び、子フグ2号は正午を回ってもベッドから起きてこない。
きわめて普通の春のひと日。
小金井の北向きの仕事部屋兼寝室のほうが、北海道より寒かったりするが(笑)、昨日までの、牧場回りの激務はなんだったんだろう。
ふと不思議な心持になるが、訪れた牧場は13を数える。立ち写真も、とりあえず60頭近くはバッチリです。
今年は三城牧場に坂東牧場。そしてアソコと(秘密)、これまでスケジュール的に苦しかった牧場や育成にも足を運ぶことができましたが、無職になると、それなりに時間があるもんです(笑)。
詳細は青本でヨロピク。
なんて、早起きして調教に立ち会い、コメントとりに撮影。
ハードなのはハードなんですが、これで酒さえ飲まなければ、実に充実した毎日なんですけどね。
週末の競馬モードに入るのが少し遅れたが、洗濯をしながらアレコレを整理。
スプリングSの予想は、続きをクリックしてね。
【スプリングS】
ショウナンアルバの前走・共同通信杯は、前半の2〜3Fにかけて、10秒6−10秒8というHラップを刻み、1000m通過が58秒5。
そのタフなHペースを、好位からアッサリと抜け出し、1分47秒6という走破タイムも、過去10年で歴代2位。混戦を言われる本年のクラシック戦線の中でも、トップレベルにある。
しかも、Hペースにもかかわらず、引っ掛かり気味で口を割っていたように、レースの質が高くなればなるほど折り合いもつきやすい。
まだ危なっかしい面は残るものの、スローならスローで、果敢に先手を奪えばいいし、コーナーを四つ回る中山の1800mは、知ってのとおりの先行馬有利。
スロー、ハイのどちらに転んでも、ショウナンアルバが一歩リードのスプリングSとみた。
当面の敵はサダムイダテン。
前走の敗因は、雪による順延か(マイナス8キロで、馬が萎んで見えた)。それとも距離なのか。原因がハッキリしないとはいえ、ラジオNIKKEIで見せた脚力を、今一度確認してみたい。
三番手はアサクサダンディ。
開催日は異なるものの、ショウナンと同じ東京の1800mを、コンマ2秒差の1分47秒8。若竹賞のショウナンとの着差が、そのまま時計となって表れている。
惑星は、休み明けをひと叩きさえれたアルカザン。
◎ショウナンアルバ
○サダムイダテン
▲アサクサダンディー
☆アルカザン
△レインボーペガサス
オーロマイスター
ドリームシグナル
ベンチャーナイン
【阪神大賞典】
有馬記念前の追い切りは、JC激走の反動なのか。首差しが細く小さく見えたポップロック。
直線伸び一息の5着は、蓄積疲労による影響が大。
リフレッシュ効果で、馬に活気も戻ってきた。
3200mのメルボルンCを2着したように、距離も守備範囲。
武豊とのコンビで、58・5キロを背負って、目黒記念も勝っている。7歳の春にも、まだ花は咲く。
レースに安定感の出てきたアドマイヤフジ。
アイポッパーは、前走の京都記念が、少し負けすぎ。8歳という年齢が、微妙なぶん三番手。
まとめて負かせば、5歳馬アドマイヤジュピタの若さ。
◎ポップロック
○アドマイヤフジ
▲アイポッパー
☆アドマイヤジュピタ
△トウカイトリック
ダークメッセージ
【業務連絡】
中山サン。クリアーパスと写真をとってきました。
今度送ります。
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