エラいぞ、ヨメ
三日間開催の初日。
いい天気だというのに、午前中に入稿が一つ二つあり、テレビを横目に、家でグズグズとテレビ観戦。
追分生産のリリアーレが、東京・芝1400mをスタスタと勝利。
青本でもリポートした馬ですが、追分の人は、あまり大きなことを言わないけど、評価が的確ですね(なんか挙動不審な、愛馬のレオパレードは、4レースで沈没したけど)。
なんて、外に出かけて取材云々という仕事は、北海道の牧場取材か。
たまにエクウスや競馬場のイベントがあるくらいで、これまでほとんどやったことがない。
こんなに消極的な人生でいいのだろうかとも思うが、根は引きこもり系。
考えてみると、仕事に関するネゴシエイトは、最初の一回きり。
打ち合わせや打ち上げでドンチャカやって、気が合うか否か。
30数年間、仕事も競馬も、そうした友人とともに、すべて回っているような気がするが、それで50歳まできちゃったんだなぁ。
でも、十人くらい近しい人がいれば、毎日が飽きないし、時には親身になって気も遣ってくれる。
読み違えが問題視されるような、総理大臣になりさえしなければ、けっこういい人生だと思うが、人にはその人なりの「分」があるというもんです。
もがいてもあがいても、その時その時で、どうしようもないこともあるが、おっと。競馬場に放った、近しいソバ屋のヨメからメール。
「丹下サンが、穴だと言っていたメイショウドンタクは、本馬場に入ると激しく頭を振り、ドンタコスったらドンタコス状態です」。
じゃあ、ブレイクランアウトから、毎日新聞の予想通り、○〜△まで、テキトーに流し馬券を買ったら、おお。ナカヤマフェスタとブレイクランアウトで、東スポ杯は馬連30倍?馬単は万馬券?
エラいぞ、ヨメ(笑)。
「寿司食いてぇ〜。奢れやぁ〜」という連絡は無視するとして(おじさん、目下、食事制限中)、ブレイクランアウトの敗因は、やっぱ距離かな。
ナカヤマ君も、丸っこい馬体でマイラーに見えたけど、2000mがギリギリそう(3着のサンカルロも)。
ダノンカモンは、堅実ではあるが、クラシック云々の器となると?。
スズカワグナーは、前脚に柔軟さのないワイルドラッシュ産駒だけに、中央場所の時計勝負や坂に課題がありそうですね。
というワケで、明日のマイルCSは、新聞の予想でも読んで楽しんでください。