立つんだジョ〜〜
ドバイ遠征の緒戦である二走前は、あくまで試走の色合いも濃かったし、57・5㌔や前が詰まる不利もあった。
しかし、ドバイ・フューチュリティーSは、二番手を持ったままの追走。いざ直線を向いて、あとは逃げ馬を交わすだけ——おおと、テレビ画面に身を乗り出したところで、まさかのバッタリ。
思わず、身悶えしてしまったワタシだったが、なんでウオッカは負けちゃったんでしょうね。
5歳牝馬といえば、ひと昔は6歳表記。競争馬としては晩年を言われていたし、もしかしたら、峠を超えたというか。昨年秋で燃え尽き、真っ白い灰になっちまったんじゃないんだろうかと、伯父さんである丹下段平も言っていた。
それとも、もうお母さんになりたがっているのか。
というワケで、当日のパドックで目が死んでいないか。馬体の線が崩れていないか。それを確認するまでは、怖くて馬券を買えない。
いや。いっそのこと、ウオッカを蹴とばして、違う馬に本命をつけてやろう。
それも、ウオッカが沈没して、もし穴を出すのなら、カワカミプリンセスやリトルアマポーラではなく、ドデカイことをやりそうなタイプ。
そう、ピンクカメオあたりがクサいぞ。
なんて妄想を抱いていたが、スポーツ紙が取り上げるくらいの穴馬じゃあ、やっぱりダメか。なんと伝馬前に取り消しだよ(笑)。
というワケで、パンチドラッガーにかかっているかもしれない、千鳥足のウオッカに、結局本命を打ってしまった気の小さいオレ。
もし負けたら、夜はストリチナヤで、ハラショーで、ま、いいか。
さて、POG本も続々出回っていることだし、2歳馬の調教でも調べてみることにしよう。
お。栗東の坂路に何か入っているぞ。エイシンダックマンとツルマルジュピター?
なんか、去年も似たような名前の坂口正則厩舎の馬が、サクサク勝ち上がったっけ。
えっ?エイシンは、坂路52秒3—37秒9—12秒9?(ツルマルは先行併入のため53秒—38秒台)。すげえじゃねえか。
社台Fも第一弾・ラッキーダイス辺りが、山元トレセンを出発したというし(たぶん)、山田乗男のように、ヴィクトリアマイルそっちのけで、大騒ぎしている人たちもいるんでしょうね。
ちなみに、社台のひと口会員である蕎麦屋のヨメから、
「39連敗じゃないわよ。失礼ね。31連敗よ!。今週は32連敗を見に、新潟に行きます。負けても探さないで」というメールが入っていたが、新潟にとどまり、へぎ蕎麦屋さんでも開きなさいよ。
あー、へぎ蕎麦食いてえ。