「お早いとこ」の意味
今日明日辺りが、POGのドラフトのピークなんでしょうか。なんだか当ブログも、いつもよりヒット数が多いような気がしますが、とりあえず丹下のヘンタ情報でも何でもいいから、何か参考になるようなこと書いてないかなと、このブログを開いてみたりしているんでしょうね(笑)。
なんて、基本的に「お早いとこ」はどうか云々を言っていたりするワタシですが、決して2歳戦に重きを置いていないワケではない。
できるものなら、10頭指名すれば、2頭くらいは7〜8月までに走れる馬をと、リストアップはしているんですよ。
ただ、いくら早くに勝っても、1400mで止まる馬というのは、ソコソコ順位を維持する役目は果たせても、最終的にはあわよくばOP特別か500万の平場で2勝。ポイント的には、2000〜3000万くらいが、やっとのように思うし、下手すると、新馬は勝ったはいいが、その後頭打ちで、ドラフト終了時に1000万チョイでは、頭数が多ければ逆に、足を引っ張ることにもなりかねない。
つまりは、「お早いとこ」を選ぶなら、最低マイルはこなせる血統背景を持った馬。ロジユニヴァースもトールポピーもキャプテントゥーレも、みんな使い出しはマイルだったし、単に早ければいいというのとは、ちょっと将来の展望や馬の質が異なる。
できるものなら、その馬たちを、ワタシだって指名したかったし、実際キャプテンは2位指名でゲット。トールポピーは3位でハズれ。「お早いとこ」を無視しているように思われるのはちょっと心外かも(笑)。
そういう視点に立って、もしワタシが獲りに行くとしたら、まずはヴェラブランカにダノンジュピターですか。
人気的には、攻め馬でもヴェラの方が先着しているし、支持も多いようですが、今週辺りから調教は五分。クロフネとタキオンといった、将来的なことも含め、いずれはダノン君が上回る可能性も捨て切れない。
ただ、ノーザンの空港の評価では、母アンチョの方が手ごたえありに思ったし(ダート馬かもしれないけれど)、アンチョ君も、もう栗東近辺まで来てるらしい?
ツルマルジュピターも、父はマンハッタンカフェ。半兄は東京マイルのダートで、確か3勝を挙げていた。1400mデビューでも距離は持つ。
美浦は、調教で唸っているロジディオンが、圧倒的な支持を集めているようですが、うーん。サニングデール産駒ねぇ(函館2歳くらいなら、いけそうかもしれないが)。
個人的に選ぶとしたら、タイキシャトル産駒のサトノホクトの方だろうが、関東限定のPOGならという前提に立ってかなぁ。
それなら、札幌の手薄な新馬に回った、トーセンキャッスルもいいとこ。
ただ、あくまで6月期限定のメイクデビュー評判馬であって、7月の声を聞き、札幌1500mの新馬が始まる頃には、北海道から直接、どんどこと有力馬が入ってくる(例えばラッキーダイスとかアドマイヤテンクウとか)。
それもいわゆる「お早いとこ」に属すだろうし、そうね。選ぶとすれば、前記した馬たちの中の一頭でも、指名できれば儲けものみたいな感覚で、ひと夏を過ごそうじゃありませんか。