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「突貫取材、の巻」

 2月28日、久しぶりに阪神競馬場。

 編集部が前日入りはNGだというから、朝6時16分、東京駅発の「のぞみ」。新大阪→梅田→仁川と睡魔に耐えながら、9時40分ごろ到着。1R前にパドックの丸い時計台の前で、取材相手のAさんに会う。

 レース前に予想の理由を聞き出し、レース終了後に結果の感想と、次のレースへの戦略を聞く。この作業を、阪神・中山合わせて24レース。Aさんの仲間も多くおり、こっちは話を聞かなければならないから、レースとレースの間の時間がいかに短いことか。

 しかも、このAさん。70歳を超える年だというのに、一度も座らない。だから、こっちもずっと立ちっぱなし。まるで政治家への「ぶら下がり取材」。影のようにつきまとい、10時前から中山12R終了の16時20分すぎまで。さらに、録音できる状況ではなく、ひたすらノートに書き続ける。

 Aさんがトイレに行っている時だけ地べたに座り、ボクがトイレに行くといって、ついでにフランクフルト一本(220円)を食べただけ。もちろん馬券は1枚も買えないし、ずっと屋内でのモニター観戦だったので、阪神まで来てナマの馬を目にすることもできず。とにかく疲れを忘れるべく、集中集中と自分に言い聞かせ、何とか終えたのだった。

 5月には本になる予定なので、また、宣伝させていただきます。

 終了後は、競馬場近くの喫茶店で追加取材。ようやく座れた。19時ごろにAさんと別れ、同行した編集部員と大阪のミナミへ出て、夕食。

 ではここで、大阪といえば、この歌。ボクの十八番でもある「宗右衛門町ブルース」をお聞きいただきましょう。唄うは、「平和勝次とダークホース」です。

  http://www.youtube.com/watch?v=YLfCK1Y2qvM

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 さて、「てっちりでも食べよう」と言われ、疲れがいっぺんに吹っ飛ぶも束の間、店の前まで行って、「やっぱ高いな。他にしよう」。ガックシ。大衆居酒屋で、精一杯の贅沢をさせてもらった。ああ、「なまこ酢」の何と美味しいことよ!

 その晩は、ビジネスホテル泊。

 翌日、キタの「露天(つゆのてん)神社」にお参り。通称「お初天神」。元禄16年、遊女・お初と徳兵衛が、この境内で心中したという実際の事件を題材にした近松門左衛門「曾根崎心中」で有名だ(ボクが初めて撮った写メです)。

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 そこから15分ほど歩いて、仕事でお世話になっている「サンライズプロ」本社。知り合いがいないから、社屋を遠目から見るだけ。13時07分発の新幹線で、ビール飲んで爆睡。アッという間の東京着。

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