ディープの最初の贈り物
ディープインパクトを軸にした、POG関係の追加原稿も終えた。
先週あたりから、トレセンに入厩組の調教タイムを見ながら、ディープに関して述べてきた内容との整合性を確かめている。
ディープ産駒の「お早いとこ」といえば、池江パパのシュプリームギフトなんでしょうが、いやあ。1本目の時計から、それなりだったが、二週前先週。そして今週の栗東CW・83秒0—66秒1—38秒8—11秒8を馬なり(大外の9分どころ)——なんて時計をみると、やっぱディープは大したもんだなぁ。
なんて、年明け前までは、陰で「ディープは走らんよ」と言っていた人たちが、ディープの情報なるものが前面に現れるにつれ、手のひらを返したように、ディープ礼賛発言に切り替わったり、最初は無視していた馬を、どこかの雑誌にコメントが出たりすると、アチコチの情報をくっつけまくって、慌てて後取材したり、毎年のことだが、情報とやらに右往左往してみたいだなぁ。
そんなに人からの情報って大切なのか。ワタシなんか、ほぼ7割が、自分の見た目でモノを言っているんですけどね。
ダービーをとるのは、たった一頭。そんなに全部を知らなくたって、いいじゃないか(笑)。
POG雑誌を3冊も集めて自分でアレコレ考えれば、50頭くらいのリストは、すぐに作れるだろ。
すでに栗東に入厩している馬なら、どういう時計を出した馬が走るのか。また聞きではなくて、自分の目で見て、「これはいける」と判断したほうが、ずっと楽しいように思うが、さて。
というワケで、これはあくまでワタシなりの見立てということで、新馬戦をいけそうかなという馬をピックアップしてみた。
前記シュプリームギフトより、やや出遅れ気味だが、モスカートローザの一本目の時計がいい。
母アドマイヤサンデーも、ソロリと初時計。トールポピーとの比較を、自分なりに写真でジックリ判断してください。
ヴェイロンも、ジワリと調教レベルを上げてきた。ホーマンフリップ、エイシンオスマン。ミューオン、ラバーフロー辺りもマズマズ。
美浦トレセンでは、木曜日にロビンフッドが、坂路を11秒5で上がってきたが、将来性をどう思うかが考えどころ。
ダービーが終わって、急に2歳調教ページが厚くなりましたが、新馬戦まであと三週。ジックリ構えていこうじゃないか。
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