トワ・エ・萌え Vol.1
はじめまして。
丹下萌えと申します。
木曜日を担当します。
座右の銘は「女の子の夢を叶える!」です。
丹下軍団入団は平成2年。
池袋サンシャイン前にある会社へ、菓子折りを持って丹下親分を訪問。
10分の面談後、めでたく入団許可。
現在に至る。
社台・サンデーサラブレッドクラブの会員。
先々週はシェイクザバーレイでミステリアスライト以来のメイクデビュー勝ち。
今週は僕の誕生日にコディーノが出走するので、ななみちゃんと現地観戦の予定です。
馬が縁で知り合う女の子もいれば、知り合ったことが縁で馬の世界に引き込む女の子もいます。
ななみちゃんは後者。
「非日常を経験しよう!」を合言葉に、札幌、府中、中山、京都、阪神と愛馬を応援しに行ってます。
今でも忘れられないのは、馬主席から見たポルトフィーノのエリザベス女王杯。
あんな事もあるのですね。
さて、POGでは、タイム派、馬体派、血統派、ライン派、等いろいろな専門家がいます。
僕はクラブの会員ですので、レポート派を目指しております。
レポート派とは、会員向けのクラブのレポートを分析して、POG力を向上させるもの。
毎回テーマを定めて、分析したいと思います。
<テーマ1>POGドラフト直前のレポートを見れば活躍馬は分かるか?
例えば、下記馬A~馬Dまでの4頭のレポート(抜粋版)をご覧ください。
いずれも、昨年の6月3日、ダービー終了後の翌金曜日のクラブ2歳馬のレポートです。
馬A
週2日は屋外直線ポリトラックコースでハロン16~17秒のキャンターを2本消化しています。飛節後腫の状態は安定していますが、この中間から使用可能となったポリトラックコースでの調教に移行し、後肢に負担がかかり過ぎないよう配慮しています。少し緩んでしまった馬体もいまは引き締まった良いコンディションをしています。
馬B
週3日周回コースでハロン20秒のキャンター2000m、週3日坂路コースでは1本目をハロン18秒、2本目をハロン15秒で駆け上がっています。またこの中間は角馬場での運動も行っており、脚力がついて、歩幅が大きくなってきた印象です。今後も成長に合わせながらメニューを組んでいきます。
馬C
週2日は屋内坂路コースでハロン17秒ペースのキャンター2本のメニューを消化しています。ペースを落とすことなく乗り込みを続けていますが、まだ気持ちが入り切っていないのか、少しマイペースなところがありますので、最後まで集中力を切らさないように走らせることを心掛けています。ここは踏ん張りどころかもしれませんが、しっかりとモチベーションを上げることが今後の競走生活に繋がるはずです。
馬D
週2日は屋内坂路コースでハロン16~17秒ペースのキャンター2本のメニューを消化しています。このペースでは物足りないのか、かなりの良い手応えで坂路をしっかりと駆け上がってきました。ドレッドミル運動などで十分な負荷をかけてきたのが、ここにきて実が結んできたようで、ようやく血統の良さが現われてきたと感じてなりません。しばらくはこのままの調教量を維持してきますが、いずれ速め調教に移行した時が楽しみといえます。これだけ調教が進みながら馬体重が増えているのは良い傾向といえます。
このレポートのみで判断すれば、
馬D>>馬B>>馬A>>>馬C
の順に活躍しそうです。
馬Dと馬Bはドラフト指名候補。
馬Cをドラフトで指名するには相当な勇気が必要です。
それでは答えです。
馬A=フェノーメノ
馬B=ワールドエース
馬C=ジェンティルドンナ
馬D=ディープブリランテ
<結論1>この例だけでは判断できない。
ということで、このテーマは次回に継続したいと思います。