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喜劇

 競馬四季報・夏号を、試しにアマゾンで注文。注文した翌々日の、土曜日に届く。

 愚妻たちは、楽天やアマゾンのネット通販を存分に利用しているが、ワタシが欲しいと口に出した物件は、ある特別な飲料水と、今回の四季報くらいである。

 しかしアマゾンは、本や雑貨のほかに、今や生鮮食品も配達可能だという。

 アマゾンは、宅急便に負けないくらい素早く(というか、宅急便そのものを使っているのだが)、日本全国、どこでも配達してくれるらしい(テレビでも、やっていた)。

 ワタシが高校時代くらいまでは、小さな漁村とはいえ、万屋が3~4軒あって、日々の暮しに支障をきたすことはなかったが、30数年後の今、すべての店が閉じてしまった。

 約1キロ離れた坂の上に、JAの売店はあるけれど、80過ぎの老人は、そこまで歩くのはナンギだ。

 醤油を一升ぶらさげて歩くのは、年寄りにとっては、意外に大変。砂糖も、2キロの上白糖の袋を二つ買うと、それだけで4キロになる。

 なんて、実は去年の秋口。父は交通事故を起こし、ガードレールに激突し、車が大破。

 病院で投薬した作用で、頭がもうろうとした状態で運転したのが原因だが、病院に行くために、一番に車を必要とするが、治療する本人が、車を運転できないという皮肉。

 人生は、やっぱり喜劇だ(笑)。

 それ以降、自家用車をもたなくなってしまっただけに、山口の過疎地で暮らす、父母にとって、生きる最期の頼りは、アマゾンの通販になるかもしれない。

 生きていくためなら、80過ぎの爺さんでも、パソコンでクリックすることを覚えるかも――いや、覚えて欲しいもんです。

 お盆に帰省したら、実際に田舎の実家でアマゾンで注文し、配達してもらい、どんなもんかを見てもらうつもりでいるが、さて。

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