東京のフルゲートはキツいっス
裏開催の新潟が終わると、東京は出馬ラッシュでフルゲート多発(東京のA・Bコースは18頭)。
予想にかける時間は、未勝利・500万クラスで、一頭のアレコレを調べるのに、馬柱を見て血統構成や兄弟を認知し、四季報を繰り、調教の動きは、坂路なのかコース追いか。さて前走とどう負荷や数字が異なるのか。
休養明けならば、テッポウ実績のあった時と、攻め馬過程や量はどう違うか。
いやらしく騎手の乗り代わりのアレコレや、ハンデに重の巧拙。ブリンカーやら、チークピーシーズ。
だいたい前走の自分は、その馬に関して、どんな印象を抱き、何の印を打って(◎とか▲とか無印とか)、どんな視点でパドックを見たりレースを眺めていたのか。
取り置きの新聞をひっくり返したりして、薄らボンヤリ確認する作業が、だいたい一頭につき、サクサクと2〜3分。
特別やGⅠだと、どんどこ時間がかかったりするが、1レースが18頭のフルゲートで、一頭に3分かけると、3×18=54分で一時間弱(2分だと、たったの36分よ!)。
12レース全部に、こんな時間をかけると、一生家に帰れないし酒も飲めないので(笑)、なんとか2分で済まそうと、冷や汗タラタラ。
18頭が16頭に。8頭立てなら、時々居眠り(笑)。
たった1頭の増減で、疲れの度合いが違うんだよなぁ…。
なんて、48歳という年齢のせいか。
「そう、アレだよ、アレ」
が、最近の口癖だったりするが(笑)、馬の名前が出てこなかったり、血統をコロリと忘れたり。
四季報の同じ箇所や過去の新聞を何度も繰り返して見るため、余計時間がかかったりするのは御愛嬌として、1レース予想が終わるたびに、トイレに行って(気が小さいので、小学校の時から緊張すると近くなる)、屋上で一本煙草を吸って、顔を洗って、また予想。
ハイ。全部終わったら、今度は“本紙の見解”を書いて、「今日の丹券」を書いて、テレビの打ち合わせ用にフリップやレースビデオの下書きをしていたら(UHFはスタッフが優秀なので、シャカシャカと即台本を作ってくれます)、
「丹下サン。○△社から、原稿の催促です」
いけね。忘れてた(笑)。
「食事に行ったって言ってくれる?」
木曜日・金曜日の競馬予想家なんて、ロクなもんじゃないよ。
というワケで、金曜夜10時。
サッカーのドイツ戦があるので、目覚ましかけて、もう寝ます。
明日は、競馬場で学習院大学の馬術部のOBの皆さんに競馬指南(土曜日の9レースは、東京ハイジャンプです)。
会社に早めに行って、ホームページの原稿入稿と、PRCの宝塚記念のパネルの赤字チェックをしなくちゃ。
日曜日は、ひとつ上の従兄が競馬場に高校時代の仲間とくるというので(何故かラサール出身で東大教授。でも仲良し)、レギュラーの仕事をこなしながら、合間にビール(笑)。
POGや、一口馬主の募集馬のアレコレを検討するために、たぶん帰りは飲み会に突撃だろうな。
あ。日曜日は、UHFで2歳番付を発表します。
下書きのラフを写真に添えてみました。
字、下手です(笑)。
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