「マイナス×マイナス=プラス」
もともと藤沢和厩舎をとることが多いので仕方がないのですが、昔から市川さん(冠ピサノ、フェラリーリ、バアゼルなど)の馬をよくとってしまうんですよ。
これがなかなか走らない。
シャイニンルビーこそがんばってくれましたが、あとはピサノパテック、ピサノペガサス、ピサノターキン……などなど、とにかく走らない。
極めつけは、いつだったか、最後の10位で母ティーケイと母ピサノガレーで迷った挙句、後者に。
後に前者はシンボリクリスエスとなり、後者はバアゼルテイオー(だったかな?)。
とにかく、市川さんとの馬は相性が悪い。
でも、と気づいた。
確かシャイニンルビーは走ったのだから、「ピサノ」という冠が悪いのかもしれない。
そう思っていたところ、昨年は「フェラーリ」という冠が登場。
もしかして、これで走るのでは。
そこでまたとりにいきましたよ。
フェラ−リワンとか、フェラ−リセブンとか。
ええ、やはりダメでした。
どんな冠つけても走らない。
今度はどんな冠を考えてくるだろう。
そして、現れたのは「フェラ−リピサ」。
えっ、「ピサノ」と「フェラ−リ」を足してしまったのですか。
最強だ、これは最高級だ。
絶対走らん。そう断言していたのですが……。
新馬は評判馬トーセンキャプテンと好勝負の2着。
2戦目はダートで、好時計の圧勝。
そして3戦目のヒヤシンスも快勝。
快勝劇。どうしてだ、ピサノ+フェラーリなのに。
そこで、POG仲間曰く「これはピサノ×フェラーリだな」。
+ではなく×?
そうか−×−=+ですか。
なるほどなあ、ってホンマかいな。
しかしここで大当たりが出てもなあ。
白井厩舎がネックなんだよね。
私、ここもニューイングランドを思い出すので、相性良くないんです。
やっぱり市川さんの当りは取れない。
フェラーリピサは馬券で儲けます。
とりあえずフェラ−リピサとピサノデイラニ、抜けた2頭のわりに配当は約5倍。
1点でドーンといただきました。
ありゃ、2着も市川さんの馬だわ。
相性いいんじゃん。