丹下倶楽部

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こりゃまた失礼しました

 日曜早朝。

 テレビスタッフより、ウオッカ取り消しの一報。

 凱旋門賞前と同じ、右後肢蹄球炎を発症したという。

 それは仕方ないこととして、エリザベス女王杯のために撮影した、ウオッカに関する膨大な資料が、一瞬にしてパー。

 聞くところによると、ビデオ編集の担当者は、ウオッカのために、水・木曜日と二日徹夜。

 今話題の、「三丁目の夕日」を真似て、テレビ放送開設当時の号外ふうに、苦心して特集を組んだらしい。

 いやあ〜。

 いまどき、そんなに情熱を持って仕事に取り組むスタッフも珍しいぞ。

 まるで、20代の頃のワタシのようだが、

 「ご苦労サン。ご苦労サン」と、口先だけの無責任な今のワタシは、植木等か(笑)。

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 となると、ダイワスカーレット。

 前半1000mまでを、スローで組み立てれば、フサイチパンドラかアサヒライジングの前残り。

 どちらかが競りかければ、ディアチャンスかスイープトウショウで決まると思っていたが、淡々とした単調な競馬で前者で決まる。

 ダラダラと4点ほど馬券を買って的中はしたが、何だか満足できない。

 それよりも、パドック・返し馬と、相手までキチンと確認して、「よし」と自信を持った、オーロCのエイシンツルギザンの凡走のほうが痛い。

 あちこち、自信満々に触れ回ったし、テレビスタッフも馬券にズンと相乗り。

 ありゃ〜。

 こりゃまた失礼しました(笑)。

 なんて、競馬場を出た頃には、とっぷりと日が暮れていた。

 でも、早く帰ったら帰ったで、女房子どもに怪しがられるしなぁ(「パパ。今日は、いつも以上に、すんごく負けたでしょ!」とか。平気で傷に塩をすり込む)。

 新馬戦のミステリアスライトの口取りにきた、このブログの管理人であるHクンの、いかにも賢そうでつつましい娘と大違いだが、なんとなく家に帰りそびれ、府中駅前の立ち飲み屋で、ときたまゴロゴロするお腹と相談しながら、お湯割を一杯二杯。

 いつものように、普通にデキ上がって、府中在住のヤングたちとバカ騒ぎをしてしまったが、おお。翌朝はお約束の二日酔いでも、お腹はOK。

 ジイさんは、やっぱお湯割りだね。

 早起きして午前中に原稿2本。

 午後は、駄犬と散歩でもして、あの原稿を今日中に入稿しなくっちゃ。

 【業務連絡】

 O編集者。明日の朝には届いていると思うので、今日は安心して休養してください。

 山田乗男。アイアムラヴィングが惨敗した10秒後に、嬉しそうにデンワしてくるんじゃないよ。

 あ。藤沢厩舎のシャンペンポルカは、K騎手が、すごく褒めていたみたい。乗男は、もっていないやろ?(笑)。JCのときあたりに出てくるかな?

 うふふ。

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