丹下倶楽部

丹下日出夫が監修するPOG(ペーパーオーナーゲーム)最強情報サイト

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回顧と展望

いるぞいるぞ

 変則開催の全休明けとなった水曜日。  関東圏の美浦トレセンは、通常通りに追い切りが行われた。

 おっと、南Wの開門すぐに、スパークキャンドル君が、スプリンターズSに出走予定の、キングストレイルと併せ馬。

 ほほう。

 2歳の今の時期から、藤沢厩舎のエースになりつつあるキングと併せて鍛えるだけの素材なのか?

 なんて、ドキドキしながら時計をみたら、3F42秒2—13秒4.ゴール前強めって、これで大丈夫なのか?

 とりあえず未勝利の芝1800mに登録があるが、もう一週延ばしたりして。

 ちょっとガックリしたが、何気に坂路の2歳馬たちをソートしてみると、15−15を切る時計にはならなかったが、ニシノエモーションと母メジロダーリングが、坂路でポコポコとキャンターを開始。

 ついでに栗東トレセンを調査したら、アドマイヤサクラココシュニックキングスエンブレムを発見。

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09.19.2007

安倍総理大臣辞任の報が駆け巡った週半ば。

 案の定というか。山田乗男の無反応は、想定の内にあったが、実は安倍さんとワタシ。山口県の、とある山陰地方の、同じ町内(今は長門市となったが本籍は近く)出身なんですけどね。

 ま、同じ町内とはいえ、あちらは市庁舎近くの都会(?)の出。

 ひなびた漁村出のワタシとは、育ち方も違えば性格も異なる。

 でもね。逆境下にある人間の心理というか。自分たちに不都合なことが起きそうだと、友達も同じ与党も、会社だって目を背けて知らん顔の半兵衛。

 そりゃ、病気にもなるわな。

 被害者より加害者のほうが、いつの間にか同情を集めるような、そんな逆転現象が起きるのも世の常。

 東北の子どもを二人殺害した女の人だって、裁判では供述をひっくり返し、手を払ったら橋から落ちて、二人目の隣りの男の子は、精神的に不安があったことを強調していた。

 人の世というのは、けっこうあさましいもんです(美しい国はどこへ行ったか?)。

 なんて、競馬の世界だけは、なんとかまっとうであって欲しいもんだが、17日の月曜日は、競馬の合間を縫って、ある恩人の墓参り。

 酒でも飲んで、あれやコレやとグチをこぼしながらお祈りすることにしますか。

 というワケで、セントライト記念・ローズSの予想のアレコレは、続きをクリックしてね。

 

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09.15.2007

「調子はいいんだけど」

 POGも6箇所もやっていると、かなりの頭数になる。

 まあ、だぶっている馬(中には4カ所だぶりの馬もいる)もたくさんいるので、実数はそうでもないのだが、それでもかなり楽しめるのは確かである。

 先週の持ち馬はネオスピリッツがなかなかの内容を見せての快勝。

 これには大満足だが、もっと笑ったのはコスモス賞のヤマカツオーキッド

 オープンにして、たったの6頭。

 しかも申し訳ないが、どうしようもない相手。

 こりゃあ、かなりの確率で勝てるだろうとは思っていたが、ダメを押すように、レースは超スローペース。

 もう1〜2コーナーあたりで、勝ちを確信してしまいました。

 小倉2歳Sのマルブツイースターといい、今年は本当にうまくいっている。

 でも、ねえ……。 

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09.13.2007

『盛り上がってまいりました!』

 【丹下厩舎・調教主任】 by・藤原有貴

 先週、阪神では、ベストロングツルマルストームが、追い切りにも跨った武豊騎手を背に新馬勝ち。

 中山からは、厩舎の大先輩ピンクカメオの胸を借りて、絶好の動きを見せていた良血タカラストーンが勝利。

 未だ、入退厩の制限があり、期待馬達が足止めを食うなど、混沌とした今年のPOG戦線ではありますが、

 やはり9月に突入して、にわかに活気を帯びてきました。

 それでは中山、阪神、札幌と有力2歳勢の動きを見ていきましょう。

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09.13.2007

髭でも剃るか

 どぁ〜〜。ダメだぁ〜。

 8月終わりにテレビに復帰して以来、「今日の丹券」コーナーで推奨したレースを、これで7連続してハズして、栗岩太郎状態になってしまった。

 7月末から、ちょっと体調を崩していたが、身体はともかく、精神的には平気とは思っていても、やっぱり心技体が揃わないと、物事は上手くいかないものなのかなぁ…。

 でも、netkeibaで始めたメルマガの新馬紹介で、先週二頭推奨した馬が、両方新馬で勝ったし、

 「勝ち負けにだけこだわれば、タカラなんちゃらとアポロなんちゃらで簡単なんですがね」

と、もしものために予防線を張っていたが二頭が(セコい)、中山の1200mダートで、ワンツー・フィニッシュ。

 「やりました。遂に推奨馬が勝ちましたね!」

と、担当の編集者から、ご丁寧なメールもいただいたりしたが、ここんところ、119打席ノーアーチの、ヤンキースの松井が、今日やっとヒットを打ったようなもんだが、そんなことで喜んでいいのか?(笑)。

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09.10.2007

天下は混沌

 台風9号なみの、アドマイヤテンカ安楽死の報で、山田乗男をはじめとして、POGファンが右往左往。

 かく言うワタクシも、今週初めに入れた原稿を3つも書き直すハメになった。

 しかし今年は、スパークキャンドルカジノドライヴ欲しさに、当然一位でわんさかジャンケンになるだろう、アドマイヤテンカを何故か指名していない。

 でも、スパークキャンドルが走ってくれないと、結局は同じなんですけどね(笑)。

 インフルエンザ禍といい、今年のPOGは難解だなぁ…。

 なんて、限定的ではあるが、牧場からのトレセン入厩開始。

 さすがにスポーツ紙も、アドマイヤテンカ君のことはともかく、古馬OPの有力馬をそっちのけにして、2歳馬情報を流すワケにもいかんだろうから、詳細のほどは明らかになっていない。

 ただ、ゼッケン登録が公表される、再来週アタマには、チラホラと名前が上がってくるんじゃないかな。

 というワケで、今週からは中山。

 ざっとメンバーを見渡すと、夏のローカルの名残りというか。相変わらず同じようなメンバー構成で、特に下級条件は頭数も少なく、二桁着順にあえいでいる馬でも出走が可能。

 インフルエンザの余波が、徐々に表に出始めている。  少し苦笑いしながら、予想を打ち終えたが、京成杯AH・セントウルSのアレコレは、続きをクリックしてね。

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09.08.2007

「念願かなってローカル2歳S制覇」

 今年のテーマは「ローカルの2歳Sをとる」。

 過去、POGで大勝ちしたときのほとんどの年で、新潟、小倉、函館、札幌の2歳Sのどれかをとっていた乗男

 このジンクスを知った今年は、いつもの王道系ばかりをとりたがる傾向を変え、ローカルの2歳Sがとれそうな早熟型もかなり加えた。

 そうして迎えた函館2歳Sでは、出走したPOG馬エイブルベガが1番人気に支持されながら惨敗。

 さらに最後にとるか迷って、結局捨ててしまったサブジェクトが新馬を快勝し、札幌2歳S有力馬となり、かなり暗雲が立ち込めていた。

 しかも、新潟2歳Sに出走予定だった持ち馬キャプテントゥーレ、オディールが、インフルエンザ騒動でトレセンに帰厩できず、無念の出走断念。

 これは最悪の流れである。

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09.06.2007

『夏、秋競馬の交差点』

 【丹下厩舎・調教主任】 by・藤原有貴

 思い起こせば、去年の今週。

 札幌ではフライングアップルが、

 中山では、サープラスシンガーがデビュー。

 コスモス賞では、ナムラマースが驚異的なレコード勝ちを収めました。

 2歳戦に於いての確かな節目は、

 夏競馬と秋競馬の交差点にやってくる。

 それでは、中山、阪神、札幌と開幕週を彩る有力2歳勢の動きを見ていきましょう。

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09.06.2007

グリーンウオッチング Vol・26

 うさぎかカメか

 会社に入って数年経った、20代末期のある日。

 御大井崎シューゴローとアベコーが、

 「Hペースに耐えて勝った逃げ・先行馬と、上がり3Fの数字に見るべきものがある追い込み馬と、さてどっちが強いのか」

という議論に熱中しているのを耳にしたことがあった。

 二十年も前のことですから、まだラップが予想理論として特に注目されていないノンキな時代だったし、ワタシも単なるボンクラヤング(笑)。

 センセーもアベコーも、予想家らしく、時には理論をぶつけあったりするんだと、妙に感心した覚えがあるが、結論から言えば、「予想」や「馬券」を中心にして優劣を語るなら、Hペースを自ら作っての勝利——もしくは2〜3着に粘った馬のほうが、次走で連絡みの可能性や確率が高い。

 しかし、上がり3Fのラップの中に、見るべき数字があれば、それも純然たる能力。

 ペース慣れするまでに少しキャリアを要するため、勝ち負けまでに時間や数戦が必要になってくるが、いずれはけっこうな穴馬として、馬券的妙味もある。

 本命党は、すぐに結果が出やすい前者をチョイスする傾向にあるし、穴党は直線一気を夢想するのだろうが、先週日曜日に行われた函館の500万・1700ダートニ鞍は、冒頭で記した典型的なサンプルなのかもしれない。

 ①アクセルカフェ  1分46秒3

  (前半1000M) (ラスト3F)

  1・01・4—12秒7—12秒3—13秒4

  レースの上がり38秒4

  勝ち馬の上がり38秒3

 ②ブリュンヒルト  1分46秒6

  (前半1000m) (ラスト3F)

  1・03・2—12秒6−12秒0−12秒2

  レースの上がり36秒6

  勝ち馬の上がり36秒7

 ①のアクセルカフェが勝ったレースは、1000m通過が1分1秒4のHペース。従って、当然上がり3Fは、ゴール前の1Fは13秒4と時計がかかっている。

 対する②のブリュンヒルトは、前半の1000mが2秒近く遅い楽な流れだったため、終いの3Fは12秒台を3連続。36秒台と、相当に速い。

 同じ500万条件でも、牡馬混合戦か牝馬限定戦か。Hペースかスローかによって、当然走破タイムに優劣はある。

 しかし、36秒台の(特にラスト1F・12秒2の)上がりを見ると、ブリュンヒルトが劣っているとも思えないのだが。

 さて、みなさんは、どちらを支持する?(当然ブリュンヒルトでしょうが)

 

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09.04.2007

オナゴがわんかさ

 新潟の最終レースを終え、友人たちが連泊する、市内の万代シルバーホテルへとタクシーで向かったが、三々五々と連れ立って、道を歩いているの何故か女性ばかりだ。

 万代シルバーの宴会場のボードに、ふと目をやると、催しものはいずれも女性セミナーのなんちゃらで、ロビーでもおネエちゃんと熟女が元気。

 愚妻も宮嶋千佳子サンも国枝調教師の奥さんも、韓流ブームに乗って横浜アリーナやら新大久保の韓国料理店やら、簡単にソウルまで飛んで行ってしまうこともあるし、鈴木淑子も、宝塚歌劇団のアレコレには、マメに足を運んでいるんだろう。

 日本で今元気なのは、女の人だけなのかもしれないなぁ…。

 なんて、シャドウデイルが、鮮やかに未勝利を突破してくれたのは嬉しいが、札幌記念・小倉2歳S・新潟2歳Sと大コケし、藤代三郎サンの言うところの、全治1ヶ月の重傷。

 ポケットには5千円を残すのみで、ヤケクソで駅前の“鯛家”で、鯛シャブを肴に連泊組と焼酎をグビグビ(割りカンだからね)。

 山口県の山陰の漁村で育ったワタシ。

 本当に上等の鯛ではないことは知っているが、鯛シャブをつつくのは、それなりに雰囲気があって、サイドメニューも岩ガキが二個で1000円だったり、意外とリーズナブルっす。

 オジサンは、とりあえず酒を飲むときだけは元気です(笑)。

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09.03.2007