丹下倶楽部

丹下日出夫が監修するPOG(ペーパーオーナーゲーム)最強情報サイト

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回顧と展望

出た〜〜

 「青本」の景気づけに、本誌最強の法則で、チラリと前予告。

 出し惜しみの感じがアリアリですが(笑)、とりあえず2歳馬取材も佳境に入ってまいりました。

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 緊急告知

 5月15日(火)新宿LOFT PLUS ONEにて

 「青本」発売記念トークライブ! 開催

 

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04.18.2007

さて、これからが本番

 北海道の産地馬体検査から、戻ってまいりました。

 大雪や(青本の産地馬体の写真は、そういうワケで、見にくいのをご了承ください)、ちょっとしたトラブルもあって、かなり弱っています(笑)。

 なんて、初日の火曜日では、浦河の産地馬体の前に、JRA育成馬の展示会と、トラックショーが(調教見学)、ありましたが、ふーん。

 JRAの馬の中では、ハロースピードの弟に(デカいぞ)、アレとコレ。6頭くらいいい馬がいましたが、おっと。そこにいるのは、ハロースピードでお馴染みの相沢サン

 今夜、静内の赤ひげで一杯やりますか?

 ミルファームの清水サンもくるの?

 じゃあ、昼は馬体検査で、夜は三人で女体検査ということで(笑)。

 それは冗談として、ほぼ同い年の娘をもつワタシたち。

 おバカ姉妹の受験や将来について、ヘロヘロになるまで語り合ったりしましたが、当然翌日は二日酔い。

 静内・千歳の初日と、どよ〜んと歩いておりましたが、なんか桜花賞のウオッカのパドックみたい。

 チューリップ賞では、ダイワスカーレットが細く見えるくらいに、唸るような気迫で馬体を大きく見せていた馬が、いざ本番では、普通に大人しい(それでも、いい馬なんだが)。

 今度はスカーレットと、馬体の大きさみたいなものが気にならなくなっていたが、そうか。

 ウオッカの敗因は二日酔いだったのか(笑)。

 なんて、木曜の夜に会社に戻り、予想と原稿を入稿。

 家に帰って、締め切り寸前の原稿を二本やっつけ、さて皐月賞予想。

 皐月賞のアレコレは、続きをクリックしてね。

 

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04.14.2007

グリーン・ウオッチング Vol・16

 地味でも花咲くSS系

 北海道の2歳馬の牧場取材や、産地馬体検査の続くこの時季、満足に桜を楽しめなくなって、さて何年になるだろう。

  「ソメイヨシノは見忘れたけど、近くの野川沿いの枝垂れ桜は、たぶん来週が見ごろ。華やかさはないけど、ちょっと楽しみだな」と、先週末に思っていたら、あらら。北海道から帰ってきた金曜の朝には、もう葉桜に変わっていた。

 しかも、木曜日の千歳の産地馬体は、500円玉より大きい雪の塊が降りしきり、写真映りがヒジョ〜〜に心配だったりするが、いやあ。

 あんな大きな雪が降るなんて、やっぱ北海道は違いますね(笑)。

 その産地馬体で、グロリアスウィークの半弟を発見。

 父は代わったが、お世辞抜きに馬体はなかなかでしたよ。

 社台Fの成田マネージャーが、3月の取材の際、グロリオーサの05にも、大きな印をつけていましたが、改めて実物を見て、なるほどと納得。

 ちなみに、ダンスインザダークにスペシャルウィーク。マンハッタンカフェ等々、数々のSS系の後継者がいますが、傍流とはいえニューイングランドも、ある程度結果を出している。

 浦河方面には、SS系の種牡馬も繁殖牝馬もいないし、千歳方面までの輸送や種牡馬の料金と、諸々の厳しい条件があるため、去年は浦河で飼われている、唯一のSS系の種牡馬であるニューイングランドやニホンピロニールあたりを掛け合わせるしかなかったが(たぶん)、要は牝馬の質さえシッカリしていれば、超有名でなくとも、SS系種牡馬には可能性があるということです。

 なんて、産地馬体で気に入ったのは、新種牡馬のファルブラヴ。

 イメージとしては、フレンチデピュティに近い感じを想像していたが、間近で見ると、皮膚感や柔らかさ——筋肉の質が違う。

 特に、スッと細めで光沢のある上品なスネと、繋ぎや末広がりの爪の広さがいい。

 マイルをベースとした中距離馬として、相当な将来性を秘めているような気がしました。

 でも、今年の2歳が走ると、一気に値段がつり上がっちゃうからなぁ…。

 というワケで、来年のお買い得は、どう考えても高いキングカメハメハよりは、お買い得なネオユニヴァース産駒なんですかね?

 

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04.13.2007

「今回もヴィクトリーネタです」

 桜花賞はウオッカが負けて、私は半失神。

 ポイントは稼がれるは、馬券はずすは散々です。

 でも、心中は、今回あたりダイワが勝つような気がするっていうのはありましたし、周囲の人間にも、ダイワの頭も買っておけとアドバイスしました。

 そういっておきながら、私はウオッカを信じて撃沈。

 いけませんな。

 普段、POGと馬券は切り離しているんですが、ダイワスカーレットは別。

 母親のスカーレツトブーケを持っていたので、その子も取り続けたが実らず。

 やめたらダイワの3頭の登場です。

 この相性の悪さに加え、今年はマツクニ固めで臨んだPOG。

 そこで自信を持ってとったアステリオンダイワチャームが、わざわざ桜花賞の前座の1、2レースに登場。

 運命だ。

 私がダイワスカーレットの馬券を買ってもあたりゃしない……。

 よく考えれば、買っておけば負けてくれたかもしれない。

 まあ、とにかく、相性が悪いってこと。

 スカーレットブーケには触りません。

 

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04.13.2007

『おっさんパワー』

 【丹下厩舎・調教主任】 by・藤原有貴

 先週、土曜日の阪神競馬場。

 第10Rの大阪ハンブルクCで、ファストタテヤマが見事な差し切りを見せて勝ちました。

 タテヤマは今年8歳。

 2歳時にデイリー杯を制してから、ずーっと重賞戦線で活躍しているのですから、恐れいります。

 そのファストタテヤマの各年、最速の末脚を繰り出したレースと上がり3Fを調べると面白い事が分かります。

 ☆    01年 朝日杯(中山芝1600)    34秒9
 ☆    02年 京都新聞杯(京都芝2200) 34秒6
 ☆    03年 阪神大賞典(阪神芝3000) 34秒2
 ☆    04年 阪神大賞典(阪神芝3000) 34秒5
 ☆    05年 京都大賞典(京都芝2400) 34秒1
 ★    06年 京都大賞典(京都芝2400) 32秒8

 意外や意外、上がり33秒台のキレ味を見せたのは何と昨年から。

 具体的には、アドマイヤムーンが勝った札幌記念が初めて。

 菊花賞を2着した頃なんかは、上がりのかかる展開待ちの追い込み馬の側面が強かったんですね。

 それが年を重ねて、キレ味を身に付けていくという、摩訶不思議な成長力。

 そして再来週は待ちに待った天皇賞・春。

 過去、3度の挑戦は、6、11、6着と一息の成績ですが、末脚に磨きをかけて迎える今回、映画、『ロッキー』の公開に合わせて、競馬界でもオジさんが記憶に残る大仕事をやってのけるのではないかと密かに期待しています。

 さて今週は、牡馬クラシックの開幕を飾る第皐月賞が行われます。

 では、その出走予定馬の動きを見ていくことにしましょう。
 

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04.12.2007

ウオッカの発酵度数は、さて何度?

 競馬場に行くと、前祝いや打ち合わせやらで、中央競馬ワイド中継の出番前に、ちょっこしビールかワインで祝杯をあげているワタシですが、いざ本番で隣り座る宮島千佳子サン

 「いや〜だ。今日は特に匂う〜」

とか、言われていますが、そう?

 オジサン、おちゃけクサい?

 娘たちに家でも言われるんですけどね(笑)、その時の顔の背けかたが、ウオッカに並ばれた時のアストンマーチャンダイワスカーレットにソックリだったりして。

 燃焼系(古い)というか。

 ウオッカは命を燃やし、自身を発酵させながら走る馬かもしれないなぁ…。

 今度、オークスの時に東上したら、クンクンやってみますか(笑)。

 なんて、土曜日も日曜日も、後半戦は比較的頭数が少なく、本命サイドで決着がつく感じがしますが、ふふふ。

 予想は前半戦に、ひとヒネり。

 土曜も日曜も6レースに、勝負どころを置いてみました。

 ここで発表すると、なんかハズれるような気がするので(気が小さい)、新聞を買ってコッソリ読んでね。

 というワケで、桜花賞の予想のアレコレは、続きをどうぞ。

 

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04.07.2007

「牡馬クラシックはヴィクトリーの一人舞台?」

 水曜日。

 それはPOGファンとって、楽しい日。

 そう、調教が行なわれる日なんですな。

 普通の競馬ファンから見たらおかしなことだろうが、我々は自分の馬、そしてライバル馬の動向を知るためにも、調教はかかせないのである。

 さあ今週は桜花賞。

 ウオッカダイワスカーレットがどんな調教を行なってるか、某調教時計のサービスを見ると、なんじゃこりゃ?

 あけてびっくり。

 坂路の1番時計がヴィクトリーじゃないか。

 その時計も48秒6−36秒5−24秒8−12秒7。

 信じられん。

 ヴィクトリーといえば、いつも坂路では動かず、終いもバタバタだったはず。

 それが突然この時計。

 ジョイフルハートと間違えたんじゃないか。

 

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04.06.2007

『血は争えない』

 【丹下厩舎・調教主任】 by・藤原有貴

 美浦小島太厩舎コパノリュージンという3歳馬がいます。

 本馬の母ヘイアンダームは、旧齢4歳、1月の新馬戦(中山芝1600m)でデビュー。

 これを4角先頭から押し切り3馬身差の圧勝。

 しかし、その後の戦績が凄い。

 6歳で引退するまでの38戦、勝利はデビュー戦を含めて2鞍のみ。

 2着は0回で、その代わりに3着が何と12回!(4着以下は24回)

 その華麗なる?3着歴の中に、1990年、クイーンS(GⅢ)があります。

 当時は、4歳牝馬限定戦として芝2000mで、9月中山最終週に行われていました。

 当日は、朝から降り続いた雨の影響から、不良の極悪馬場。

 勝ち時計は、何と2分07秒6。

 これを道中は13番手に控え、3コーナー手前から一気にスパート。

 この最悪の馬場をひとマクリして、直線入り口では、堂々と先頭に立ちます。

 デビュー戦の再現なるか!と思われたものの、一気に動いた分、余力はなく、最後は4コーナーを2番手、4番手に回ったウィナーズゴールド、ビーバップに交わされて3着でゴールイン。

 もしこの時、勝っていれば…いや重賞ですから、2着であれば…

 少しは記憶にファンの記憶に残った事はず。

 その後は、古馬500万条件のまま、静かに引退したのでした。

 引退後はヤナガワ牧場で繁殖入り。

 思いを仔に託す事になった。

 そして産まれた初仔が何と、あのサンライズフラッグ

 記憶に残る1998年の鳴尾記念(阪神芝2000m)。

 当日は豪雨に見舞われて、とてつもない不良馬場。

 それでも断然の人気を分け合ったのは、宝塚記念を見据えた武豊エアグルーヴ横山典アヌスミラビリス

 これを相手に豪脚一閃。

 一騎打ちに持ち込んだ前記2頭を無欲の追い込み策でブチ抜き圧勝!

 母が散った、不良馬場にて呪縛を解く勝利となるはず、でしたが、飛躍を誓い迎えた秋競馬は…

 朝日チャレンジカップ(GⅢ)、毎日王冠(GⅡ)、そしてGⅠ天皇賞(秋)に出走するも、なんと全て3着。

 呪縛を解くどころか、自身が呪われてしまうハメに。

 そして、そのまま引退してしまいました。

 その後、ヘイアンダームの子供は大きな活躍をしてはいませんが、コパノリュージンの父は生涯戦績〔6,1,2,1〕と勝ち味◎のクロフネ。

 母、兄を上回る活躍を期待したいものです。

 さあ今週、阪神ではいよいよ待ちに待ったGⅠ第67回桜花賞。

 では、桜花賞出走予定馬の動きを見ていくことにしましょう。

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04.05.2007

よい子の毎日

 福島開催が始まったこともあって、古馬500万クラスや3歳未勝利を中心に、出走頭数が少なくなっている。

 頭数が少なければ、それだけ予想にかかる時間も少なく、ちょっと楽した気分の先週だったが、10頭前後の少頭数になると、そのぶん点目も絞らなくてはならないし、低配当の競馬が続く。

 スポーツ紙に比べ、点目の多い競馬専門紙は、低配当が続くと、自然マイナス決算が多くなる。

 予想は、いわば消耗戦のような形で、いかにマイナスを防ぐかにかかってくるが、うーん。

 先週は、もう一つや二つは、当てておきたかったなぁ…。

 なんて、自信をもって臨んだダービー卿は、丸っぱずれ(笑)。

 ダンスインザモアの出遅れは、ある程度覚悟はしていたが、出遅れを挽回すべく動いていくか。

 それとも前走の中山記念のように、腹を括って直線一気にかけるか。

 蛯名クンの心の持ちよう一つにかかっているだけに、こちらとしては何とも言えないよなぁ…。 

 大阪杯のシャドウゲイトも、1000mのハロン棒を62秒台で通過したとき、心の中では早くもガッツポーズ。

 なのになのに。

 ありゃりゃ。

 メイショウサムソンの強いこと強いこと。

 オペラハウス産駒ということで、なんだかステイヤーのイメージがあるサムソンですが、実はベストは2000mで、距離のマックスは2400mだったりする。 

 意外とオペラハウスの仔は、古馬になって、ステイヤーというよりは中距離のスピード馬に替わる傾向が強いように思う。

 そこのところを読み切れず、長いところを使いすぎるようなケースが多々あるが、案外天皇賞の死角になるのかもしれない。

 メジロマックィーンが、ライスシャワーに天皇賞三連覇を阻まれたときも、前哨戦は大阪杯だった(レコ勝ち)。

 春天で印をどう打つか。

 ちょっと考えてみたいところだ。

 というワケで、中盤までは持ちこたえた日曜日だったが、10レースからは尻すぼみ。

 

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04.03.2007

「パラオ競馬ってホント?の巻」

 今日、両国から浅草まで、春のうららの隅田川沿いを散策しました。

 川面には桜の花びらが、まるで墨流しのような模様を描いていました。

 日本って幸せですね。

 みなさん、ご無沙汰しました。

 栗岩です。

 この1ヶ月、通信制大学の卒業課題のため、ゼミ仲間と南洋のパラオ諸島に調査旅行に行っていました。

 かの地は、第一次、第二次世界大戦のときには、日本海軍の要地となっていました。

 ですから、そこには「南洋神社」という祠まであるのです。

 また、国旗は「空色の地に、黄色の丸」という、日の丸とは色だけが異なるデザインです。

 それだけ、親日的な国であるのです。

 最近では、アントニオ猪木さんが、サンゴ礁の養殖技術を成功させて、地球環境汚染の撲滅を推進させているそうです。

 さて、私たちの調査は民俗学ですので、ひたすら島民から昔話を聞きだすことだけでした。

 たとえば、島に古くからあったミクロネシア民謡が、1900年代前半に日本人が来てからは、日本的なメロディに変化していったそうです。

 楽譜はありません。

 口や耳だけで伝承させていくので、だんだんとブレていくのでしょう。

 

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04.02.2007