ちょっと幸せ
アルフレード、朝日杯FSを快勝。
パドックで、ひと目見て、このメンバーではモノが違う。折り合えば勝ちだと、即確信したが、手塚さん、そして牧場のみなさん。隙のない、いい馬に造りあげたねぇ。
その週末の顛末は、丹下倶楽部の“戦い終わって日は暮れて”でも読んでくれ。
夜は、伊藤正徳厩舎主催の慰労会。
悪徳馬主の傍らで、小さくなりながら、こっそりドンチャカ。
カッチー、横山典くん、デュエットで熱唱。
ジョッキーと馬は、アスリートであり、勝負という戦いの場で、唯一コンタクトをとれる、唯一無二の希有な存在だ。
そう、ジョッキーとは、馬の背中に跨るピクシーである。
その彼らの高揚感や挫折——魂やスピリッツを、たぶん、ワタシたちは知ることはできない。
彼らが紡ぐ言葉を、ワタシたちは、本当に理解できているのか?
ひょっとしたら、交わることのないパラレルワールドに生きているのかもしれない。
そう、彼らだって、もどかしい。
どこかで、弾ける場所が、必要なのかもしれないなぁ…。
なんて、ハクサンムーンはシンガリに負けたが、おっしゃ〜。楽しいレースだったね。
1200〜1400mなら、いずれ大きいところは取れるねと、カッチーとゴニョゴニョ(予想も◎—△)。
悪徳馬主に連れられ、そのあと、二軒三軒。
三軒目の店で、南こうせつサンと、ばったり。
人生の中でも、ちょっとしたサプライズです。
聞けば、悪徳馬主と同じ大学の、音楽関係のクラブに入っていて、共通するところ大だという。
「じゃあ、俺が一曲歌おうか?丹下くん、俺、歌は、すんげえ上手いんだぜ!」と、鼻息ブハブハし始めたところで、振り切ってタクシー。
六本木を歩いたのは、何年ぶりかなぁ。
でもって、アマンドは、どこへ行った?(笑)
12月25日(日)は、BS11出演(PM・4:00〜)。
よろしくね。