グリーン・ウオッチング Vol 7
ディープよりドキドキもん
10〜11月の、今季の東京のダートは、昨年の今時に比べ、1秒近く時計が速い高速の砂だと言われている。
昨年の同時期の、新馬・未勝利の平均勝ち時計は1分41秒前後だったが、1600mダートで1分40秒を切ったのは、新馬・未勝利はゴーファイトウインの1分39秒8。
ブライアンズエッセの1分39秒2(不良馬場)だけ。
2歳500万でも、ピサノバンキッシュの1分39秒7が最高だった。
ちなみに今年は、
● ラインストーム 1分39秒2(重)
● ジャドール 1分38秒2(レコード)
● シベリアンバード 1分38秒8(良)
● ニードルポイント 1分38秒7(良)
● ピサノデイラニ 1分38秒2(やや重)
● プロミスフェアー 1分38秒9(良)
5頭もの馬が、1分38秒台をマークしているが、馬場差云々というより、個人的にはダートのレベルが高いからではないかと考えているのだが。
もちろん、単なる数字だけではなく、馬場コンディションや二着馬との着差。上がりのラップの中に、余力があるかないかを吟味することによって、時計以上に価値のあるレースもあったりするが、奇しくも前記した6頭のうち5頭が、JC当日の5レースで激突。
この500万戦を勝てば、12月の川崎の全日本2歳優駿の権利も、とりあえず得ることになるが、さて、ジャドールの行方は。
時計はどのくらい更新するのだろうか。
会員サンにとっては、ディープインパクトやハーツクライより、こっちの方がドキドキもんなんでしょうね。
陰ながら、ジャドールに本命を打って、ヨイショしときました(笑)。