熱も出た
メインスタンドとメモリアルホールの間に横たわる、およそ100㍍近くの工事中の垣根が取り払われ、新生東京競馬場に光が注ぎ込んだ。
何かに遮られた空間と、そうでないものの落差は、こんなにまであるのかと、スタンド通路に立ち尽くし、右左を見渡しながら思ったりもしたが、かって鉄火場と呼ばれた競馬場と、巨大なショッピングモールを思わせる東京競馬場。
さて、競馬の行き着く先は、どこにあるのだろう。
もしワタシが20歳チョボチョボのヤングだったら、この競馬と競馬場で何を見つけ、何を思うのか。
それは、前年比150%の入場者数の今後にかかっているが、ワタシにはワタシの競馬がある。
迷い子にさえならなければ、それでいいんですけどね(笑)。
なんて、普通に某芸能プロダクションの悪徳マネージャー夫妻と、ベッラレイアのゴール前の差し脚に、思わず秋山と連呼し、競馬中継終了後、スタンドでビールを飲みながらジョッキー・マスターズの笑顔溢れる興行を楽しみ、ポクポクと府中駅までを歩き、光の多かった競馬に、不思議な心持ちで一日を終えましたが、ああ。新緑の季節なんですねぇ…。
目の前の大量の原稿に目を瞑って、コッソリとレッドソックス×ヤンキースに熱中してしまった月曜日。
うう。今日のうちに、なんとしても青本の牧場取材の原稿は書き上げなくてはいけない。
火曜の午後は、GallopのPOG特集のDVDの音入れがあるというのに、あれれ。
腹が痛いし熱も38度はあるぞ。
もしかして、インフルエンザか?
ピンチ!
【緊急告知】
5月15日(火)新宿LOFT PLUS ONEにて
「青本」発売記念トークライブ! 開催