祭りの後の、一週間
気ぜわしい仕事からも解放され、惚けたように、のんべんだらりんと毎日を送っていたら、競馬フォーラムの山口編集長から、
「宝塚記念の原稿、早く送れ!」
と、矢の催促。
えっ。まだ仕事あったんだっけ?(笑)。
いやあ、今、フライデーの歓送会で、水着のお姉さんと写真をとったりして、ドンチャカ暴れているんですけどね。
今度、フライデーのグラビア審査の予想家として、デビューする話で盛り上がりつつあるのに(パドック解説したり、巨乳番付でも作るかな)、余計なデンワすんなよ(笑)。
ところで、“netkeiba”で、新たに2歳馬のアレコレを連載することになりそうですが、展望にしようか結果分析にしようか。
予想か評論か。どっちでもいいんだけど、年寄りだし、結果を語るほうが、やっぱ楽だな(笑)。
でもって、次回の福島開催から、本紙予想の仕事を、ヤングたちに任せようと思っています。
評論家になって、楽しようというワケではありません。背負うモノの大きさや、世の中に自分を問う意味を、次世代の人たちにも経験して欲しいのね。
結果的に、予想家としてノックアウトされ、鬱病になっても激痩せしても、ソレはソレ。井崎シューゴローも丹下日出夫も、何度も挫けながらバカの道を貫いてきた(笑)。
何かをやってみないと、自分が何者であるかがわからないよ。失敗しても、いいじゃないか。
ちなみに、07年。馬社の本紙予想は、的中率・回収率ともに、上半期はかなり離れた1位。美しい状況でリレーするなんて、オレって、かなりいい奴かも(笑)。
というワケで、本紙予想もあと二週。
もう、しゃかりきになって予想しなくてもいいかなとも思っていたが、ダービーが終わって暇なのと、生来の負けず嫌いと少しのマジメさがアタマをもたげ、急にやる気満々。
今週は、久しぶりに、いい予想が打てたような気がするが、おお。土曜日の2レースで、☆−◎で6千円余の馬単をゲット(逆だったら、軽く150倍だったのに)。
でも、日曜日の方が、もっといい印を打てたように思う。
勝負どころは、日曜5レースのアレ(2レースも3レースも9レースも、けっこう美しい予想だなぁ)。ハマると、馬単は50〜400倍コース。ふふふ。これが当たれば、400mトラックを半周くらいリードするかのような、更なるブッチギリのトップでバトンタッチだな。
うーん。オレって、やっぱイイ奴(笑)。
その予想のアレコレは、まずは新聞で。安田記念の予想は、続きをどうぞ。
[安田記念]
武豊と橋田厩舎の結びつきは、兄弟のように深い(たぶん)。
馬に対する見方や展望を、微に入り細に入り、話し合いながら構築していくことで知られているが、東京新聞杯で初の重賞をモノにしたスズカフェニック。
「春シーズンは、短距離路線も含め、最終目標を安田記念に置いてローテーションを組みたい」
スズカ陣営から、そのような趣旨のコメントが発せられたが、ステップレースとしての阪急杯。1F距離短縮、マイルよりは1秒以上前半のペースが速い1400m戦で、果たして流れに乗れるのか。
その結果が、ハナ・ハナ・ハナの3着。勝ち星は逃したものの、ゴール前の脚色は際立っていた。
スプリント戦にも、ある程度手応えを掴んで、さて次走の高松宮記念。
外枠に配置されたため、馬場のいい外々を回る恩恵にも恵まれたが、阪急杯で先着を許した、当面のライバルであるプリサイスマシーンをネジ伏せての完勝。新旧入り乱れた、スプリントシーンの勢力図を力で塗り替えて見せた。
1200m戦を使ったことで、テンションが上がり、引っ掛かることも考慮して、前走後はここ一本。追い日ごとに、念入りに調教を積み重ねて、出走態勢は万全。坂路の最終追い切りでは、馬が唸っていたぞ。
ちなみに、起点となった東京新聞杯は、メンバー中最速の33秒3の切れ味で、歴代二位の1分32秒7をマーク。馬場コンディションや開催時期は異なるが、過去十年の安田記念で、1分33秒を切ったのは前4年の4回。時計的にも、もうGⅠレベルに達している。
●東京新聞杯 1分32秒7(過去十年・歴代二位)
●安田記念 過去4年の勝ち馬と時計
03年 アグネスデジタル 1分32秒1(レコード)
04年 ツルマルボーイ 1分32秒6
05年 アサクサデンエン 1分32秒3
06年 ブリッシュラック 1分32秒6
初の58㌔だけが、ちょっぴり気になるが、普通に勝ち負け。
◎スズカフェニックス
○ダイワメジャー
▲グッドババ
☆エイブルワン
△コンゴウリキシオー
ジョイフルウィナー
エアシェイディ
キストゥヘヴン
※業務連絡
POGのドラフト用の指名リストが(関東限定版もあるよ)、ほぼ完成しました。
週明けに、また少し手を入れて、改訂するかもしれませんが、リストの欲しい方。アドレスをメールで送って下さい。
でも、ライバルはダメよ(笑)。