山田乗男は、先のオークス時に、ＰＯＧの投了宣言をしたが、あらら。実はワタシも、そうだったりして（笑）。

　ベルモントＳのカジノドライヴはいるが、久しぶりに出走馬が一頭もいないダービーとなったが、キャプテントゥーレが皐月賞を勝ったから、まあいいか。

　ＰＯＧ馬がいないからというワケでもないが、ここ数年。先週のオークスにも感じたが、年ごとにダービーに対するモチベーションみたいなものが、落ちてきているような気がする。

　ワタシは大人ですから。山田乗男みたいに、盛り下げたりはしないものの（笑）、予想や馬券に立ち向かうためには、気力を振り絞ることを余儀なくされる。

　馬券ファンの心持にも、どこか共通したところがあるのだろうか。

　「それはね。最近の競馬は、“妄想”の入り込むレースが少なくなったためだよ。騎手がプロなら、馬券を買う側だってプロっぽくありたい。プロであるためには、いかにレースを勝つ手だてを考えるか。その両者の想いの融合があって初めて、馬券も競馬も達成感が生まれるんだよね」。

　競馬風俗研究家の立川末広が、エラそうにホザいていたが、そういうアナタ。ダービーに来なくなって、何年になるのよ（笑）。

　なんて、ディープスカイといえば、山田Ｓの髭オジサンもピクピク。

　モンテクリスエスの下河辺牧場も、目を血走らせているに違いない。

　タケミカヅチの、ひと口馬主も、大枚を握りしめてダービーでショーブショーブ。

　いろんなことを、受け止めてあげなくっちゃ。

　というワケで、ダービーのアレコレは続きをクリックしてね。

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　【ダービー】

　ディープスカイは、最内の１枠１番を引いた。

　悲観的に妄想すれば、まず出遅れが頭をよぎる。

　ふと隣りをみると、武豊のブラックシェルに柴田善のタケミカヅチ。横山典のサクセスブロッケン等々、馬はダークホース的でも、策を弄しようと思えばそれができるジョッキーがそろっているし、きっとマークもキツいだろう。

　スタートで後手を踏めば、道中は蓋をされる。

　勝負どころで動くに動けないなんて、いく度かの不利もあるかもしれない。

　しかし、楽観的に考えれば、コースロスなく、ピタリと2400ｍを回れる最短コース。

　基本はマイラーなだけに、むしろ１番枠のほうがありがたい。

　なんて、四位というジョッキーは、勝つときも不利を受けるのも教科書通りというか。実際、イマジネーションの沸きにくい騎手なんだが（笑）、ＮＨＫマイルの上がり33秒９。そして、毎日杯・１分46秒０を思えば勝ち負け。

　対抗はアドマイヤコマンドだが、陣営は良馬場でやりたいと言っている。

　土曜日現在。馬場は３秒近く遅い重馬場。日曜日も鉛色した曇天。気温は25度くらいに上昇するらしいが、一気に良馬場までは望めないだけに、重馬場がネック。

　となると、普通にマイネルチャールズの一角崩し。

　重馬場が濃厚だが、皐月で本命を打ったショウナンアルバを、一気に落とすことはできない（攻め馬の感触もよさそうですね）。しつこく惑星に警戒。

　連下として、タケミカヅチをハズす理由は何にもない。

　以下、重ならレインボーペガサスにサクセスブロッケン。

　良ならブラクシェルとモンテクリスエス。

 

 

　◎ディープスカイ

　○アドマイヤコマンド

　▲マイネルチャールズ

　☆ショウナンアルバ

　△タケミカヅチ

　（重なら）

　　レインボーペガサス

　　サクセスブロッケン

　（良なら）

　　ブラックシェル

　　モンテクリスエス

　

　しかしナンだな。

　馬券だけなら、最終の目黒記念のアルナスラインの方が堅そうだな。

　相手はロックドゥカンブとホクトスルタン。

　重馬場ならアイポッパーはいらないし…。

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