地団太
長い間、無言の戦闘状態にあった子フグ1号と、風邪っぴきの入院騒ぎを契機に仲直りしたと思ったら、11時過ぎに長電話をかけることを注意した、子フグが今度はプンプン。
学校へ出かける前、ワタシの部屋に顔を出さないで素通りする日が三日続き、毎晩二階で親フグを交えた親娘がキャンキャン。
なんか上に行くのが怖いので、1階の部屋から電話してコーヒーを頼んだら、「何様のつもり?召使じゃないわよ!」と、階上の床で親フグがドスンバタンと地団太。
ふう。毎日ショッパイ原稿書きと洗濯を欠かさず、今日の晩飯にと、イカと大根の煮つけと、きんぴらごぼうをこさえ、出汁もちゃんととり、豆腐とほうれん草の味噌汁を用意しているワタシは、果たして悪者なのだろうか。
仕方なしに、部屋にこもってエリザベス・ノックスの“ドリームハンター”を開く。
ファンタジーは、指輪物語とネバーエンディングストリー以来、20年以上手にしたことがなかったが、ネシャン・サーガといい、けっこう読める本もあるんですね。
そういえば、丸谷才一サンの、ジェイムス・ジョイスの“若い藝術家の肖像”の翻訳本が刊行されたらしいが、読破するのに、さて何年かかるのだろう。
ちなみに子フグ1号は、前夜“若きウェルテルの悩み”について熱く語っていた。
キミにとって、明日という日は明るい日と書くのね(笑)。
さて、今週は東スポ杯。
netkeibaの“丹下番付”で、ローズキングダムを最上位の東の大関に置いているが、若いという字は苦しい字に似てるワ。
キャリア一戦というのが、いかにも危ないが、ここは能力と資質重視で突破するしかないのかなぁ。
実は先週、京王杯のエイシンアポロンも、自分で作成した序列は、ダッシャーゴーゴーやドロよりは上。変に自分の判断を曲げて予想を打っていたようなところがあったが、なんか丹下日出夫らしくないと、山田乗男のヤローも指摘。
ここら辺りで軌道修正が必要かもしれない。
【業務連絡】
バガボンド放牧?スマラ、行方不明?ケンシン、追い切りでドタバタ。セイクリッドセブン、ゲートがあかん。アドマイヤテンクウ、A・プリンスに派手にチギられる。
しかし、ビジュアルショック順調に新馬。ペルーサ、いい感じ。ダノンシュナップス、山元から帰厩し坂路で時計。スーブルソー、あと二本で仕上がりそう。アドマイヤマスター、アドマイヤゲーム、なんか“走る馬”の方に向かってきたぞ。