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「禁○○の巻」

 正月早々こういっては何だが、昨今の不況が末端の私にまで響いてきて、貧乏の棒の長さが、日ごとに伸びていく。手っ取り早い倹約は、禁酒、禁煙。なかには禁ギャンブルという人もいるだろう。

 禁競馬はともかく、年明けから禁酒・禁煙にチャレンジしている。過去に何度も挑戦して負けてきたから、今回は新たな作戦を立てることにした。過去の作戦は、手元、自室、仕事場から酒タバコを排除し、それに耐えるというものだった。飴玉をしゃぶったりして。しかし、それが本質的にまちがっていることに気づいた。

 それは単に、酒タバコから「逃げている」にすぎないのだ。逃げているだけであるから、それらが手元にある状況になると、呑んでしまうし吸ってしまう。禁煙中の人が、酒場に行くと、友人に「もらいタバコ」をするのがいい例だろう。それらに捕まった瞬間、それらから「逃げている」という緊張感がゆるみ、それらに「捕まったら仕方ない」という諦めの気持ちが生まれてくるというメカニズムである。それでは、一生、逃げていなければならない。私は、市橋ではないのだ。

 私も曲がりなりにも男なのだから、今回は、逃げずに向かっていく。すなわち、生活形態はまったく変えない。今までと同じように飲み屋に行くし、タバコも買う。いつも手元に置いておく。もちろん、酒場では酒を注文するし、自宅では買ってきた缶チューハイのフタも開ける。手元には封の開いたタバコがあるし、ライターも常時ポケットに入れてある。その状況で、耐えるのである。禁煙パイポにも飴玉にも頼ってはいけない。そういうものに頼ると、これまた一生、パイポや飴玉をくわえ続けなければならない。

 ジッと酒に向かい、ジッとタバコとタイマンを張るのである。そして、決して目をそらさない。相手も古代より生き永らえてきた百戦錬磨のツワモノだ。ときには、なだめたりすかしたり、うまく機嫌をとりながら、こちらの事情を理解してもらうことが肝心だ。

 これを1日3時間1ヵ月続ければ、不思議なもので、酒やタバコがかすかに退いていくのが見えるという。そのときこそが、勝利の瞬間なのだ。

 このプロセスこそが、正しい禁酒禁煙だと思われるのである。

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 というわけですが、こういう「禁○○」の方法もあるので、それを聴きながら、金杯の予想といきましょう。

 

 http://www.youtube.com/watch?v=UbaypBC-1gg

 かつてから「一年の計は金杯にあり」とか「金杯で乾杯」とか「金杯におっぱい」とか、あたかも金杯が、年の初めの縁起物であるように謳われているが、考えてみて欲しい。1月1日に行われるわけでもなく、競馬初日の第1Rでもなく、ましてやGIでもなく、単なるGⅢハンデ戦という、たいへん中途半端なレースであるということを。

 であるならば、中山金杯は、斤量が重すぎず軽すぎず、距離がベストではなく合わないわけでもなく、コースに強くもなく弱くもなく、つかみどころのない馬がいい。

 レオマイスター、マヤノライジンが妙味。

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