風転のヒデさん
双葉社のAサンから送られてきた、エロ小説読破も少し飽きたので(笑)、方向性をちょっと改め、花村萬月サンの“風転”にスイッチ。
上中下の三巻に渡る大作だが、あっという間にページが進んでしまった。
花村サンは、ワタシより3つ年上なんですけど、同じ吉祥寺近辺をフィールドとして、バイクという共通項を柱に暴れ回っていたこともあって、ごくごく近いところですれ違っていたような気がする。
なんて、花村サンの小説を娘たちが読むことは、ほぼ考えにくい。
だからといって、読み捨て本棚の埃をかぶるのももったいない。
そうだ。木曜日の夜、新橋に出向く用があって、PRCのSサンと一杯やる。
あそこんちには、浪人のボーヤがいたハズだ。
たくましく生きるためにも、ぜひ花村サンの本を読むがいい(ワタシだって、高校生のころ、大藪晴彦サンの小説を、片っぱしから読みふけったこともあったしな)。
しかし、セックスと暴力描写の嵐だからな(笑)。
「親殺しというテーマが危ないので、とりあえずボクが先に読むことにしよう」と、Aサン。
アンタの息子を信じなさい(笑)。
なんて、今週から夏のローカル。
“netkeiba”で、「POG大魔王の新馬注目馬」というコラムも始まったが(金日夕方更新)、マーメイドSの予想のアレコレは、続きをクリックしてね。
【マーメイドS】
秋華賞の32秒9という、ベラボーなベッラレイアの末脚は、明け4歳世代の牝馬の中にあって、ダイワスカーレット、ウオッカに次ぐ実力者であることを物語っている。
しかし、休み明けの前走がマイナス体重(8㌔減)。
まだ完調途上で、しかも、56㌔の重量を背負って、連対実績がない。
他馬にも付け入る隙があるぞ。
というワケで、ブリトマルティス。
前回・パールSは、格的には準OPだが、時計・ラップは、ちょっと凄い。
●《走破タイム》 1分46秒6(やや重)
(1000m) (1400m) (1600m)
58秒7 1分22秒7 1分34秒7
{勝ち馬の上がり 35秒1}
翌週の、GⅢの金鯱賞(2000m)はというと、
●《走破タイム》 1分59秒1(やや重)
(1000m) (1400m) (1600m)
59秒9 1分24秒0 1分35秒6
{勝ち馬の上がり 35秒1(逃げきり)}
1000〜1600mにかけてのラップは、金鯱賞より1秒以上も速い、厳しい数字を踏みながら、両者の上がりは35秒1と同じ。
しかも、金鯱賞の1800m通過タイムは1分47秒1。
ブリトマルティスが、もう1Fを12秒0で駈けたと計算すると、2000mは1分58秒6。
机の上の計算と実戦は、もちろん異なるが、GⅢを超える数字であることは間違いない。
昨年の今頃は、このマーメイドSにも名前のあるレインダンスに完敗(阪神の2200m戦で3着)。
秋のローズS・秋華賞と、なし崩しに終わったが、55㌔を背負い、馬体を増やす形で目下二連勝。
53㌔のハンデなら、今なら十分戦えるハズです。
一角崩しはソリッドプラチナム。
前走は着順こそ7着だが、0秒4差と大して負けていない。
同マーメードは、過去1・3・3着(3着は今回と同じ53㌔)。
久々を叩いた、相性のいいここが勝負どころ。
ザレマは、2000mはやはり1Fが長い。
レインダンスも近三走が二桁着順。一変までは?。
サンレイジャスパーも、インフルエンザなど、諸々のトラブルを抱えての一年近い休養明け。ここを使ったあとのサマーシリーズが狙い目なんでしょう。
◎ブリトマルティス
○ベッラレイア
▲ソリッドプラチナム
△ザレマ
△レインダンス
【業務連絡】
来週は、月、火、水、土と、夜はスケジュールがギチギチ。
福島に行けるかなぁ…。
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