丹下倶楽部

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サーベルを抜く

二週間前だったか。

札幌競馬で、「北海道150年記念」

という冠の、特別レースが組まれていた。

小学校高学年に上がったころ、

「明治100年」が来た。

俺たちがアポロ月面着陸と

騒ぐのと同じくらい、

担任教師や大人たちは、

明治100年について、

かなりコーフンしていた。

あれから50年。

廃藩置県などあり、

北海道と名前がついて150年。

正直、長いような短いような。

150年生きている人間はいないし、

約60歳のワタクシには、

なんとも表現しようがない。

しかし、北海道へは100回以上

行っているような気がするが、

いつも見ている牧場近くの、

今ある山並みや景色は、

ほんのちょっと前に整った。

昔は茫々たる原野の先に、

白い雪をかぶった、

尖った山がそびえたっていたかもしれない。

開拓時代は、確かにあったのだ。

なんて、江戸が明治になったころ、

レオナルドダビンチは、

飛行機のデッサン図を描いていたが、

その乗り物が本当に登場するなんて、

明治が終わるまで誰も想像していなかった。

船こそすべて。

平安時代前の古い古い時代から、

裏日本と呼ばれる日本海が玄関。

日本の主要な輸送路は、北前航路と瀬戸内海。

伊藤博文じゃないが、山口の下関だって、

船しかない時代だったら、

日本の首都になってもおかしくなかった(ほんとかよ)。

しかし、第二次世界大戦は

飛行機の機動力がすべて。

今は、羽田から1時間半で札幌だ。

人生の時も、

同じように速くなったのかなと、

ふと思うときがある。

台風が過ぎ、急に庭の雑草が茂り始めた。

もう今年はおしまいかなと思っていた

インゲンマメや万願寺唐辛子が、

再び花をつけはじめた。

水って大事なんですね。

なんて、除外などあり、次はどこか、

考えちゃうなという馬もいるが、

丹下厩舎は、今週は新潟の

芝1800mの新馬戦にホウホウサーベル(ハーツクライ×ビッシュ)

がデビュー予定。

艶っぽい黒鹿毛、なんか西城秀樹みたい。

あちこち緩く、

アッサリというワケにはいかないかもしれないが、

たとえ負けても、次も次も、

クラシックも勝ち負けになるように思う。

スイープセレスタス、ダノンジャスティスは来週かな。

サトノソロモン、ピッチが上がる。 

フランクリン帰厩。

腰が硬そうだが、

カウディーリュ(母ディアデラノビア)も、

札幌でデビューできるかもしれない。

 

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