ゴーヤマン
庭のゴーヤの初収穫が間近だ。
この二週間、競馬週刊誌やタバコを買うついでに、近所の柵をつたっているゴーヤたちの生育状態を鋭意調査してきたが、むふふ。どうやら我が家のゴーヤが一番乗りだ。
毎朝郵便ポストから新聞を取りに行くとき、そして昼飯前、夕方と、ゴーヤ君の雌花がいくつ生え、どんな進行状態なのか。
駄犬と一緒に、むふむふと数える毎日だが、うーん。ゴーヤはかわいい。
十年数年前、NHKの連ドラの“ちゅらさん”で、にーにのゴリ君と親父の境正章サンが、「ゴーヤマンを売り出そう」と、一家挙げて大量に発注した気持ちがよくわかる。
マチャアキにゴリ。まだ在庫があるのなら、西原理恵子画伯の“ネット水産”に対抗して、ネットで売ったろうじゃないか!(必ず丹下日出夫事務所を通すように)。
なんて、適度に膨らんだ一番ゴーヤを、収穫するべきか。もう1〜2日ほど待つべきか。
愚妻と激しく意見が食い違い、アタマにきたので、猛暑の中を武蔵境に家出。
ふと道端の神社に目をとめると、白い襦袢に赤袴の巫女さんが、鳥居の前を、シャッシャカゝ掃き清めている。
みれば、大祓の輪っかがデン。
栗岩太郎クンちの神社の大祓は、親指大でジブリの映画の小さい人しか通れず、常人には霊験もなんもあったもんじゃないが、こりゃあ御利益がありそうだ。
木漏れ日の下、涼しげな神社で巫女さんを眺め、うーん。猛暑と猛女は、処女と少女の違いみたいなもんだよな——なんて、ひとりごちながら、ひと休み。
ついでに、近場の園芸店でコリウスの苗を大量に購入(一鉢140円)。
花占いによると、10月2日生まれの誕生花である(暇な人は、花占いでどんな性格か調べてみてね)。
コリウスは一年草。ちょうど誕生日の頃に、種を落として枯れるが、その種をコッソリ集めておいて、来年の今頃、庭中をコリウスだらけにして、ワタシの存在を思い知らせてやる(ゴーヤもね)。
ふふふ。買い物ついでに、スイカも買ってやったぜ。
家に帰って、ふんふんと包丁を入れたら、あれれ。黄色いスイカだよ。
イケメンに会うつもりで待ち合わせたら、ぼんやりとして緊張感のない顔をした、山田乗男にバッタリ出会ってしまったような気持ちになったが、黄色いヤツは、最後の最後で、皮が薄くていいもんだ。変にイイヤツじゃないかと思ったりもする。
しかし、こんな毎日でいいのか?
だから、当ブログもホワイトアウトしてしまうのか?(笑)。
最近、仕事もしてないし、口をあけてネタがポッカリ落ちてくるのを待っているのも、そろそろ潮時なのかななぁ。
散歩ついでに、アレコレと行く末を思う。
その昔、大きな戦争で、こんな夏の暑い日に、多くの人が死んだ。
今の時代も、年間約3万人以上の人が自殺する。
実は日本は、戦争真っ只中だ。
歯を食いしばって生きよう。
※というワケで、ENORA GAY(byOMD)を、ユーチューブで聴き、空を見る。
http://www.youtube.com/watch?v=szIx2hOiVWs
10月生まれの天秤座だけに、普段はチョー優柔不断だが、動き出すと速い、動物占いでは“陽気な虎”とも呼ばれるオレ。
今週末から週明けにかけ、アタマに浮かんだ画策をふっかける段取りを、ソッコーで済ませる。
つかこうへいサンの通し稽古みたいな超Hペースでもって、編集者たちを身もだえさせ、一気にカタをつけてやるか。
飲み代?
バーロー。おめえが払っとけ。
じゃなきゃ、風間杜夫か平田満か栗岩太郎にツケとけ!。
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