9月 24日, 2010
寒月クンだらけ
寝る前に、“吾輩は猫である”を読んでいる。
二十年振り、これが三度め。取り出した文庫本に、友人に充てた、友人の彼女からの手紙がラブレターが挟まっていた。
思えば、“吾輩”を最初に手にしたのは、中学校三年の冬。受験勉強でカッカした頭を冷やし、スンナリ眠りに入れるように、なるたけ小難しい、開くとすぐに瞼が重くなる本はないかと、探し当てた本だったが、小説などと違って、次が気になり、いたずらに夜更けまで読みふけることのないのがいい。
現代仮名遣いのため、落語のようにみえる。
登場人物のひとり水島寒月クンと、栗岩太郎クンの姿がダブって仕方がない。
一気に秋がきたというのに、残暑お見舞い申し上げますだの、ワタシの雪かきのシーンをUチューブで張り出すだの、うーん。このピントはずれは、やっぱり寒月クンだ。
丹下厩舎は、未勝利戦にミッキーマスカットとアントウェルペン。新馬戦にアッパーイーストとスマートロビンが登場。
近しい人の有力馬たちと激突。今週は、勝ち負けの話題で、寒月クンのように、みんな大盛り上がりだろうか。
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