丹下倶楽部

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回顧と展望

弱点の少ない関西勢

 美浦の坂路は、月曜日にチップを入れ替えたらしいが、その影響で、今週は全体時計も上がりも、やけに時計がかかっている。

 坂路は、3F・37秒−1F・12前半といった辺りが、勝ち負けの目安となりそうですが、そのツルンツルンのチップを嫌ったか。

 マイネルシーガルは、軽く坂路で一本時計を出した後、南Dコースへ移動。

 ゴールドアグリも、南Dで追い切りましたが、冬場ということで、南D・および北Cコースのダート調教馬が、穴を出し季節になりました

 (先週の土曜日1Rの超万馬券は、北Cコースのワンツー・フィニッシュだった)。

 ま、走る馬というのは、坂路だろうがダートだろうが、場所を選ぶことなく好タイムが出るもんだし、調教駆けしない馬というのは、実戦で一回穴を開けても、二番が効かない(どこかに弱点がある)。

 確たるOP馬というのは、調教のタイムをなぞるように、追い切りに比例して走破タイムも更新していくもんですが、素質馬の揃う栗東の追い切り状況を見ると、すっごくわかりやすかったりする。

 朝日杯に出走するマイネルレーニアも、オースミダイドウマイネルフォーグも、上がり1Fを11秒台で、グングンと加速してくる。

 大丈夫か関東馬…。

 なんて、ソロソロ年明けデビューの2歳馬の原稿を入稿しなくてはならないので、血統や調教状況を念入りに調査しているワケですが、「おっと」いう馬は、やっぱり関西。

 うーん…。

 というワケで、朝日杯FS・鳴尾記念等々の調教は、例のごとく藤原調教主任に語ってもらうとしますか。

 ちなみに、週末の中山は雨?

 重が上手いのは、オースミダイドウ

 となると、本命は普通にダイドウに打つことになるのか。

 抵抗するつもりでいたのになぁ(笑)。

 

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12.07.2006

「的中馬券に税金!の巻」

 丹下に香港行きを命ぜられて考えていますが、たぶんその日は、中山競馬場に行っていると思う。

 以前、香港競馬に行ったことがあるが、とてつもなくおもしろかった、という印象はない。

 笑ったのは、競馬ではなく、一緒に行った『最強の法則』編集長の岩神光一

 「食事をしながら競馬ができる」

といったツアーだった。

 各国のツアー客と同じ部屋に案内されると、バイキング形式になっていて、ホテルの立食パーティであるような「ローストビーフを切り分けてくれる」コーナーもあった。

 その部屋で馬券検討をしたりするわけだが、岩神がどこかに行ったきり戻ってこない。

 何かあったのでは、と探しに行くと、大柄なイギリス人夫婦にオーダーされて、一生懸命に慣れない手つきで、ローストビーフを切り分けているではないか。

 ひきつり笑顔で。

 岩神は「蝶ネクタイ姿」で、ちゃんとした格好だったから、ボーイと間違われたのだった。

 「自分は、アンタと同じで、競馬をやりに来た客だよ」と下手な英語でしゃべっても聞き入れてくれず、逆に顔を真っ赤にされて怒られたらしい。 

 「何で香港まで来て、肉を切らなきゃならないんだよ」と嘆いていたが、欧米人なんて、今でも東洋人を見下しているのが現実ということだろう。

 というわけで、馬券の買い方も分からなかったし、予想新聞も読めないし、メシも食わなきゃならないし、ただただ、あわただしかったということくらいしか覚えていない。

 ああいうのは、何度も行くと勝手がわかってきて、楽しくなるのだろう。

 ま、今回は日本からも他国からも好メンバーが集まるので、「生」での観戦はおもしろそうだが。

 

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12.06.2006

なのに貴方は香港へ行くの

 FRIDAYで一緒に仕事をしている、くらたまサンが、追徴課税を受けたことを、先週の木曜日に知った。

 こういう時のゲイノー界は、ワイドショーで、ガンガンと報道が繰り返されるし、果たして連載はどうなるのか。

 しかしワタシは、ワイドショーを、ほとんど見ない。

 スポーツ新聞の芸能欄を見れば、だいたい想像がつくのが一つの理由だが、しかし先週の金曜日には、普通に雑誌が発売されたようだ。

 というワケで、今週の朝日杯FSぶんの原稿を、今日きわめて普通に入稿したワケですが、ちなみにその予想は、

 ◎ドリームジャーニー

 ○マイネルシーガル

 ▲ゴールドアグリ

 ×マイネルレーニア

 △オースミダイドウ

 

 まずは、ドリームジャーニーを軸にした馬単の表裏。

  〔3連単・フォーメーション

 1着 ◎○▲

 2着 ◎○▲×

 3着 ◎○▲×△

 

 オースミダイドウがイレ込んで暴走するんではなかろうかと、こんな感じの穴予想を立ててみましたが、先週の阪神JFは、丹下日出夫に乗っかっていれば的中。

 その資金で、朝日杯FSにドーンと勝負に出て、3連単の高めをブチ当てたりしたら(最高600倍くらい?1万円投資すれば600万だ)、一気に追徴課税を返済できる。

 しかし、馬券が当たったことを公開するだろうから、当然その当たり馬券にも税金がかかったりする。

 ふう。

 金持ちは金持ちで、けっこう苦労するもんですね

 (ボンビーなオレは、一点に500円を張るのが関の山か)。

 

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12.04.2006

「恋に燃える師走の丹下の巻」

 「オレだって、隠すくらいの所得があれば……、隠してみたいもんだよ」

 マンガ家の「くらたま」こと倉田真由美さんが、東京国税局の税務調査で「約1800万円」の所得隠しを指摘されたことが新聞に載った11月30日の木曜日。

 丹下から、ため息まじりに、こんな電話があったのだった。

 気持ちは分かる。

 まったく見ず知らずの他人であれば、べつにどうということのほどでもないが、今、この二人は『FRIDAY』で「GI10番勝負」を連載中なのだ。

 つまり、毎週のように顔を合わせているわけ。

 その大所得者「くらたま」に、ボンビー丹下が「儲けさせてあげよう」と馬券指南をするのだから、何ともアンバランスな関係だ。

 いわば「競馬版ローマの休日」とも言われ始めている。

 ま、「くらたま」も追徴税額が約600万円ということだから、目先の金は必要だろう。

 丹下は追徴税額分の馬券を的中させてあげることができるのだろうか。

 ……ということで、さっそく新聞発表翌日に発売された『FRIDAY』を買ってみた

 (くすん、わたしなんか、雑誌代金350円を払うのさえ躊躇してしまったよ)。

 

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12.03.2006

一日一歩

 「ジャパンCの、残り3Fからゴールまでの、ディープインパクトの歩数を数えたら、26歩だったんだよね。

 去年のダービーの時は、24歩。

 上がり3Fは、ダービーの時と同じくらいの、33秒5という数字を残しているけど、あの2完歩の差はなんだろう。

 凱旋門賞に行って、フットワークが変わったのか。

 それともデキが万全じゃなかったのか。

 昔の宙を飛ぶ走りじゃなかったことは確かだよね」。

 御大・井崎シューゴローが、ブツクサつぶやいていたが、細かいというか変なところばかりを考えているというか。

 センセー、勉強になりました(笑)。

 今日の夜、上野のとある居酒屋で、お酒を売買する免許を取得したある人と会い、ネット販売用にCM撮影を予定しているんですが、豆知識として使わせていただきます。

 ついでに、コピーも考えてみたんだけど、競馬記者ということで、

 飲む!

 打つ!

 買わない(笑)

なんてのは、どうでしょう?。

 

 おっと、水曜日のコラムで言い忘れたが、日曜日はニュービギニングがデビュー。

 さて、どんな走りを見せてくれるのか????

 ついでにアステリオンが、栗東の坂路で待望の初時計をマーク。

 山元から栗東入りして、わずか一週間。

 無事調教タイムも出たし、心配された輸送熱や馬体減りもなさそうですね。

 阪神JFには間に合わなかったが、とりあえず年内デビューが視野に入ってきた。

 来年は、ダイワスカーレットとともに、横綱同士のガチンコ勝負を期待したいところですが、明日は阪神JF。

 予想のアレコレは、続きをクリックしてね。

 

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12.02.2006

「ディープの次は、ハーツクライですか」

 やっぱりディープ人気は不滅だ。

 京王線の混み方がいつもと違う。

 車内も熱気がムンムン、もうできあがっている。

 JCの盛り上がりは確実だ。

 でも何かが違う。

 赤い……、赤い服を着た人がいっぱいいる。

 おい!

 これってレッズのサポートじゃないか。

 この日は、東京競馬場に近い味の素スタジアムで、レッズの試合があったのです。

 ガックシ。

 

 すかされて始まったJCデー。

 競馬場の入りはまあまあ。

 熱気、ムードは、さすがに昨年の菊花賞や有馬記念の日にはほど遠い。

 それでも、レース後はディープが勝ってさすがに盛り上がっておりました。

 私もホッ、としている場合じゃありません。

 個人的に、このJCは最悪の結果だったのです。

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12.01.2006

「G1よりも楽しみなレース」

 ジャパンCはどうでしたか、みなさん。

 ディープの走りに感動?

 そうですか、それは良かった。

 私も、この日は楽しみでしたよ、ええ。

 2歳500万下ダート1600m(笑)。

 JCよりこちらが楽しみだったのだから、私はホント、ビョーキかもしれません。

 もちろん目玉はシンボリクリスエスの弟ピサノデイラニ

 昨年のフラムドパシオンみたいな凄いレースを期待したのですが、残念、2着。

 でもペースが速く、先行勢がきつい展開のなかで、自ら前をつぶし、直線は堂々先頭。

 最後は、しんがりから来た勝ち馬に強襲されましたが、内容はかなり良かったと思います。

 これから先、距離延びてさらにやれそうですな。

 勝ち馬も負けた馬も、この日上位に入った馬は優秀な馬ばかり。

 先行してたれた馬も含めて、今後馬券に使えるかもしれません。

 

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11.30.2006

不思議な若さ

 ジャパンCのディープインパクトは、いつも見ていたディープより、首の肉の付きが細く、何だか2歳の冬にでも戻ったような、不思議な若さが印象的だった。

 しかし、馬体重が示す通り、細く造りすぎるくらいのギリギリの仕上げ。

 もしかしたら、落とし穴があるかもしれない。

 一方のハーツクライは、威風堂々。

 さすが歴戦の古馬という押し出しで、パドックを周回。

 ただ、見る人によっては、気合不足にも感じるかもしれない。

 大歓声に掻き消され、返し馬に入った際に、ノドが鳴るかどうかも確認できない。

 さて、どちらが「普通」に全能力を出し切れるのか…。

 なんて、そういうワタシは、ウィジャボードが2着に来さえすれば、万事めでたし。

 コトコトしたキャンターだが、大丈夫。

 あれなら走る。

 半分馬券が的中した気分でスタートを待っていたら、ありゃりゃ。

 ディープが最後方なのはわかるとして、ウィジャボードが、なんでその一頭前のブービーの位置にいるのよ。

 デットーリは、ディープと五分の叩き合いに持ち込めるとでも思っているのか?

 それはそれで、凄い自信とプライドですが、どう考えたって、ディープの瞬発力の方が上だよ。

 まずいよ、まずい。

 直線入り口で、前がちょっとカベになったりして、もっとまずい。

 12万の大歓声に驚いたのか。

 直線半ばで、ディープがヨロヨロ。

 いまじゃ。一気に差を詰めろ!

——と叫んではみたが、やっぱエンジンが違いすぎる。

 それでも、オニのような形相でゴール前まで懸命にデットーリが追う。

 ところが、内からスルスルとドリームパスポート

 東京コースは、一瞬の脚しか使えないハズなのに、そうだ。

 Cコースだから、インがいいんだよな。

 わかっちゃいるが、何とか2着にウィジャボードが来てくれんもんかねと思ったが、うう。

 3着だよ…。

 なんて、レース後のインタビューの、

身体中が涙でいっぱい。

  池江サンの表現の巧みさは、思い悩んだ日々の重さゆえの言葉なんでしょうね。

 よかったなぁ。

 ディープ池江サン武クン

 しかし、ディープの弱点を、改めて確信したワタシ。

 有馬記念の勝ち馬が、バチンと頭に映っているが、ディープを対抗に落とす勇気が、果たして気の小さいワタシに、あるんでしょうかね(笑)。

 JCを終え、半分正月気分。

 阪神JFと、暮れの中山・阪神の有力2歳馬のアレコレは、続きをクリックしてね。

 

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11.29.2006

「常夜鍋の作り方の巻」

 「ジャパンC当日、やってもらいたい仕事がある」

とズッシーに頼まれたけど、やんわりお断りして、盛った犬のように府中競馬場へ。

 ちょうどメシを食べ終わった後、赤坂「」のマスターご夫妻とばったり。

 がっちり男の握手をして、いざ出陣。

 このブログの管理人は、土日で40万円負けたそうだ。

 わたしは、そこまでの金は持ってないが、がっつりと負けた。

 ディープインパクトから先行勢に流して、ドリームパスポートは抜け。

 まぁ、そんなのは、どうでもいい。

 今日の本当の勝負は、最終Rの「アプローズ賞」だった。

 

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《現在の人気ランキング順位は?》
11.28.2006

「的中率70%以上の巻」

 どうもよく分からない。

 「馬連馬券の一日の利益率を5%前後で設定することにより、月間8日の開催日があるので、月間投資利回りを30%〜40%で考えることが出来るようになります。10万円の投資金額に対して、月に3万円〜4万円のお小遣いを生み出せれば、競馬は単なるギャンブルではなくて財テクとしても面白いものと思います」

 などと謳って、一人当たり10万円からの投資を募り、元本に対して毎月5%の配当を支払うとしていた投資会社『東山倶楽部』が、出資法違反で家宅捜査を受けた。

 よく分からないのは、これだけ情報が発達している今の時代に、この宣伝惹句を信じて全国5000人以上の人が応募していたという。それにより、約70億円を集めていた。

 何でも、「ビクトリー方式」という解析法を開発して、的中率70%以上を誇っていたというのだ。

 もっとも、数ヶ月前から配当が滞っていたが。

 しかし、募集を募っていたのが2年前だから、1年数ヶ月は配当をしていたということか。

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《現在の人気ランキング順位は?》
11.26.2006