一日一歩
「ジャパンCの、残り3Fからゴールまでの、ディープインパクトの歩数を数えたら、26歩だったんだよね。
去年のダービーの時は、24歩。
上がり3Fは、ダービーの時と同じくらいの、33秒5という数字を残しているけど、あの2完歩の差はなんだろう。
凱旋門賞に行って、フットワークが変わったのか。
それともデキが万全じゃなかったのか。
昔の宙を飛ぶ走りじゃなかったことは確かだよね」。
御大・井崎シューゴローが、ブツクサつぶやいていたが、細かいというか変なところばかりを考えているというか。
センセー、勉強になりました(笑)。
今日の夜、上野のとある居酒屋で、お酒を売買する免許を取得したある人と会い、ネット販売用にCM撮影を予定しているんですが、豆知識として使わせていただきます。
ついでに、コピーも考えてみたんだけど、競馬記者ということで、
飲む!
打つ!
買わない(笑)
なんてのは、どうでしょう?。
おっと、水曜日のコラムで言い忘れたが、日曜日はニュービギニングがデビュー。
さて、どんな走りを見せてくれるのか????
ついでにアステリオンが、栗東の坂路で待望の初時計をマーク。
山元から栗東入りして、わずか一週間。
無事調教タイムも出たし、心配された輸送熱や馬体減りもなさそうですね。
阪神JFには間に合わなかったが、とりあえず年内デビューが視野に入ってきた。
来年は、ダイワスカーレットとともに、横綱同士のガチンコ勝負を期待したいところですが、明日は阪神JF。
予想のアレコレは、続きをクリックしてね。
【阪神JF】
10〜11月の今年の京都は、菊花賞のソングオブウインドのレコード勝ちを筆頭に、好タイムが続出。
G1施行当日は、特にその傾向が強かったが、阪神JFの前哨戦でもあるファンタジーSも、1分20秒3という、従来の2歳レコードを0秒9も更新する時計で決着がついた。
ま、例年より1秒が速い馬場といえばそれまでですが、ただ、能力がなくてはレコードも出ない。
しかも、そのファンタジーのラップは、
600m 800m 1000m 1200m
34・9 46・0 57・2 1・08・6
12秒5—11秒0—11秒4—11秒1—11秒2—11秒4—11秒7
前半3Fの中に10秒台のラップが見当たらず、3F通過は34秒9と、G2の1400m戦にしては、スローに近い平均ペースだが、4F過ぎから11秒1—11秒2とペースアップして、1200m通過は1分8秒6を計時。
テンの1Fを除けば、すべて11秒台のラップを刻み、1分20秒3のレコードは、やっぱり立派。
なんて、小倉2歳Sを、前半3F・32秒5という猛ラップを自らが作り、後続をネジ伏せて逃げ切ったアストンマーチャンにとっては、折り合いに汲々として、3コーナーまで引っ張りきり。
果たして、直線の伸び脚はどうかとも思ったが、レースの上がりが34秒3に対し、自身の上がりは33秒6。
メンバー中最速とはいかないものの、後続を5馬身と封じ込める圧倒的な内容。
これなら1Fの延長も問題ないか。
ちなみに、あと1Fを12秒0で走ったとすると、1600mは1分32秒3。
机上の計算とはいえ、阪神JFのレースレコードを更新することは、まず間違いないし、ついでに改修された阪神競馬場の記念日として、名を残すかも(笑)。
しかし、小倉2歳Sの頃は、単なる早熟のスピード馬のように思っていたが、某G誌やB誌の写真を見ると、一本一本の筋肉がぶりっと浮きだし、まるで古馬みたいに完成度が高い馬だよなぁ。
来春の桜花賞はともかく、今回の阪神JFに限っては、他馬より一歩抜きん出ている。
◎アストンマーチャン
○ルミナスハーバー
▲イクスキューズ
☆ウオッカ
△ローブデコルテ
ハロースピード
クラウンプリンセス
ディーエスメンフィス(重馬場で)
うーん。本当なら、ルミナスハーバーをもっとプッシュしたかったんだけど、腹が巻き上がって鹿みたい(笑)。
というワケで、ルミナスが前走から6㌔以上馬体が減った場合は、イクスキューズにウオッカが、代わって浮上。
個人的には、ウオッカの馬体が一番好きですけどね。
【業務連絡】
丹下厩舎のオミソだったハイフェイム君が、砂を被り道中はピッヨピヨしながらも、ゴール前大外からグンとひと伸び。
おお。次は楽しめるかも。
ニシノコンドコソ君は、葉牡丹賞に出走。
ただ、初の右回り。開催替わりの中山の高速馬場で、スローもあるしなぁ。うーん…。
アサクサキングス、来週でも使えるくらい、かなり元気。
アドマイヤオーラも、中京2歳Sに向けて、一週前追い切りを消化。
サムライタイガースも、ひと追いで仕上がる。
サーブユアセルフ、今週の調教で行方不明。なんかあったのか。ドキドキ。
ホリデイオンアイスは、山元に返されたのか。
ゴーストライター君も、時計が出ない。
いろいろある師走です…。