ゆれくる
月曜日、午後5時。神保町のビルの1Fで、打ち合わせ中、福島で大きな余震。
同じ編集者と、10年くらい前。
「ロサンゼルスのホテルのバーで、震度5くらいの地震に遭遇したね。あん時も揺れたなぁ」と、ふと顔を見合わせる。
翌々年の3月。フロリダの調教セールの帰り道の、トランジットのシカゴで、シアトルの大地震を見た。
空港のいたるところで、大きなひび割れができ、アメリカ中が大騒ぎしていた。
その年は、たまたまシカゴ経由でフロリダ入り。同じ道を逆に、日本へと帰ったが、前年はシアトル経由。もし同じ路線を選んでいたら、エラいことになっていたかもしれない。
家に帰っても、ケータイの「ゆれくる」がピーピー。
親子4人、同じ機種を使っているが、何故かタイムラグがある。
子フグたちは、あれあれと騒いでいたが、先日も、遺体捜査で90人近くの人々が発見されたという。
人は、現実を目の当たりにしないと、本当の怖さや痛みは理解できないのかもしれない(特に若い人たちは、受け止め方や心の振幅に落差がある)。
現地の人たちは、泣きたい気持だろう。
ケータイの「ゆれくる」に、慣れてはいけない。
買占めもいけないが、適切な準備は怠りなく。
桜花賞は、「もしかしたら、エルフィンSの反動があるかもしれない」と、単穴の▲に落としたマルセリーナが、馬群を割ってズバリと快勝。
予想的には、上位4頭のうち、▲—◎—☆で決まってくれたが(BS11の“ビーエスト11のうちの2頭が、ワンツーを決めてくれたが)、マルセリーナに対し、少し配慮が足りなかったかなぁ(ごめんね)。
ちなみに、マルセリーナの弟を、3月に牧場で見たが、そのアレコレは、また2歳本でお楽しみに。
週初めは、クラブ馬主の会報と、週刊大衆の皐月賞展望記事。メルマガを書き終え、牧場取材の原稿に取り掛かる。週末までに、一気に書き上げないと…。
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