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最近の予想考

 5週間続いた、予想の好調期が6週間目で途切れてしまった。

 ただ、土曜日の鳴尾記念は◎—○—△で的中。イルミネーションJも◎—▲—△で当たってはいるのだけれど、鳴尾の3連単の配当は5660円。イルミネーションJの3連単は3930円。毎日新聞の3連単の「当たり」の範疇にある配当は、1万円を超えることを暗黙の了解としているから、これは当たったうちには入らない(らしい)。

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 ちなみに毎日新聞は、◎○▲△△△と印は6つ。馬単は、◎が1・2着して、どちらかに○▲三つの△たちが裏表に入れば馬単は的中(○—▲の、いわゆる「タテ目」を省いた10点買い)。

 3連単は、1着には◎か○、もしくは◎と▲。2着を◎か○、もしくは◎が死守し、3着に○▲△たちが並べば当たる、20点予想である。

 従って、○—▲—◎や▲—○—◎はハズレ。◎—△—○も△—◎—▲も、ましてや△—◎—△や△—△—◎などは、もう惜しいという範疇を楽に越えてしまっている。

 「じゃあ、◎の一頭軸とか。◎と○、もしくは◎と○か▲の二頭軸マルチと言えばいいじゃないか」と言われるかもしれないが、予想のスタンスと馬券は別。馬券の新たな買い方は読者に任せるしかない。

 そういうスタンスで予想を公表しているのが、それで何とか、1万以上の配当を当ててねと、会社は願う。

 単純に当たりの数を多くするには、専門紙門紙と同じ数の△を、あと1つ2つ増やせばいいのに。

 3連単も「マルチ」とやれば、当然的中の数は増えるが、さて絞ったほうがいいのか。当たりを増やす作戦に出たほうがいいのか。もちろん、新聞社だって悩む。

 ただ、個人的には、1頭軸マルチと宣言したとしても、△—△—◎は、「当たり」を名乗るにはどうなのか。予想とすると、ちょっと違うぞ。

 特に1頭軸マルチは、1着を当てなくていいのだから、蜜のアジ。

 「3着までにくれば当たりという予想があってもいい」という人の意見は、確かに一理あるように思うけれど、1着にくる△に、◎に打てばいいじゃないか。何故1着にくる◎を探そうとしないんだ。

 これもまた、正しい意見のように思う。

 でも、ダービーや有馬記念だけ、G1だけ馬券を買うという人は、自分で工夫した好きな馬券方法があっていいが、一日に何度もレースに参加する、競馬の幹となっている人たちには、1回に2万円近くの3連単なんて、資金がなくて買えない。

 そうした人たちは、3連単も点目を絞ろうとするし、できれば本命・穴にかかわらず、精度の高い◎を打ち予想をリードする人が、どうしても必要になってくる。

 古いタイプといわれるかもしれないが、1頭軸マルチに走らない、せめて2着を死守できる、ブレの少ない◎を探し出して打つのが、やっぱり予想家なのではないか。

 3連単のマルチが始まって、雨後のタケノコのように出てくる万馬券に、ワタシタチ予想家も、少し甘えすぎたのかもしれないなぁ。

 なんて、3連単で20点買いして(2000円)、1万ちょっとの配当を得ても、収支は8千円。単勝5倍・複勝2倍の◎を1000円づつ買うと、収支は5千円。差は3千円だが、当たりやすさと補填という意味では、後者のほうがかなり大きい。

 3連単で1万円を当たったからといって、実は大きなプラスにはなっていないし、2万以上の3連単を望むとなると、△は4つか5は必要だ(点目がド〜ンと増える)。

 うーん。

 最近まずまず当たっているんだよねというと、「好調みたいですね」と人は言い、最近当たらないんだよなぁというと、そうですか。やっぱりねと人は言う。

 言葉の選び方次第で、方向を導くこともできるから、イメージや言葉は怖い。

 馬を語らないで買う、数字だけの馬券もあじけなくて怖い(ゴロあわせのほうが、まだ笑える)。

 果たしてオレは、真摯な予想家なんだろうか?

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