一年経って新潟記念
早稲田の斎藤クンのアレコレで、青いハンカチが大流行である。
というワケで、御大井崎シューゴローは、4枠に「チーフ」という名前が入っていないか。
目を皿のようにして伝馬表を探し回っていたが、
「みっけ。土曜日の小倉の1Rに、青帽子の4枠に、カシノ“チーフ”がいた!」
大喜びで馬券を買ったら、12頭立ての10着でした(笑)。
なんて、新潟開催も、残るところ、あと二週。
7月半ばは、新潟入りする6時すぎは、いっぱいに光を放っていた夕陽も、同じ時間帯には、水平線の向こうに姿を隠す。
長いローカルが、もうすぐ終わるんだなぁ…。
というワケで、新潟記念。
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【新潟記念】
いざや競走馬として生まれてきたら、短距離馬だろうがダート馬だろうが、ダート・1200Mの新馬戦を使う馬だって、遠く遙かにチラリとダービーを思う。
2400Mの青葉賞で、一応の見せ場を作って掲示板に名前が挙がれば、菊花賞を意識する。
そういうワケで、青葉4着のスウィフトカレント。
3歳春から4歳にかけて、主にダービーディスタンスの2400M前後の距離を選んで走っていたが、直線を向いて一旦先頭に立つものの、末を甘くして惜敗続き。
1000万条件さえ脱し切れなかったが、距離体系転じた昨年夏の新潟。
3着に敗れたが、2000Mの信濃川特別で、末を温存する競馬に転じて、上がり32秒7の凄脚を使い、次走の新潟1800Mを1分46秒台の好タイムで完勝。
思えば、あの夏の新潟が競走人生の転機。
そして、瞬発力を凝縮する方法で、辿り着いた前走の小倉記念。
●マイル通過が1分34秒0
●1800M通過が1分46秒0
●後半の6Fはすべて11秒台
そのタフな流れを、メンバー中最速の、レースの上がりを0秒8も上回る、ただ一頭、34秒台の脚で一気に突き抜けてのレコ勝ち。
前回から2㌔増の57㌔に斤量は増えるが、よほどのアクシデントや道中変に折り合いを欠いたりしない限り、ここは好勝負。
ちなみに、半兄はアサクサデンエン。
兄も安田記念制覇までに、緩やかな上昇曲線を描いて辿り着いたが、やっぱ血は争えないもんです。
ここを勝って、毎日王冠。そして天皇賞。
スウィフトカレントは、今競走人生の盛夏にいる。
◎スウィフトカレント
○オースミグラスワン
▲ヤマニンアラバスタ
☆トップガンジョー
△ヴィータローザ
ニシノナースコール
サンレイジャスパー
サイドワインダー