こんなダービーでケツ礼します
暑いぞ暑い。
明日のダービーは、一気に30度近くまで気温が上がるかもしれない。
これって、キングカメハメハのダービーと一緒だな。
確か、あの暑さで、コスモバルク他。何頭かの馬のマタンキが、腫れ上がってしまったが、そういうワタシも、連日のダービー興行で早くも夏負け。しかも、ケツから血がジャージャーの、おまけつき(笑)。
その昔、クラシックシーズンになると、いつも以上に、オニのように働いていた、御大・井崎シューゴローが、やっぱりジャージャーやっていましたが(今もか)、ダービーだというのに、下品な話でケツ礼しました。
なんて、金曜日の夜は、新橋のPRCで、小島ともみサンと、ダービーのトークショー。
JRAのお膝元での興行だけに、関係者のみなさんもわんさか。
シモネタやダジャレを連発すると、仕事が来ない恐れがあるので、マジメなフリしていた小心なオレ(笑)。
その反動で、こんな出だしになったのかもしれないが、ああ。今年も一年が終わるんだなぁ…。
明け2歳のお番付は、ホースニュース馬のホームページで、来週半ばに発表する予定ですが、それに先がけ、26日・土曜日5時から、グリーンチャンネルの“AR KITCHEN”で公開予定。
うう。今日は、生放送なんですよね。
緊張して、またジャージャー(笑)。
というワケで、ダービーの予想のアレコレは、続きをクリックしてね。
[ダービー]
皐月賞のフサイチホウオーの馬体重が、マイナス10㌔とアナウンスされた時、一瞬ドキリとした。
500㌔を超える大型馬は、太っているときこそ勢いがある。
競馬用語でいう、「絞れた」という言葉は、逆に当てはまらないことが多い。
さて、ホウオーの馬体はどうなのか。
パドックを見るまでは、正直半信半疑だったが、
「なんか、凄い馬になったんじゃないですか。僕の目には、そう映ります」と、デビュー戦のパドックから、一緒にホウオーを見てきた近しい人が、ポツリと呟いた。
そう。余分な脂肪分というか。余計な筋肉が削ぎ落とされ、歩く姿に風格すら感じる。
一気に大人の仲間入りをしたホウオーの姿があったが、追い込み届かずの3着とはいえ、中山の急坂を上がり33秒9。
ホウオーには、新しいギアが、もう備わっている。
「皐月賞で、もっとも印象に残った末脚を駆使した馬を買え」
メリーナイスもウイナーズサークルも、ディープインパクトもみんなそうだったように、ダービーの格言は、まだ生きている。
金曜日の前売りオッズは単勝1・3倍。
土曜日の朝10時現在が1・7倍。
クラスで下から二番目の成績に泣く、近所の悪ガキだって、フサイチホウオーが堅い中心であることを知っているんでしょう。
対抗一番手はヴィクトリー。
皐月賞の上がりは、ホウオーと2秒の落差があるが、千㍍通過・59秒4というタフな流れを、後半の千㍍を12秒3−12秒3−11秒6−12秒0−12秒3という、上下の差のない平均ラップでまとめたヴィクトリーも立派。
決して弱い皐月賞馬ではない。
ちなみに、今回の追い切りは、坂路の入口でゴネることなく落馬もなく(笑)、それなりにスムーズにできたと聞いた。
新馬戦の時のように、スローの逃げが打てるかもしれないし、ホウオー逆転の唯一の素質馬は、ヴィクトリーだ。
アドマイヤオーラの上がりも33秒9だったが、数字は同じでもレースの密度はまったく違う。
今回は、長めを意識して、ダービー仕様に3本連続で7F追いに切り替えたが、やはり2000㍍が上限のマイラー。
岩田のひと工夫というか。JC2着のドリームパスポートのような、出し抜けをくわす形のイン一気に活路はあるのだが…。
オークスの走破タイムは、レースレコードの2分25秒3。
ダイワスカーレットとウオッカが出走していたら、あのオークスのハナ差の激闘の3馬身先で、両馬がマッチレースを演じていたかもしれない。
しかも、今年の桜花賞は、ラスト2F目に10秒6という、仰天のラップを踏まえてのマッチレース。
数字的にはウオッカも足りる。
惑星の「☆」印でごまかしてしまいましたが(笑)、ヒシアマゾン級の怪物性を秘めていると思うよ。
サンツェッペリンのラップも、ヴィクトリーと双璧。
ただ、皐月賞のゴール板すぎでピタリと止まったのが気に入らない。
着差はハナでも、ヴィクトリーとの能力には、かなりの開きがあるように感じた。
馬体の戻ったナムラマースにヒラボクロイヤル。フィニステールを連穴に一考。
さあ、ダービーだ。
◎フサイチホウオー
○ヴィクトリー
▲アドマイヤオーラ
☆ウオッカ
△サンツェッペリン
ナムラマース
ヒラボクロイヤル
フィニステール
※業務連絡
POGのパートナーであるHクン。
例の資料、今年もヨロピク。
K夫妻。
来年のドラフト用に、指名したい馬のリストを、明日持参するように。