ゴールドアグリもどき
新潟の日曜日の新馬戦にタケミカヅチが出走するというので、同馬を一口持っている、北海道の近しいが急遽新潟入り。
前半1000mが63秒1の、超スローの上がり勝負はともかく、11秒7—10秒7—12秒0(3Fは34秒4)というレースラップを1秒4も上回る、33秒0で一気差し。
うーん。去年の同じ頃にデビューした、ゴールドアグリにソックリだったなぁ(上がりは34秒4だったが)。
まずは、番付の前頭10枚目あたりに入れておきますか。
ちなみに、そのタケミカヅチ君。
ゴールドアリュール産駒ということもあって、社台RHでも二次募集まで売れ残っていた馬ですが、3月に社台Fを訪問したとき、マネージャーの成田サンが、
「地味だけど、かなり走るよ」
と言っていた(“青本”にもチラリと出ているよ)。 だからといって、POGで指名する人も、ごく稀でしょうが(笑)、とりあえず追分F出身のゴールドアリュールが、新潟2歳Sを狙えるだけの時計を示した。
パワー型のゴールドアリュールだけに、ダートでもワンチャンスが期待できる。
2歳Sのみの一発屋では終わらないかもしれないし、追分Fの面々もニコニコしていることだろう。 これで、社台の会報のネタが出来たな(笑)。
なんて、タケミカヅチを褒めるのもいいが、たぶん新潟2歳Sに駒を進めてくるだろうキャプテントゥーレ君。
同じ日の新馬戦のマイネルアトレ(父ゴールドアリュール。中村均厩舎。均サン、おめでとう)より、ラップの内容も少し見劣るし、時計が遅いのが気掛かりだったりして。
小倉の土曜の新馬勝ち馬・メイショウヨリトモの1分9秒2も、3週目の馬場や、バランスの取れた前後のラップを思うと、レベル的にも中の上。
2歳戦は始まったばかりとはいえ、地道にレース内容をチェックしておく必要がありますね。
先週の札幌の調教を眺めていたら、エールドクラージュも時計を出し始めていた(シャンパンスコールを1秒追走して併入。ダート5F・68秒0)。
旧“ユーワ”の目玉的存在の馬として話題になった馬ですが、ドラフトの頃、小さなアクシデントがあって、関東限定POGでも盲点になっていた馬ですが、併せ馬の感じをみると、シャンパンスコールよりエールドクラージュのほうが「当たり」なのか?
何はともかく、ファンタストの米田サン。順調に事が運んで、よかったっすね。
今週は関屋記念。
ゴールドアグリ君も出走予定ですが、“フグリ馬主”チームもワラワラと新潟入りするに違いない。 さて、印をどう打とうかな…。