丹下倶楽部

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「早起きのコツの巻」

 初めて会う人、久しぶりに会う人、先週末は普段とは異なる競馬仲間と遊びました。

 金曜日は丹下のトークショーを袖にして、上野広小路亭で講談。

 公演後の飲み会に参加させてもらい主席の神田陽司さんと名刺交換。

 陽司さん、早稲田大学を卒業後、情報誌『シティロード』の副編集長を務め、その後、先代の神田山陽に弟子入りしたという変り種。

 この夜は龍馬物の一席だったが、かつては高橋三郎さんに取材してまで講談『ハイセイコー物語』を創作した御方。

 馬券は素人とおっしゃるが、競馬にドラマを感じているファンのひとりだった。

 興味ある方は、陽司さんのHPに遊びに行って下さい。

  http://www.t3.rim.or.jp/~yoogy/

 

 その飲み会で隣に座ったのが、マンガ家の卵さん。

 ペンネームが「牝馬」というのだから、こちらは筋金入りの競馬ファン。

 その名はまったく体を表さず、まだ若いというのに五月人形に出てくる鐘馗さまのようなヒゲを蓄えている。

 競馬といえば、何が何でも牝馬なんです! という。

 うーん、小生にはマンガ家の心が読み取れません。

 卵の身ながら、「今回、もし参加しなかったら、何のためにこの世に生を受けたのか分からなくなります」ということで、ウオッカ、ブエナビスタ、レッドディザイア、そして米国牝馬ゼニヤッタがそろうドバイ観戦ツアーに参加する。

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 日曜日は浅草WINSで、久しぶりにかなざわいっせい氏。

 浅草らしい飲み屋で、浅草らしい競馬ファンに混じって一杯。

 小生、AJC杯はゴールデンダリアから、平安Sはトーセンアーチャーから買って、オケラ。これもまた、浅草には合う。

 いま、成績表を見たら、ともに6番人気で5着なんですね。で、勝った馬はともに5番人気。因果めいているような、いないような。「だから、どうした」って言われても困るけど。

 「どう? 最近」と訊くから、「こう寒くちゃ、起きるのがつらくってね」と応えると、それなら教えてしんぜよう、とおっしゃった。

 「先週の『競馬ブック』にも書いたが、原始、人間は空に月や星を見ながら、大地にゴロンと寝ていた。だから、その状況で眠るのがもっとも心地よいとDNAに組み込まれている。そういう状況を人工的に作れば、熟睡感を得る。熟睡感を得れば、翌朝もスカッと起きられるのであーる」

 なるほど、むかしむかしの人間は、夜空を掛け布団、地球を敷布団にして寝ていたのです。

 ……もう丹下にはお分かりでしょう。その通りです。

 ではここで、高田渡の名曲『生活の柄』をお聞き下さい。

  http://www.youtube.com/watch?v=sheSmY-X8vA

 

  

 かなざわさん、続けて曰く。この状況を人工的に作るとは、部屋の片隅に勉強机で使うような電気スタンドを置いて、点けっぱなしにして寝るだけ。さすれば、目が覚めたとき(それが、まだ陽の上がらぬ前でも)、身体が「好天の朝」と勘違いしてバシッと飛び起きることができる、と。

 でも、カラクリを知っているだけに、続けるのは不可能なのでは? と訊くと、

 「実験しているけど、ワシは今でもずっと続いている」、身体がそうなってしまったのだそうです。

 小生もやってみようと思っているが、何しろ宵っ張りなので、まずは12時前には寝るようにしないと……。

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