丹下の懺悔

「さいてーの桜花賞」

 トールポピーオディールポルトフィーノ

 長くPOGをやってきたが、GⅠレースにこれだけ有力馬を複数出すのは珍しい。

 しかも、他の出走馬のなかに、持たれている馬はほとんどいない。

 いても人気薄ばかり。

 こんなシチュエーションで迎えるレースは今までにあったか。

 あるわけがない。

 最高の桜花賞だ。

  

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04.17.2008

神経質すぎてもいけない

 そうか、10年前は、木曜日に枠順が発表されるようになっていたのか。

 確か本紙担当(分担制)となった最初の年は、前年の夏のローカルの福島開催からだったような気がする。

 クリキントンの指摘通り、伝馬の前日までに、1レースの未勝利戦から、◎○▲から△の1番から2番という順番で、除外を想定して、多いときは12個くらい△をつけ、金曜もしくは土曜朝。伝馬が発表となる、午前10時に合わせ、9時すぎから会社に待機。

 現場から、「あの馬が想定に入った。いや、3レースに回って、乗り役は誰それ」云々の電話を編集者が受け取り、会社に詰めている予想陣に発表する。

 伝馬発表の10時直前。わずかな時間帯だが、各レースごとに除外馬が決定。

 その一瞬の間隙を突いて、自分の打った印の順番を読み取り、ときには少し印を動かしたりもしたが、大概は前日までに決めた順番通りで、作業は大変だったが、みなさんが思うほど神経質ではなかったように思う。

 つまり、予想とは、基本的に最初に能力ありき。

 もちろん、クリキントンのいう展開も大事。

 例えば中山の1200ダートなら、最内よりは外がいいに決まっているが、ポイントとなる能力(血統・調教・距離・芝ダート適性の見極めを含む)を読めなくては、展開も枠順もない。

 個体能力の見極めがブレると、結局一日12レースの予想が成り立たない。

 データ処理や各馬の能力を把握する、一日一日の積み重ねがあって初めて、予想が成り立つワケです。

 もちろん、たまには展開で予想も打つが、「展開重視の予想(この場合“偏重”?)」という考え方は、どうなんでしょうね。

 トータルしてみれば、能力重視のほうが、いい結果が出る(たぶん)。

 ま、ジタバタしてもいいことはない(笑)。

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04.15.2008

「今村騎手、超難産の巻 第2回」

 たった1回で、好評連載となった「あのとき、丹下は?」の第2回は、1998年4月の第3週。4月13日(月)〜19日(日)までとなります。

 ●週半ばの15日に、「この秋から、木曜日に出馬投票が行われる」との発表があった。

 これまで、出走馬・除外馬の確定は金曜日に行われていたが、除外ラッシュの傾向にあり、その対策をとったのである。

 マスコミ側としても、これはありがたかった。

 当時、新聞社は、金曜日の朝に出走馬が確定するや、紙面を刷り始め、何とか昼前までに店頭に並べるという力仕事を強いられていたからだ。

 予想家もそうだ。

 丹下たちは、木曜日中に「想定された出走予定馬」で予想をしていた。

 ◎から順番に、1,2,3……と番号を振って、10頭前後は考えておかなければならない。

 翌朝、予想した馬に除外がいなければ、1が◎、2が○、3が▲、4が△1番手……とすんなりいく。

 しかし、1と3と5が除外になれば、2が◎、4が○、6が▲、7が△1番手……というように、順繰りに格上げしていく。

 こうして、◎から△3〜4頭までに収まることになる。

 ここで、問題が起きていた。

 単純に、上から順番に予想を繰り上げていいのか、という問題である。

 とくに、「展開重視」の予想家は悩んだ。

 1を「逃げ馬」とし、それが除外になったとする。

 2は、1が逃げるという前提に立っての2であるのだから、逃げ馬が除外になって、2を◎にすることはできない。

 金曜日の朝に、改めて、予想を組み直さなければいけないのだ。

 だが、そんな時間はない。

 かくして、二律背反に陥るのだ。

 そういうわけで、この「木曜日確定」は以前から望まれていた対策であった。

 これにより、その秋からは、格段と的中率は上がった(はず)。

 印刷所も、ゆっくりと仕事ができるようになった。

 めでたし、めでたし。

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04.14.2008

なのに貴方は大阪へ行くの

 あらら。ポルトフィーノが、桜花賞の出走を取り消しちゃったよ。

 「なんか、ワケありみたいな情報が流れているみたいですけど、明日の日曜日は家族を伴って、桜花賞のポルトフィーノを応援してきます」

と、当ブログの管理人は、意気揚々と西へと旅立ったハズだが、生意気にもポルトフィーノの一口馬主だったりする。

 高校・大学に就職と、超エリートコースを歩んできた管理人と、たぶん正反対の道を歩んできただろう、山田乗男のほくそ笑みが目に浮かぶようだが、気を取り直して今宵は、子供を寝かせたあと、奥さんと二人でポルノフィルムでも見て、うっぷんを晴らしてくれ。

 でもって、遅咲きの子供でもできたら、「姥桜」とでも命名しなさい(笑)。

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04.12.2008

「買いたい馬がいないよ」

 なんか10年前の桜花賞の印がどうとやら、とかいう話になっているようですね。

 ちなみに10年前の私の予想は覚えていません。

 なにせ的中しなかったレースはすぐ忘れるもので。

 ちなみに当たった桜花賞の思い出は、初めて当たった桜花賞、1着ブロケード、2着テンモンのとき。

 ブロケードは3戦3勝でトライアルも圧勝。

 テンモンは牝馬ながら朝日杯、京成杯で牡馬を蹴散らした女傑。

 ここはクイーンC3着後でしたが、2度続けて無様なレースをするような器じゃないとみて狙いましてね。

 この2頭が抜けているから1点しか買えないと勝負したら、確か1000円以上ついたような。

 おいしい馬券でした。

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04.12.2008

思いでボロボロ

 「10年前の桜花賞の、丹下の印は何だったのか」

  栗岩NEW太郎クンは、昨日のブログで、そう投げかけてきたが、実はこの次は原稿をキチンと丹下が書けよという、無言のプレッシャーではあるまいか。

  どうせなら、暇でネタの少ない、山田OLD乗男に振ってもらいたかったが(笑)、ワタシは2着のロンドンブリッジか、ロッチラヴウィンクに本命を打ったような気がする(よく覚えていない)。

 当時はクリキントンの指摘通り、ワタシは本紙担当ではない。

 チビ予想のお気楽なコラムニストだったハズだが、ロンドンブリッジに◎というのなら、

 「ロンドン〜ロンドン。ゆかいなロンドン」(キャバレーのCM。知らねえか)という見出しを打ちたいがためだけの、本命だったかもしれない。

 なんて、その桜花賞には、エアデジャヴーにエイダイクインにラティール。ワタシのPOG出走馬はアマートベンで、10ウン着に惨敗(笑)。

 でも、今思うと個性派牝馬が多かったし、繁殖牝馬として脂の乗り切った現在。再びPOGで、その仔どもたちを指名している自分がいたりする。 

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04.11.2008

「新連載! あのとき、丹下は? 第1回」

 1958年生まれの丹下は、この秋、50歳の節目を迎えます。

 これを記念して、「Mr.TANGE 50th Anniversary」企画を開催します。

 「十年ひと昔」と申しますから、ちょうど10年前の1998年4月は、丹下39歳です。

 バリバリの中堅予想家ということになしましょう。まだ、本紙担当ではなかったのかな?

 わたしは、フリーライターになって3年目に突入した時期です。

 その頃の競馬界には、どんなことがあったのでしょう。

 そんなことを、つらつらと書き綴っていきたいと思います。

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04.10.2008

「金ピカ管理人より、ご報告」

 拝啓。

 桜花賞を来週に控え、春の清々しい陽気になってまいりました。

 読者諸兄姉様におかれましては、ご健勝のこととお喜び申し上げます。

 本ブログ『丹下の懺悔』もこの3月をもちまして、3年目に入ることとなりました。

 ここまで続けて来られましたのも、ひとえに皆さまのお陰と、あつく御礼申し上げます。

 わたくし、「金ピカ管理人」より、ご報告がございます。

 先般、スタッフライターの栗岩太郎氏より、「ブログを書く自信がない」との申し出がありました。

 皆さまもお察しのとおり、彼は、これまでも再三にわたりサボタージュを繰り返してまいりました。

 しかしながら、その内容たるや、主筆の丹下日出夫をして

「栗ちゃん、オレより面白い原稿を書きやがって」

と、お墨付きをいただいております。

 わたくしも、内容ウンヌンは別にして、競馬に対する熱い思いは認めております。

 さっそく彼に会い、その理由を問いただしました。

 「金か? 金ならオメエの欲しいだけくれてやるぞ」。

 わたくし、超難関高校・超有名大学と階級的エリートコース一筋で歩んでまいりまして、言わば「一流の人間の周りには、一流の人間が集まる」ということを肌で感じておりましたので、このような拝金主義者に出会うとは思ってもいなかったのです。

 ですから、金で釣れば、チーズで釣られた卑しいネズミのように「チュウチュウ」と前言を翻すと思ったわけでございます。

 札束で頬げたを叩く。

 そのようにして、いまの地位を築いてきたのでありますから。

 ところが、何と下階級庶民とは恐ろしいものでしょう。

 意地だけは一流なのです。

 「金じゃない」と言い張る。

 自分の辞書に「素直」という言葉を持ち合わせない人間には、ほとほと疲れます。

 その点におきましては、主筆の丹……、いや、皆まで言うのは止めておきましょう。

 「じゃ、何だ? 金じゃねぇと言うのなら、女か」。

 金じゃなければ、女。何と論理的な展開でありましょうか。

 凡百の下階級庶民は、ほぼ100%、この論理に叶っております。

 わたくし、超優良企業に勤めておりまして、その職務としまして、地上げ・金脈発掘・マネーロンダリング・ノミ屋・少女売春・接待麻雀・恐喝・馬券偽造……など、帝王学を学んでまいりました。

 そのわたくしの経験から、相手の心を萎えさせる手段として、「一にお金、二に女、三四がなくて、五にお酒」という法則を編み出しましたのでございます。

 またまた、ところが、愚民とは何と奇怪なものなのでしょう。

 この栗岩なる者、「金は売るほどある、女は捨てるほどいる、酒は腐るほどある」とほざくのです。

 一瞬、目の前がクラッとしました。

 わが家には、6代前の祖先が当時フランスにてナポレオンより献上された辞書が、代々受け継がれております。

 この辞書には「不可能」の文字は載っていません。

 幼少時よりフランス語を日常会話にしておりましたから、わたくしも、「不可能」という概念を知らずに生きてきたわけであります。

 それが、この忌々しい男のために、思いがけなく知ることとなりました。

 そうなると、恥ずかしながらお手上げです。

 「金・女・酒」だけで突っ走ってきたわたくしのエリート人生を、根本からくつがえされてしまったわけでございます。

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04.06.2008

来たかチョウサン

 ニシノエモーションが、勝ったなぁ〜。

 とりあえず、中団からの差しで抜け出してきたけど、やっぱりゴール前は手前の代え方が怪しかったなぁ〜(笑)。 

 でも、2分14秒1は、仮柵をとったばかりにしても、けっこう速い。

 左回りのほうがいいだろうし、ダービーまで、もう一回楽しめるかもしれない(青葉賞か)。

 でもって、松井が1号ホームラン。ドジャースの黒田は、あんなにいい投手だったんだと、改めて驚嘆(楽天のマー君は惜敗)。

 そうだ。松井といえば、松井と近しい伊集院サンの、週刊大衆の担当サンが、

「先週の高松宮記念の、丹下サンの予想を見忘れちゃったんですけど、ドカンと当たっていたんですね。月曜日にブログをチェックして気が付きました。残念」だって。

 そうか。大阪杯だけなんてケチなこと言わず、ダービー卿もキチンと予想したんだから、この際公開しておきますか。

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04.06.2008

ニートもいいな

 「暇そうなので本を送っておきます」

というメールが、KKベストセラーズの書籍担当のカバ西から打電。

 ふうん。この丹下の懺悔を、とりあえず読んでいるとみえる。

 しかし、野村監督の“敵は我に在り”と、“本日の森下悠里(DVD付きよん)”とは、いったいどういうセンスをしているのだろう。

  2008040501.JPG 

 「パパをニートにしようとしているのかも。その素質は十分ありそう」

と、春休みも終わろうとしているのに、一歩も家から出ないで、世界史と漢文に熱中しているオタク(子フグ1号)に言われたくないが(笑)、山田乗男の思惑どおり、負け組になりつつあるのか?。

 なんて、実はパパも、家でゴロゴロしているのが一番好きなんだよね。

 仕事か用事でもなきゃ、どこにも行きたくない(温泉か牧場なら行ってもいいけど)。

 今朝だって、8時からヤンキース。競馬中継を横目で見ながら、11時からはドジャースは黒田が先発。14時からは、楽天イーグルスのデイゲームがある。

 なんて幸せな一日なんでしょう。

 ちなみに、昨日の夜は、春のGⅠシリーズの決起集会と称して、週刊大衆の編集長たちと(毎年、皐月賞など、関東のGⅠの記事を担当している)、赤坂でドンチャカ。

 担当者もブログを読んでいるらしく、双葉社刊行の、伊集院静サンの“なんでもありか”を一冊携えてきてくれた。

  2008040502.JPG

 西原理恵子サンと伊集院サンの座談会には、ゲストとして武豊サンも登場。

 メンバー、濃い(笑)。

 おっと。遊んでばかりいないで、さて馬券。 

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04.05.2008