セレクトセール予習中
7月12~13日は、セレクトセール。
世界のホースマンのカレンダーに、
ジュライ・第二月曜~火曜日は、
ニッポンのセレクトセールと記される。
世界の競馬のスタンダードになった。
30年前は、キーンランド・ジュライセールが、
世界最大の1歳カタログセッションでしたね。
当時はノーザンダンサー全盛。
ノーザンダンサーの血の一滴は、
ダイヤモンド一粒。
産駒の値段は最低でも1億。
日本にも輸入されたシアトルダンサーは、
1985年、確か当時最高の(今でも?)31億円の値がついた。
キーンランド・ジュライは、
その後ノーザンダンサーがいなくなり規模は縮小。
ミスタープロスペクターの子供たちで
一時盛り返したりもしたが、
あまりにカタログ的になりすぎたのかもしれない。
結局ジュライセールは自然消滅してしまったが
(キーンランド・セプテンバー、
ノベンバーは依然活発。たぶん)、
その代わりにといってはナンですが、
日本ではサンデーサイレンス、
その後継者ディープインパクトにより、
セレクトセレクトが大爆発。
東洋のどこかですごいセリが
催されているようだが、ホントそうなの?。
売上は一頭平均4~5千万円?マジすか学園。
1億円馬が、二日合わせると
30頭以上ゴロゴロ。
オブライエンもジョン・ファーガソンも、
ドバイのモハメド殿下も口をポカン。
ま、欧州にはサドラーズウェルズ系。
米国はミスタープロスペクターや
シアトルダンサー系。
UAEはドバウィ。
それぞれの地区に俺っちの血統と誇りがあり、
ディープインパクトに対抗しうる馬を作るのみ。
それが広い意味での競馬の戦い方、
流儀でもありますが、
英オークスのディープの娘・スノーなんちゃらの、
30年――いや、50年、100年に一頭
かもしれない才能を目の当たりにし、ああ。
もっと早く、ディープの仔を買えばよかった。
欧米の人たちは深いため息をついているのかもしれない。
なんて、1歳世代のディープ産駒は10頭余。
セレクトには4頭が上場。
カタログを開き、JRA―VANの
セレクト特番のために、一週間お勉強。
セレクトの見どころ、注目馬をピックアップし、入稿終わり。
宝塚記念はクロノジェネシス、レイパパレの
一騎打ち所望。単なる競馬ファンですね(笑)。
宝塚記念で影を踏ませぬ逃げ切りⅤを決めれば、
レイパパレは、女サイレンススズカになっちゃうかも。
土曜日、東京1Rの未勝利戦には、
レディナビゲーター登場。ひぃ~~。
2着に負けたぁ~。
来年の春ごろには、クロちゃんやレイちゃんより
強くなってくれんもんか。
セレクトセール前に一度、
どうやらワクチン打てそうです。
少しほっとします。
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