声はひそめるな
皐月賞の本命はソールオリエンスだった。◎とする論旨を、何と例えたらいいのだろう。
京成杯はコーナーで膨らんだところで、一気にワープした。
リバティアイランドの末脚の違いは、この「ワープ」という言葉でとりあえず補った。
しかし、レースを見終わって、位置取りこそ異なるものの、問答無用の決め手は、あのドゥラメンテの皐月賞のよう。
中間の追い切りの動きや弾力、パドックでのグリップ力や、軽く尾っぽを振る仕草も含め、まだ子供ではあるが、よく見るとアチコチ進化しているんだなぁ。
丹下厩舎のシャザーンは6着。パドックで存在感を放っていたフリームファクシも、4コーナーすぎズルズルと後退。
好走組みも負け組みも、なんだか身体の造りなど若いなと思わせる馬が多い皐月賞だった。
爆弾物を投げ込んだ人物が、国葬には反対、閣議決定はいいのか?宗教問題も解決していないと発言したことが新聞のトップに出ていた。
意見と暴力は絶対に関係があってはいけないが、国葬は半分以上の人がノーを言った。意見は意見だ。
坂本龍一さんがなくなった。日本の音楽家ではベートーベン級の人なのに、原発は反対。再稼働の方向にもっていきたい政府関係者からは、ほとんど誰ひとりとして、追悼も残念という言葉もなかった。
日本学術会議改正が見送りでよかったなぁ(束の間かもしれないが)。
終戦後、アメリカは、テレビやマスコミは、政治のいいなりにならないよう公平性を保つため、政府が監視するのではなく、第三者の管理下に置いた。
しかし、マッカーサーが日本を去ったドサクサに紛れ、総務省の管轄にコッソリと戻した。
マスコミも学術会議のような、第三者にゆだねることが本当だと思う。
今週からnetkeibaの「まるごと必勝チャンネル」は、渋谷のスタジオでみんなそろっての撮影再開。
22日はBS11出演予定(お昼12:00~)。
撮影は先週から、揃ってスタジオからです。
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