「池江郎調教師、沈黙を破る」
ディープ騒動は、陣営が黙っていることにより、次々に憶測が生まれ、格好の週刊誌ネタになってしまった。
競馬のイメージは間違いなく低下している。
その証拠に、GⅠの売り上げは激減。
普段馬券を買わない、いわゆる俄か競馬ファンによって売り上げの増減が決まるGⅠの売り上げは、現在の競馬の置かれているポジションを如実に表している。
なんとかして、この状況を変えなければ。
そこで私も、直接ディープ陣営に会っても話してもらえないので、池江厩舎と仲のいい人を捕まえ、現況を探ってみた。
そこで聞いたのは
「禁止薬物のことなど分かってる。絶対にやっていない」
「口止めされているが、本当は話したくて苦しんでいる」。
つまりディープ陣営は、
「やましいことはしていない」
と自信をもっているということだ。
それでは、なぜそれを証明しないのかといえば、口止めされてるから。
しかし、これを守っているうちは、またあることないこと書かれるのは間違いない。
そう思っていた矢先、ついに池江郎調教師が、はっきり
「不正なんてやっていない」
と記者団の前ではっきり言い放った。
この効果もあってか、栗東では
「フランスの獣医が誤った」と
「陰謀」
の2つの説が飛び交い、ディープ陣営にやましいところはないというのがほとんどの声のようだ。
しかし、フランスギャロはここまで
「ディープ陣営のミス」
との見解を出している。
池江調教師と金子オーナーの渡仏がまだなされていない以上、この件はまだまだ答えが出るには時間がかかりそうである。
池江調教師が口を開き始めたことで、少しずつ真相解明がなされることに期待したい。
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