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グリーンウォッチングVol・40

 納まりがいい

 昨年の夏ごろ、カタログで見たリーチマイドリームの印象は、どこか荒々しい、父ジェニュインの印象が強くて、個人的な好き嫌いを言わせてもらえば、募集馬の中では、姿形は真ん中くらいの評価だったように思う。

 クラブ募集馬は、余計な馬具を装着しない、裸馬の場合がほとんどだが、不思議なことに、育成場に入って腹帯をつけると、トモや腰が頼りないなと感じた馬でも、それなりに恰好がつく。

 身体のほぼ真ん中あたりに巻かれる腹帯で、馬体に適度にメリハリがつくような気がするが、ただし、いざ実戦のパドックでは、当然ながら本当に走る馬とそうでない馬の差が面に現れる。

 リーチマイドリームは、勝ち星を挙げた一回前のパドックあたりから、ジェニュイン産駒らしく、首が若干高めだが、腰やヨロの肉もフックラとして、全体的にバランスがよく、テレビモニターの納まりも、ずいぶんよくなった。

 10月11日は、実際に競馬場で間近で馬を眺めさせてもらったが、去年の夏のカタログでは、中団くらいに思えた馬が、このパドックではデキは最上位。

 しかも1分35秒7で東京のマイルを突破した。

 いろいろと馬が集まれば、このくらいの立ち姿になるんだなぁと、クラブの馬のレベル等について、改めて考えさせられたが(いい意味で)、さて、今年の募集馬を、もう一度見直してみますか(笑)。

 

 【追伸】

 8月以来、少し体調を崩し、9月末まで療養していたため、コラム更新が休みがちになり、ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません。

 10月より、毎日新聞所属記者として、再び現場に復帰。

 さあ、また頑張りますか。

 

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