丹下倶楽部

丹下日出夫が監修するPOG(ペーパーオーナーゲーム)最強情報サイト

facebook RSS2.0

グリーン・ウオッチング  Vol・11

 信じる者は笑われる

   信じない者も笑われる

 

 鳴尾記念は、9ヶ月もの骨折あけで、陣営もジョッキーも、正直半信半疑。

 しかも、課題のイレ込みがアタマをもたげ、9着に終わったグロリアスウィークだが、それでも差は0秒9差。

 予想をつける基準として、1200mのようなスプリント戦や、馬体がデキていないと極端に差が開くダートと違って、芝の中距離戦は、次走に繋がる「負け方」の目安は、勝ち馬から“1秒以内”が、ひとつの目安(ダートは1秒4前後まで一変の余地あり)。

 着順よりは、「上がり」の数字に注意すべきではないかと、長年考えてきたが、ただ次走の中山金杯は、空っ下手の道悪。

 まだ本調子に戻っていないこともあって、関東への長距離輸送に、まだイレ気味だったのも、7着の敗因に数えられるのかもしれない。

 しかし、今度は現地競馬に近い、前日入厩の小倉。

 開催を経るごとに時計がかかり、各馬が競輪のようにラインを作って、外へ外へと殺到する、厳冬期特有の小倉競馬になってきたが、グロリアスの新馬勝ちは小倉の千八。

 1分53秒5と、時計は遅かったものの、後のメイショウサムソンを一度は完封しているし、荒れた良馬場ならこなす。

 鞍上は、逃げ・先行有利の開幕二週は、勝ち鞍こそ中館に譲っているものの(性格的に逃げてナンボ?)、小倉で2着6回を数える、追って味のあるスボリッチ

 復活のお膳立ては、いよいよ揃った(ような気がする)。

 しかしアレですね。

 ナスノストロークまで連れて行くということは、かなり河野サンも力も入っているんでしょうが(笑)、ただ、前走の初富士賞のパドックでは、人気薄ながら、イノ一番にパドックで目についた。

 絶好調で53㌔の軽ハンデ——意外に頑張るかもしれないが、会員サンは、先着されてもヤキモチを焼かないように(笑)。

 

丹下の30頭データダウンロード

最近の『丹下の懺悔』の記事

この記事に関連する記事

丹下の30頭データダウンロード